


司会:最後になりました では ジュニアさんどうぞ



ジュニア:こっほん では 最後になりました
ココアの衣をまとったショコラのまわりのクーヴェルチュールが
固まるまで少し置き一度トリュフの入っているバットを前後に
動かしてまんべんなくココアを付けてあげます
そして私の場合木製のお箸を使いますが
そっとココアまみれになっているトリュフを取り出してあげるのです
それがこの写真
一粒一粒丁寧に作り上げたシェフの特製トリュフ!
一粒一粒に思い入れが
一粒一粒に愛が
これも これも これも

これも愛

あれも愛

たぶん愛

きっと愛

司会:はー 一粒一粒に愛

ジュニア:ウイ シェフの思いは遠くノルマンディーのカン市のベヌヴィルと言う
人口1800人の小さな村にある当時ミシュランガイドで一つ星
ゴーエミヨーガイドで17点のオーヴェルジュレストランで
働いている時にパティシェのティリーに味見していい?と言って
そのトリュフを一粒食べた時に感激にうちふるえながら2こ3こと
毎日たべてしまった思い出や
厨房の向かいにある仕込み場でキュイジニエ達と大量のトリュフを
ショコラまみれになって作った思い出を頭に浮かべながら

作ったトリュフです!
司会:ジュニアさんこうしてみるとシェフのこだわりというか
トリュフへの愛情がこちらにもジーンと伝わって来ますよねー
ジュニア:ウイ はじめシェフは帰国していろいろな所で働いておりましたが
このトリュフはきっと日本で作れる環境が無いであろうと
思っていたそうです しかし 自分のお店を持つことによって
これが可能になったわけで これを口に出来る私達は
なんて幸せなんでしょう

司会:本当にそうですよねー
ここまで聞くとシェフの職人肌をひしひし感じますよねー
ジュニア:いいえ

大きな声では言えませんが
ああ見えて
シェフは
ゲイ
ゲイ
ゲイジュツ肌なんですよ
司会:えっ そうなんですか?
髪が長いのでニューハーフでも気取っているのかとー

話を元に戻しまして
このトリュフを召し上がる時のポイントってありますか?
ジュニア:良くぞ聞いてくれました
このトリュフを召し上がっていただく前に
用意して頂くものがあります
一つは熱く 濃い目に入れたコーヒー
あ インスタントでもよろしいですよ
いつもよりちょっとだけ濃い目に!
そしてハンカチ
司会:えっ ハンカチィー
ジュニア:え え トリュフを食べて感激のあまりに涙する方もいらっしゃるので
司会:そ そ そうですか?ハンカチ ハンカチ ハンカチねぇー
まっ いいか そしてーどうしたらよろしいんでしょうか?
ジュニア:まずは 深呼吸して 今まで言ったことを 思い浮かべながら
司会:思い描きながらー
ジュニア:思い描きながらシェフの愛を感じながら口に運びます
そして
歯でいったん止めますそこで噛むのではなくて
歯でトリュフを挟み噛まないで
息を吸うようにその息で舌の上に運び
そして右の奥歯にするか左の奥歯にするか迷って
決まったら
そっと噛んでみるのですがここまでで5秒位はほしいです
そしてそこでは味は感じられません
なぜなら 「歯」だからです
味わうには口の中で二等分されたトリュフの一方を
舌の上にのせ舌で溶かしながら
のどの奥にある味雷まで溶け出したショコラを運んでください
そして口を閉じたまま鼻から息を抜いてください
ここまでで11秒から13秒がもっともよいでしょう
ほーら口一杯に広がる良質のクーベルチュールと
ガナッシュが相まって また 鼻を抜ける時の この香り
脳裏に焼きつくこと間違いなし
幸せだなー ぼかぁ
トリュフを食べている時が いちばん 幸ゃーせなんだ

と
カの山の 雄三さんが言ったとか言わないとか
そして
その感激を再び呼び起こすように
熱く 濃く 入れたキャフェで・・・・
想像してみてください
ほーら 食べたくなって来たでしょ
レアールではヴァレンタインデーまでの販売となります
シェフ:はーーーーー今回のは 長かったーーー よく書くよホント
自分でも甘心してしまう えっ 字がちがう
いいの 私はいつもスイートハートだから
