真っ白い廊下でしてね・・・ドアが並んでいまして。
両側に同じ用なドアがありましてね・・・
進んでいくと・・左側だけにドアが並んでいるようになり・・・
そのドアを正面に見えるように立っているふるらん。
なんだろう・・この部屋・・と思っていたら声が聞こえてきた。
それも間違いなく・・天の声。
気が付けばふるらんは白い服で真ん中にボタンが付いていて・・それもみんな真っ白。
ドアの白いけれど、壁も白くて・・・それが目の前に何個かあって・・
ん~思い返したら4つかな???
よくよく見ると・・ドアとか壁にぶつけた後とか少し傷とか・・
下地の白木が見えるとか・・ところどころあって・・・
天の声はふるらんに
「部屋の中に居る人をよく見るといい・・」という。
この声は・・男性っぽい・・・
でもやっぱり透明・・・
心地よい・・・
で、どのドアを開けるか・・というのが問題で・・・
4つもあったら(もっとあったかもしれないけれど・・)どれにしようか迷う。
で・・・ドアの札書きを見ることにした。
何もないのが・・3つ。
一つは・・「裏○り者の部屋」と書いてある。
お~~~~~~~~~
ちょっとひきつるけれど、迫力のある題名の部屋じゃないですか・・・
で、誰?裏○り者って・・・
せっかくこうやって教えてもらった札書きを無にしてはいけないと思った。
何もないのなら・・考えることになるので。
で、静かに開けてみた。
ドアノブが・・やけに冷たい・・・
中を見たら・・やっぱり真っ白い部屋の中で数人の人が寝そべっていたり、うつ伏せになっていたり、うつむいていたりしている・・
ふるらん
「なにこれ」と思った。
みんな白い服を着ているのだけれど、その服に口紅がたくさんついている人や、借金とかたくさん書いてある人、嘘つき・・とかその人を表す字がたくさん書いてある・・・
わかりやすい~~~~~~
で、あわてて自分の服の模様を見てみた。
「自分は後」と一言書いてある。
あ・・・そうよね、自分はいつでも最後。
回りのことをしていて・・結局自分が遅くなる。
でも回りはそんなことは知らないで
「仕事遅い」という評価・・・
ん・・・そうね~
確か・・今年は「自分を先にしなさい」指示なのよねぇ~~
そうね~
自分を裏○ったらダメね・・・
やりすぎて・・身体、ボロボロだもん。
・・・ということでその部屋にいた人の顔をしっかり覚えておいて・・・部屋を出て・・
どうやったらこの服の字が消えるかな?と思った。
ん~洗濯よね~
あ、そっか、アレをしたらいいのね
・・とひらめく。
ということを解かった瞬間、目が覚めた。
ほかの部屋も見ておけばよかった・・・・