【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

檸檬色の回想

2012-04-25 19:52:23 | 路傍の花~道草

【「輝く湖水」の菜の花】





・・・空気はビロードのように柔らかく、
すみれのようにかぐわしく、
琥珀こはくのように 黄金色 をしていた。
「まあ、何て美しい、せいせいした所でしょう。
まるで日光に酔いしれるような気がするわ」                   
【「アンの青春」 第27章】


   今日も昨日とほぼ同様の天気となりました。
  昨日に続き、今日も黄砂。白い太陽です。
  当然、晴れていますのに、どんよりとした空。

   ただ昨日と違うのは、早くもお天気下り坂との事。
  でも、この黄砂をサ~ッと洗い流してくれるのなら・・。

   雨もいいのかも。ふと、そんな事を考えてみたり。
  果たしてどうなのでしょう・・? そして又々、寒くなるのだとか。

   ところで。何をぼんやりしていたのでしょう、私って。
  つい先日、話題にしたばかりですのに、「野村紅葉(ノムラモミジ)」 が
  赤くなっている事に全く気付きませんでした。

   まさに今日、そよそよと風に揺れている姿を見て、
  まるで狐につままれているように感じたものです。








   さて、美容院からの帰り道、
  今日も、いつもの道草です。

   今日はリラ版、
  「輝く湖水」 までやって来ました。

   尤も、どこにでもある
  単なる溜池ですが、
  相も変わらず私の中では
  『アンの世界』 の湖と一緒です。

   その湖? の周りは今丁度、
  菜の花が満開ではないかと
  思ったものですから。

   案の定、土手は檸檬色に染まり、
  辺りは菜の花のかぐわしい香りで
  咽(むせ)るほど。

   おまけに花桃の濃いピンクも
  彩りを添えてくれて。

   こんな水辺は 「想像の余地」
  には事欠きませんものね。

   そうそう菜の花と言えば、檸檬色。
  こんな黄色系は、それほど好きな色という訳ではありませんが、
  「檸檬色」 という言葉は大好きです。響き、語感も素敵。

   それに檸檬は 「初恋のイメージ」 と言いますか・・
  清潔で甘酸っぱい思い出も重なりますもの。