何考えているの

おっさん何考えているの？
おっさんは何も考えないようにしています
おっさんそれでいいと思っているの？
おっさん考え過ぎて頭真っ白になるだけです
ついでに髪の毛も白くなります
気をつけないと抜けてしまいますね
いっぱい考えたら考えることが何だかわからなくなります
やがて君もおっさんになるんだよ
かっこよいおじさんになれたらいいね
かっこ悪いおじさんには何の興味もないことだよ
何を基準にするかによって見えてくるものは変わっていくよ
変わっていくから面白いのだけどね
何も変わっているようには見えないだろうけど

ことばがわからなくて

発せられる言葉が理解できなくて
語りかける言葉に疑問だらけになる
言葉を理解できない子供だった
なんでこんなこともわからないの？と
その言葉の意味もわかってはいなかったのではないだろうか
人とのかかわりが極端に少なかったというのもあるが
たくさんの人が怪物に見えて仕方なかった
たくさんの疑問が山積みになっていった
やがてそれは壁となって立ちはだかることになる
苦しみを取り除くものなんてなかったな
苦しみは苦しみとして引き受けていくしかない
それでも堪え切れなくなったら思考を停止させるしかない
ああそれでか薬をつかって朦朧とさせるのは・・
生きていること自体気長に考えないときつい
何んともならないことの方がほとんどだから

雷

春のかみなり
朝から雨が降り続いています
海の方がかみなりで光ってます
雷鳴は遠いみたい音は聞こえるような聞こえないような
日曜日これは家でゴロゴロでしょう
かみなりのCDでも聞きながら寝ますか
本物のあの体感する地鳴りのようなものはありません
やはり録音されたものでしかありません
ライブ感は何とも例えようもなく全身で感じることなのでしょう
データ化され続けるさまざまなもの
データはすべてを把握する必要はありません
どこにあるのかを把握していればいいのです
体感することは人それぞれであるからデータ化は難しい