ビストロ レアール

石川県小松市にある「ビストロ レアール」のシェフがつづるあんなことこんなこと

掲載されました

2006年04月04日 | レ・アールについて
以前 わざわざ東京から

石川に取材されに頂いてとうとう出版されました

全国の書店に並んでいるそうです

タイトルは

やさしいくらしの店

サブタイトルは

自然派ショップ全国ガイド オーガニック、マクロビオティック、地産地消、手作り、フェアトレード、エコロジー・・278店です

この取材の時

私はちょっと配達していたので

代わりに妻がお話して

な 



なんと 

誌面には妻のイラストが・・・・・

この時

配達がなければ

私のイラストになっていたのにと思わず

たまには

妻にも譲ってあげないと悪いかなぁ

なんて私です

なんて やさしい くらしの店なんでしょう

林檎のクリスタリン

2006年04月04日 | シェフのコラム


りんご~~~~~の

花ーびら が~~~~~~

かぜ~~~~~に


ちいいたよな~~~~~~~~~~~

もぉいい あっ そ

では


私の師

ミッシェル トラマ氏のスペシャリテ

林檎のクリスタルについてお話しましょう

青林檎のソルベに林檎のチップ

青林檎のソース

これを覚えたいが為に

手紙を書いたキュイジニエがたくさんおりました

15年以上前にすでにこんなデザートがあったのですから

当時としてはかなり反響がありました

オヤジのセンスは並外れておりました

またこの林檎のチップを作るときに

種の部分を取り除こうとした私に

オヤジ:マサ種の部分はとらなくてもいいよ その方が自然だ”



写真を写す時にも形の揃ったもので統一して作らず

わざと不揃いにするところがオヤジ流 いよっ芸術肌

それに 

このクリスタルな林檎のへた

なんとフランスのファーマシー(薬屋さんで売っている)

のどの煎じ薬 サクランボの茎の乾燥させた物を使っているのです

この発想には脱帽でした

まだまだ 隠れた業があるのですが

それはさておき

私はどうも

林檎に縁があるようで

ノルマンディーは林檎の産地

オヤジのところで林檎に出会い

はじめて買ったパソコン アップルコンピュータ

いつも食べているフルーツは 

りんご

りんご

りんご

ばかり

なんで私の周りには


り ん ご 追分


フランスで初めての作品

2006年04月04日 | アート
私の得意な細工物の一つに

発泡スチロールの細工物があるのです

ノルマンディーのレストランに働く事になってから

最初の一ヶ月は給料が出せないとのことでしたが

働けるのならば仕方がないと思いました

しかし この船のお陰で最初の月からお給料が出ました

発泡スチロールはお魚の入ってくるものを使用

着色はコーヒーコンサントレといって

キャラメルリキッドのようなものでお菓子の材料です

帆も発泡スチロールで出来ていて

帆の表面にレースペーパーのレースの部分を切って

星型にしたり花型にしたりとのりで付けてあります

発泡スチロールをきるのには

料理用包丁一本

縄はしごやマストに使っている糸は

お肉をポトフやローストのお肉をしばる時に使う

タコ糸

船の周りには発泡スチロールの1センチ幅のものを一枚一枚貼り付けて

大砲の部分は鉄の棒で熱して溶かし穴を開け

大砲を埋め込みました

設計図は頭の中でイメージして適当(性格も)

長さは約1メートル80

高さは90~1メートル程でしょうか

腕を組んでいるのがムッシュ スカヴィネール

手を組んでいるのが 多分 私?

これでフランスでの船出が始まりました