「ふるらんさん。私、いつもお金がないのですが、前世で何かしたのでしょうか?」と聞かれるときがあります
みんながみんな同じ理由ではないのはみなさん知っていますものね?
だから・・みんな一緒ではないので誤解しないでほしいのですが・・・
彼女の場合、家庭環境の問題も大きいのでしたが、過去世を知りたがっていましたので、それを知ってもらうことにしました
ヨーロッパの風景と・・そして彼女がでてきました。
男性で、洋服屋さん。
貧しい人にも少しながらお金を寄付するような心の持ち主でした。
ある日、国王の服を選ぶ品評会がありました。
それで彼は張り切って、服を縫い、そして出品。
国王に認められ・・お抱えになることになりました。
もちろんお店の売り上げもあがり・・生活が豊かになりました。
でも、仕事は忙しくなり・・健康を失いました。
彼はベッドの上で
「お金よりも・・健康が大切で・・今度生まれた時は心が豊かであればいい」といいました。
ハイヤーセルフからのメッセージです。
「手入れるものがあると失うものがあるといつも駆け引きであるわけではない。
しかし、独占していると逆に失うこともあるということを知りなさい。
人が生きるということは・・価値を学ぶことであり、それを魂に刻むことであるから」と言われていました。
ふるらんは質問してみました。
「彼女はいつもお金がないと言われています。それはどう考えたらいいのですか?」と聞くと
「お金は労働に対する代償であり、感謝である。お金がないのは労働が足りないのか、感謝が足りないからだ」と言われました。
ふるらんは続けて
「他にもありますよね?」と聞くと
「そうだ、そのとおりだ。お金にこだわるとお金に逃げられ、そしてお金を知らないとお金に嫌われる。それと・・・」
「それと?」
「お金を使いすぎる」と。
あ・・確かにそう思う・・・
そして・・彼女に最後のメッセージが降りてきました。
「寂しさは何を求めても埋め尽くされず。しかし、たった一つだけ心を満たすものがある。それはお前自身が一番知っているはずだ」と言われて、消えました。
その瞬間、彼女から大きな声で泣き声が聞こえてきました。
彼女が目を覚まして・・ふるらんに涙で泣き腫らした真っ赤な目で言いました。
「私が間違っていたとはっきりわかりました。私は・・本当は心が満たされたかったのに、モノで満たそうとしていたのです」と言ったので
「本当にあなたの心を満たすものは・・何?」と聞いたら
「人に親切にしていた・・あの時の自分です」と言いました。
彼女はこれから人のために生きる仕事をしていくそうです。
人が笑顔になる・・そんなデザインをしていくこと。
それが彼女の今世の答え。
お金が問題でも答えでもなく・・・
本当のことって・・
「自分の魂の声」なんでしょうね