【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

食卓に咲かせる花

2012-04-08 19:17:57 | 趣味の器(壺)~その他

【九谷焼の小皿 & 漆塗りの茶托】




【香蘭社大鉢】







食卓にはアンの秘蔵の皿が並び、
白と紫のアイリスが異国風の美しさを添えて
食卓は見事だった。                
                【「炉辺荘のアン」 第15章】


   

   

   “朝から太陽” の快晴で迎えた今日。
  起床時は今日も真冬の気温です。

   ただ日中は、それが嘘のようにぐんぐんと気温を上げました。
  従って朝と日中の気温差は相当なもの。

   今に始まった事ではありませんが、
  今年は激しいジグザグ気温となっています。








   
   


   さて、今日の写真。
  今日は日中こそ良い天気で、いかにも春爛漫という陽気でしたが、
  さすが夕方になると、ヒンヤリして来ました。

   でも、今日のように春らしい日は土物の器ではなく、
  こんな花柄の磁器もたまにはいいですね。
  見ているだけで心、浮き浮き。

   先日来からお伝えしていますように、
  今私は納戸や押入れ整理の真っ最中。

   その甲斐? もあって出るわ、出るわ・・。
  今日もその例に洩れず、完全に記憶にない物まで出現。

   その 「九谷焼」 の小皿は、ぽってりとした手触りで、
  磁器とは思えない、土の温かさを感じます。

   そう言えば、これと同じ感触・・「薩摩焼」 の小皿にも。
  こんなお皿、大好きですのに、今まで何をしていたのでしょう。

   それに 【先日】 の記事でも記しましたが、
  九谷焼は今、土のピンチですものね。大切に使わなければ・・と思います。
  九谷焼は他にワイングラスも。ただ無地なのですよね。金の縁どり。

   そして 「香蘭社」 の器。
  大好きな薔薇柄ではありませんが、相変わらずの格調の高さです。
  上品さと繊細さを併(あわ)せ持つ器は他に類を見ません。

   そうそう、しまい失っていた、
  同じ香蘭社のケーキ皿が見つかりました。嬉しくて。
  そう、ピンクの蕾の薔薇のお皿。




   ただ、やはり先日、取り敢えず・・
  と思ってしまって置いた桜柄の碗、
  今持って出て来ません。

   こんな季節物は今しか
  使えませんのに。

   こちらは、ふと見上げた黄昏の空。
  何もない空にス~ッと、
  ただ一筋の雲。刹那の空でした。