らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

チャネリングスクール~「お兄ちゃんが欲しい」。

2014-01-27 10:24:38 | 「ラピス・ハート」
 
 

「娘がですね・・・」
「はい?」
「お兄ちゃんが欲しい、って最近言うんです」と生徒さんが言いました。
どうやら幼稚園でおにいちゃんの会話を聞いてきたようで・・・
生徒さんは・・バツ1で、お子さんが一人います。
そして仕事に生かせるチャネリングのお勉強に通われていました。
「お兄ちゃんは・・まず不可能ですものねぇ・・」
「ええ(照れ笑い)」
「それって・・・」
「はい、先生も・・そう思います?」
「うん」
「ですよね・・・・」
女性二人の会話です。
なんとなくわかります?
そう・・お兄ちゃんが出来るということは・・・彼女が再婚するとき相手の男性にお子さんがいること。
「私、まだ誰とも付き合っていないんですけど」
「これからでしょ?」
「そうですよね。きっとそうなるのでしょうね」とお話していました。
そして・・・数ヶ月後・・・
彼女はある会社に派遣で配属されました。
そして同僚さんたちとも仲良しになりました。
飲み会があって、いろんなお話になりました。
子どもがいるもの同士で話になり、みんなでまとめて遊園地に行くことになったそうです。
そしてある女性が
「Aさん(男性)も誘ってあげたら?」と言いました。
聞くと奥さんが他の男性と消えて、彼とお母さんで息子さんを育てているということを聞きました。
それならみんなで、ということで、遊園地に行きました。
総勢10名。
みんなでわいわいしながら乗り物に乗って、そして子どもたちも仲良しにしています。
娘を見ているとそのAさんの息子さんと仲良しでした。
「まさかねぇ・・」と思いながらその光景を見ていたそうです。
ランチの時も娘さんがそのAさんの息子さんと
「一緒にご飯食べる」と主張するのでAさんと一緒のテーブルになりました。
そしてそれから当然のように乗り物も何もかにも・・・娘さんとAさんの息子さんは二人ならんで乗り物に乗りました。
帰りになるぐらいには娘さんがAさんに抱っこを求めていたそうです。
帰りには疲れきって寝てしまった娘さんを抱っこしながら会社の人たちと別れ、自宅に戻りました。
娘さんがお風呂で
「おかあさん、○○君のおじちゃん好き?嫌い?」と聞いてきたのでびっくり!
子どもの方がストレートで真っ正直と思ったそうです。
会社のお昼休みのとき、遊園地に集まった人たち数人でご飯を食べて、お話しました。
その中でAさんは
「息子があんな風に女の子と接するとは思わなかったなぁ~」と言ったそうです。
そして
「お風呂で妹が欲しい、って言われてびっくりしましたよ」と照れていました。
この顔をみて「可愛い男性だなぁ・・」と彼女の心に響いたそうです。
そしてこれから数日後・・・私の所にきてこのお話をしてくれました。
そして私は
「運命に任せたら?」とお話しています。
そして派遣を更新し、そのまま彼女はその会社で働きました。
ある日、一人病気で休んだためどうしても残業になり、子どものお迎えをお母さんに頼むメールをしました。
Aさんが
「すまないね・・」と謝り、
「いえいえ、仕事ですから」と言って残業したそうです。
そして正職員の定時の退社時間と同じ時間になり・・・Aさんと二人でエレベーターに乗りました。
そして・・・・・
「お付き合いを言われました」
「あら~それは急展開」
「はい」とニッコリ。
「つまり・・・お受けしたのね?」
「はい、いい人だから付き合ってみようかと思いまして」
「それはすなおな気持ちで答えてよかったですね」
「はい。で、実はなんですけど」
「なんですか?」
「残業になるなぁ~と前の日から判っていたみたいで・・母にもしかしたら明日残業になるかもしれないから、子ども頼むね、と言っていたんです」
「あら」
「そしたら母が、それならちょうどいいわ、明日はシフトが変わったから楽に向かえにいけるし、遠慮しないで言ってね、といってたんです。なんか凄くタイミングがあっていて・・・」
「運命の歯車ね~」
「はい、これを止めたらダメだわ、と思って。Aさんがエレベーターで言いかけたとき、私背中を押したんです」
「え?」
「自分と彼の背中を」
「え~そうなんだ・・」
「はい、彼があのぉ・・と言いかけたとき、来た、と思ったのですぐに笑顔でまっすぐ彼の目を見ました。そうしたら・・彼が・・」
「付き合ってもらえますか?と?」
「はい!もうどきどきでしたけど、返事しちゃいました」
彼女は過去の経験を元に未来を恐れるのをやめました。
そして未来を見ることにしました。
そしてその彼も未来を見る決心をしたのです。
 
人生を変えるのは自分の心ですものね。