【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

美しい時間(とき)への誘(いざな)い

2011-09-23 16:46:56 | 私の手作り夢時間



【“レース”で、ドレスアップしたランプが二つ】


【こんなレースで変身!】



アンは微笑し、溜息をついた。
幼いリラには長く思われる四季が、
アンにはあまりに速く過ぎて行くようになって来た。
又、ひと夏終わった
ロンバルディ杉の年月を超越した光に照らされて。
じきに・・・やがてあまりにもすぐに・・・
炉辺荘の子供達は最早子供ではなくなるだろう。
                  【「炉辺荘のアン」 第29章】


   1日遅れの台風一過の空となりました。それにしても素晴らしい青空。
  自然とはかくも美しいものなのに、一度(ひとたび)牙をむいた時の凄まじさ。

   だからと言ってむやみに恐れるのではなく、
  自然に対して敬虔(けいけん)な気持ちを持ち、感謝を忘れてはならないのでしょうね。
  生かされている者として。

   アラッ!? 今日は、しっかり エミリー していますね。
  つい一昨日、そのエミリー、
  “机の前だけの哲学者になるのは何と優しい事だろう!”  
  ~なんて言っていましたもの。

   ところで昨夜の寒かったこと! それは、“涼しい” を通り越したものでした。
  アン ではないけれど、夏は終わった・・のですね。それも一気に。
  空気中には夏にはない、ある種の匂いを感じます。秋独特の。



   今日も前置きが長くなりました。
  本題に移ります。

   結構飽きっぽい私は、
  レース編みにしても
  編み始めては途中でやめたもの、多数。
  
   (実は今編んでいる黒も、
  他のものに盛んに目移りしています)

   例えば、エジングレース。(写真3枚目)
  長さが中途半端ですので、何かに
  縫い付けるという訳にも行きません。

   こんな時、参考になったのが
  レース編み本の中の1枚の写真。
  
   ドイリーが、いとも無造作に
  ランプに掛けてあったのです。
  こんな使い方もあったのですね。

   冒頭の写真のランプは、シェードが
  擦(す)り硝子の至ってシンプルな物。

   布でしたら何とか 【薔薇の花】 を描く
  事が出来るのですが、硝子は駄目。
  (描く事は出来ますが、こすれば絵の具が取れてしまいます)

   そんなこんなで・・今回のレース利用を思い付きました。
  これまでお茶タイムにも1度も登場した事のなかった、ランプ。
  やっと日の目を見る事が出来ました。

   それにしてもカントリー、一色だった 「リンド夫人の部屋」 が、
  1枚のレースのお陰で、ちょっと様変わりしたようです。