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【“レース”で、ドレスアップしたランプが二つ】
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【こんなレースで変身!】
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アンは微笑し、溜息をついた。 幼いリラには長く思われる四季が、 アンにはあまりに速く過ぎて行くようになって来た。 又、ひと夏終わった。 ロンバルディ杉の年月を超越した光に照らされて。 じきに・・・やがてあまりにもすぐに・・・ 炉辺荘の子供達は最早子供ではなくなるだろう。 【「炉辺荘のアン」 第29章】 |
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1日遅れの台風一過の空となりました。それにしても素晴らしい青空。
自然とはかくも美しいものなのに、一度(ひとたび)牙をむいた時の凄まじさ。
だからと言ってむやみに恐れるのではなく、
自然に対して敬虔(けいけん)な気持ちを持ち、感謝を忘れてはならないのでしょうね。
生かされている者として。
アラッ!? 今日は、しっかり エミリー していますね。
つい一昨日、そのエミリー、
“机の前だけの哲学者になるのは何と優しい事だろう!”
~なんて言っていましたもの。
ところで昨夜の寒かったこと! それは、“涼しい” を通り越したものでした。
アン ではないけれど、夏は終わった・・のですね。それも一気に。
空気中には夏にはない、ある種の匂いを感じます。秋独特の。
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本題に移ります。
結構飽きっぽい私は、
レース編みにしても
編み始めては途中でやめたもの、多数。
(実は今編んでいる黒も、
他のものに盛んに目移りしています)
例えば、エジングレース。(写真3枚目)
長さが中途半端ですので、何かに
縫い付けるという訳にも行きません。
こんな時、参考になったのが
レース編み本の中の1枚の写真。
ドイリーが、いとも無造作に
ランプに掛けてあったのです。
こんな使い方もあったのですね。
冒頭の写真のランプは、シェードが
擦(す)り硝子の至ってシンプルな物。
布でしたら何とか 【薔薇の花】 を描く
事が出来るのですが、硝子は駄目。
(描く事は出来ますが、こすれば絵の具が取れてしまいます)
そんなこんなで・・今回のレース利用を思い付きました。
これまでお茶タイムにも1度も登場した事のなかった、ランプ。
やっと日の目を見る事が出来ました。
それにしてもカントリー、一色だった 「リンド夫人の部屋」 が、
1枚のレースのお陰で、ちょっと様変わりしたようです。