コンクール



今日は、娘のピアノの発表会なのですが、こんな時になると思い出すことがあります。あれは、高校に通っていたときのことです。CABEZÓNは、都内のとある高校に通っていたのですが、その某T高校は一年を通して行事の多い所でした。学園祭がその中でも最たるものでしたが、丁度この時期に行われていた無伴奏合唱コンクールで CABEZÓN は指揮者をやっておりました。
当時、吹奏楽部で指揮者をやっているというだけで、それなりの期待をされたものです。全く同じ立場でもう一人、別の合唱部隊を率いている某交響楽団の友人がいました。彼らのグループはもの凄く難度の高い混声合唱曲、こちらは比較的知られていた何度はそれほど高いわけでもない曲。この両者がぶつかり合ったわけですから、端から見ていたらとても興味深かったことでしょう。CABEZÓN の率いるグループは出だしこそつまずいたものの、徐々に勢いがつき前日の公開練習ではオーディエンスから喝采を博するところまで来ました。
が、しかし!!!当日中心となるメンバーに次々不調が相次ぎ、コンクールでは入賞さえも果たすことが出来ませんでした。それに対して、対する友人のグループは地道ながらもきっちり当日まで調整を続け、2年生としてはあまり例のない優勝を果たすという快挙。人を動かしながらきちっと結果を出すことの難しさを感じさせる経験でしたね。もしかしたら、これは自分の今後の人生そのものを予感させていたのかもしれませんが・・・。
Editor CABEZÓN

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