【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

レースの花咲くティータイム

2011-09-13 15:51:15 | ハーブと香り雑学



【木の葉の織り成す紋様の下で・・】










月夜に眠るなんて、時間が勿体ないと
いつも考えているのですけれどね・・・
でも、早く目を覚ましてお化けの森から
射し染める明方の微かな光を見る事にしましょう。
空は珊瑚色さんごいろになり、
駒鳥が気取って歩き回る事でしょうよ・・・
                  【「炉辺荘のアン」 第1章】


   






   残暑が続きます。今日も最高気温は33度とか。
  それでも朝晩と木陰の意外な涼しさ。

   その中で、サラサラという葉音を耳にしますと、
  真夏にはない移ろう季節を感じます。
  いつの間にか・・季節も老いつつあるのですものね。

   ところで昨日は 「仲秋の名月」。
  生憎、眠りながら・・の恩恵には与(あずか)れませんでしたが、
  宵の口には美しいお月様を目にする事が出来ました。















   






   さて、今日のティータイム。
  たった1本の藜(アカザ)が、鉢置き台と化していた、
  テーブルを変えました。

   それは伸びに伸びて、
  今では大木の野村紅葉に追いつかんばかり。

   我家の庭は、道路よりも高いので歩行者からは
  ほとんど見えないのですが、
  (意識して見ると)木と木の隙間から見えます。

   幸い大きな壺を置いている場所が死角になっていますので、
  いつもそちらをテーブル代わりに利用していたものです。

   そこは、ちょっぴり穴蔵的要素(秘密基地?)があって、
  それはそれで気に入っているのですが・・。

   そうそう、そちらは椅子も壺なのです。
  こんな事も、お気に入りの最大要因になっています。

   そんなこんなで・・。
  穴蔵? から本来の場所に戻ってみますと、
  意外に風が渡り、暑さもあまり感じません。

   木洩れ日と、それの織り成す紋様、虫の鳴き声もぐっと身近に。
  ちょっと場所が変わっただけなのに。そんな風に楽しんでいましたら・・。

   お隣のご主人が草取りを始められました。(北側、我家の方)
  “エッ!? 今日はお休み・・?” やはり落ち着きません。

   早々に引き揚げました。
  “壺の上テーブル” の方にしておけば良かったな・・と自戒を込めて。