無洗米

その昔、我が家では無洗米を主に食べていました。とぐ手間が省けることは準備の上でも助かるものです。また、ためしてガッテンで過去に取り上げられた折にも、従来の米と差はないとされていましたので、何の疑いもなく続けていたのです。


ところが、実家などで無洗米ではない米をたまに譲り受けることもあり、手間を感じながらも何度か食べ続けていました。そして、無洗米には無い歯ごたえがあることに気がついたのが数年前。それ以降、もっぱら無洗米ではない米にシフトしてしまいました。


さらに、昨年、娘がとあるスーパーで試食した米の味が無性に気に入り、どうしてもということで、とある銘柄を家族で試食しました。これが、予想のほか大好評。特に高価なわけでもないので、もっぱらこの銘柄を購入するようになりました。購入しているスーパーでも、この銘柄の無洗米ではないものは、一番先に売り切れてしまいます。ローカルな話とはいえ、人気銘柄になってしまったようですね(笑)。


先日実家で譲り受けてきた米は、珍しく無洗米でした。当然、とがずに炊くわけですが、これが家族にはきわめて不評でありました。米がぱさぱさしている上に、古米独特の嫌なにおいがするのです。もしかして古々米かと、袋を調べてみると昨年度の生産米で、精米は今年の5月。しかも、市場価格を調べてみたら、いつも食べている米とそれほど大きくは変わりません。そんなに古くない米が、なぜ不味く炊けてしまうのかを考えてみました。






米をとぐときに落ちるのは糠である





ということは、米の表面が保護されているのかもしれない





無洗米は米そのものがむき出しだ





だから米の表面が酸化してしまったのかもしれない














そこで無洗米の正しい炊き方ではありませんが、米の表面を良くといでから炊きあげてみました。すると、、、























米にツヤが出て独特の臭みも消えました














気になったのでネットで調べてみると、同じような説が次々にヒットしました。その反対に無洗米は酸化しにくいというものもありましたが(笑)。いずれにせよ、米の質が劣化しやすいのは梅雨の時期だそうです。もし、無洗米がうまく炊けないときには、あえてといでみると良いかもしれません。


Editor CABEZÓN


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