【九谷焼の小皿 & 漆塗りの茶托】
【香蘭社大鉢】
食卓にはアンの秘蔵の皿が並び、 白と紫のアイリスが異国風の美しさを添えて 食卓は見事だった。 【「炉辺荘のアン」 第15章】 |
“朝から太陽” の快晴で迎えた今日。
起床時は今日も真冬の気温です。
ただ日中は、それが嘘のようにぐんぐんと気温を上げました。
従って朝と日中の気温差は相当なもの。
今に始まった事ではありませんが、
今年は激しいジグザグ気温となっています。
さて、今日の写真。
今日は日中こそ良い天気で、いかにも春爛漫という陽気でしたが、
さすが夕方になると、ヒンヤリして来ました。
でも、今日のように春らしい日は土物の器ではなく、
こんな花柄の磁器もたまにはいいですね。
見ているだけで心、浮き浮き。
先日来からお伝えしていますように、
今私は納戸や押入れ整理の真っ最中。
その甲斐? もあって出るわ、出るわ・・。
今日もその例に洩れず、完全に記憶にない物まで出現。
その 「九谷焼」 の小皿は、ぽってりとした手触りで、
磁器とは思えない、土の温かさを感じます。
そう言えば、これと同じ感触・・「薩摩焼」 の小皿にも。
こんなお皿、大好きですのに、今まで何をしていたのでしょう。
それに 【先日】 の記事でも記しましたが、
九谷焼は今、土のピンチですものね。大切に使わなければ・・と思います。
九谷焼は他にワイングラスも。ただ無地なのですよね。金の縁どり。
そして 「香蘭社」 の器。
大好きな薔薇柄ではありませんが、相変わらずの格調の高さです。
上品さと繊細さを併(あわ)せ持つ器は他に類を見ません。
そうそう、しまい失っていた、
同じ香蘭社のケーキ皿が見つかりました。嬉しくて。
そう、ピンクの蕾の薔薇のお皿。
ただ、やはり先日、取り敢えず・・
と思ってしまって置いた桜柄の碗、
今持って出て来ません。
こんな季節物は今しか
使えませんのに。
こちらは、ふと見上げた黄昏の空。
何もない空にス~ッと、
ただ一筋の雲。刹那の空でした。