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【木の葉の織り成す紋様の下で・・】
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「月夜に眠るなんて、時間が勿体ないと いつも考えているのですけれどね・・・ でも、早く目を覚ましてお化けの森から 射し染める明方の微かな光を見る事にしましょう。 空は珊瑚色になり、 駒鳥が気取って歩き回る事でしょうよ・・・ 【「炉辺荘のアン」 第1章】 |
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残暑が続きます。今日も最高気温は33度とか。
それでも朝晩と木陰の意外な涼しさ。
その中で、サラサラという葉音を耳にしますと、
真夏にはない移ろう季節を感じます。
いつの間にか・・季節も老いつつあるのですものね。
ところで昨日は 「仲秋の名月」。
生憎、眠りながら・・の恩恵には与(あずか)れませんでしたが、
宵の口には美しいお月様を目にする事が出来ました。
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さて、今日のティータイム。
たった1本の藜(アカザ)が、鉢置き台と化していた、
テーブルを変えました。
それは伸びに伸びて、
今では大木の野村紅葉に追いつかんばかり。
我家の庭は、道路よりも高いので歩行者からは
ほとんど見えないのですが、
(意識して見ると)木と木の隙間から見えます。
幸い大きな壺を置いている場所が死角になっていますので、
いつもそちらをテーブル代わりに利用していたものです。
そこは、ちょっぴり穴蔵的要素(秘密基地?)があって、
それはそれで気に入っているのですが・・。
そうそう、そちらは椅子も壺なのです。
こんな事も、お気に入りの最大要因になっています。
そんなこんなで・・。
穴蔵? から本来の場所に戻ってみますと、
意外に風が渡り、暑さもあまり感じません。
木洩れ日と、それの織り成す紋様、虫の鳴き声もぐっと身近に。
ちょっと場所が変わっただけなのに。そんな風に楽しんでいましたら・・。
お隣のご主人が草取りを始められました。(北側、我家の方)
“エッ!? 今日はお休み・・?” やはり落ち着きません。
早々に引き揚げました。
“壺の上テーブル” の方にしておけば良かったな・・と自戒を込めて。