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大学教授キョトンCブログ!!
少人数の小劇場。

スウェーデンでは全くできないが、
ソウルでは、毎回の出張で1回だけ、文化的な活動に勤しむことにしている。
スウェーデンでは高額であるので手が出ないが、
韓国では3500円ほどなので、手が出る。
韓国では、ジャンプやナンタやミソなど、比較的大規模な劇場のパフォーマンスを見てきた。
たくさんの演者が登場し、いずれの場合も、文句なしに素晴らしい。
今回は、小規模にこだわってみた。
ただし、字幕がないと話にならないので、字幕のある小劇場を探した。
一昨日、行ってきた。
地下鉄4号線、恵化駅から7分。
とても良い雰囲気の町である。
マロニエ公園の先にある<マロニエ劇場>
あまりにも小さ過ぎて通り過ぎてしまった。
振り向けば、ピンクの色をしたチケット販売所が目に入った。
15:00からの開演。
平日の午後なので、えらく観客が少人数。
男は、僕一人。
あとは、韓国の方で50代4名、60代前半4名、60代後半5名。
推測です。
以上のおばちゃん軍団のうち、8名は同じグループ。
演劇の題目は、<チューニングが必要2>
このタイトルが面白そうで選んだのであるが、
小屋に行ってみると
<おじいちゃんはスーパースター>
???
タイトルが何故異なるのか分からないが、
ノンストップ80分の演劇は、とても楽しかった。
特に終盤のダンシングの早さには感心した。
もともと60人ぐらいしか座れない小さな空間。
そこに、14人。
私は前から2列目の通路側。
字幕の見やすい場所を選んだのは良いが、演者との距離が2メートル。
2度ほど<いじられたが>それも、良い思い出だ。
4人の演者とも全力だ。
男性1人。女性3人。このグループだけで、毎日午後3回好演してるようだ。
1つ残念だったのは、舞台の両袖に字幕のうち、小生に近い方の字幕が、大事な時に出ないことだ。
また出るのは出るが、2秒で消えてしまったり。。。
経営が大変だと思うが、外国人も来るのだから、字幕のチェックをしてもらいたいと思う。
ソウル訪問時には、再びマロニエ劇場に立ち寄りたい。
9月11日(金)のつぶやき
ラマダソウル鐘路ホテルは、快適そのもの。
タマダン・ホテルではない。
ラマダ・ホテル。
このホテルは、<おもてなし>が素晴らしい。
朝の時間ホテルを出る時も、お昼前後に出る時も、夕方前に一旦ホテルに戻る時も、
フロント内のスタッフ3名と、フロント前にいるボーイとドア近くにいるガールが、挨拶してくれる。
ちっと大袈裟な数なのだが、しーんとしているよりよい。
しかし、夜10時、11時に戻る頃は、<そっとしておいてくれる>
このホテルは、7日間滞在しているが、どこかの国の団体客がいる気配もない。
そのため、夜、廊下を大声で歩く客もおらず、静寂が保たれている。
何よりも、スウェーデンのホテルで大往生した送風のための大きなアナもなく、全く寒くない。
掛布団は、薄いのが1枚だが、これで十分である。
9階なので、眺望も良く、角部屋なので、隣の騒音を心配しなくてよい。
ただ、今回は、朝食をつけなかったのが、心残り。
舌がヒリヒリしているので、朝から辛いものは辛(つら)いということで、つけなかった。
経済的な理由も大きい。朝食代が1650円なので。
鐘路5街駅まで歩いて3分なのが、良い。
広蔵市場まで歩いて4分なのが、良い。
次回の出張予定はまだ立てていないが、ソウルなら、ここにするだろう。
あ、
次回は、久しぶりの<羅州>と初めての<光州>になりそうな気がする。
その流れで、<昌原>にも行きたいと思う。
あ、
ちょっと遠過ぎるかあ。
リサーチテーマは、
①認知症ケアの非薬物療法、
②ケアマネジメントの在り方、
③家族療養保護費のゆくえ
9月10日(木)のつぶやき
ユッケ。
食べたやんけ。
広蔵市場で、大量にユッケを食す。
大変な混在つで、ユッケの写真に撮るのを忘れてしまった。
日本では禁止されているユッケ。
禁止される前も、1度ぐらいしか食した経験がない。
うちの監督の好物だ。
日本では、上品な量しか出てこないが、こちらは、大量に出てくる。
生卵を割ってかき混ぜていると、下から<白いものが登場>
さては、コムジャンオのはらわたの再来かとひるんだが、<梨の千切りに近い短冊切り>であった。
生肉の甘み、梨の甘み、ごま油と塩の風味。<絶妙でR>
大量の(こちらでは標準なのであろう)ユッケを残さず、二人で食べた。
<あのー、賢助先生、昨日は美女梨です!>
私の老人長期療養保険制度研究の縁の下の力持ち、金誠圭氏 と 3次会まで。
金氏は、僕より2つ年上だが、性格も体型もスマート。
ナイスな中年である。
昨年5月から大田の社会福祉館の館長。
ソウルにある自宅から大田まで毎日KTX。
定期を見せていただいたが、1か月48万ウォン。
交通費4万8000円は全て自己負担だそうな。
年収そのものが低いので、年間60万円の出費はとても痛い。
ビール、マッコリ、焼酎の3段跳びで、心地よい酔い。
最後は、温かいそうめんで占める。
念願の<マヤクキムパプ>はお腹が膨らんで食べられなかったので<お持ち帰り>
やみつきになるのは、あのソース。
和からしをのばしたソース。
4日続けての充実した<ナイト・サイエンス!>
9月9日(水)のつぶやき
ソウル、インタビュー調査初日。
午前中1か所、午後1か所の訪問予定だったが、結果的には夕方急遽追加訪問が決まり、3か所に。
1か所目は、最後に分かったことだが、その理事長先生が、三育大学の C 先生の先輩だったことだ。
C 先生は、社会事業大の大学院を出ておられる。
理事長の K 先生も日本の大学院を出ておられるので、当然日本語がお上手だ。
さらに、ミスタージェントルマン!
2つ目の訪問が終わる16:00に車で待っておられ、3つ目の訪問先に同行していただいた。
K 先生の電話一本で、3か所目の 中央老人保護機関への訪問、インタビュー調査が決まったのでR.
この機関には、3年前にも一度来たことがあるが、その時に聞けなかったことをおうかがいする。
高齢者の虐待防止の最前線にある中央機関が、ひっそりと建つ。小さなビルの2階。全国に地方機関が存在
する。地方もこの保護機関はひっそりと建っているのであろう。
下の写真の真ん中が、中央保護機関の看板である。
2か所目は、過去訪問したことがあるソウル最大の老人療養院。
私のお決まりのリクエスト、介護職員の勤務スケジュール表(1か月分)もいただく。アポトリをしていた
だいた爽やかソーシャルワーカー先生が長期にわたり泊まり込みで参与観察、フィールドワークをされた療
養院である。駅から近く立地条件が良い。
夜は4人で集まり、1日目の打ち上げ。
<餃子鍋>とビールをおいしくいただく。
舌の痛さも忘れるほど、美味しかった。
2次会も4人で行き、マッコリと漢方酒(カシオガピ酒)をいただく。
漢方酒は、あまりお酒の感じはせず、飲みにくかったが、薬だと思って飲み干す。
そのおかげか、2日酔いはしなかった。
日本と異なり、ソウルは晴天。気温は高いが私は大丈夫。
インタビュー日和、宴会日和であった。
9月8日(火)のつぶやき
謎の物体、ウオー!

9月6日日曜日、仁川国際空港に15時過ぎに到着。
今回初めて、<アレックス>というソウル駅まで直通、8000ウォン、所要時間43分の列車に乗った。
リムジンバスのような混雑もなく揺れることもないので、2016年度のゼミ旅行では、このアレックスを使おうと思った。
それにしても850円とは安すぎる。
ストックホルムと空港を結ぶ直通列車が3700円近いのと対象的。
アレックスは、もっと高価格設定設定にしても大丈夫。20000ウォンでも皆乗るであろう。
さて、乗車中、三育大学の C 先生から電話が。
ホテルの名前、到着時間を聞かれる。
ホテルにうかがいますとのこと。
電話のやり取りからすれば、18時過ぎだろうと思っていたが。
実際にいらっしゃたのは、21時半。
謎の3時間。
本人は大学院博士課程20人に20時まで授業をしていたとおっしゃるが。
真偽のほどは不明。
もう腹ペコ。
ホテルの近くに、<広蔵市場>という有名な市場がある。
日本のテレビでも、紹介していたので、雰囲気は知っていた。
C 先生と店を探す。
私は屋台で食べたかったのだが、先生はあまり乗り気でない。
最終的に、ホルモンの店にするか、写真の店にするかで迷う。
ホルモンの店に入りましょうと言ったら、逆に写真の店にしようとおっしゃる。
<反抗期>かも知れない。
写真のブツを焼きながら、大事な案件について、確認する。
先生、申請書書いてきましたかと。
するとまだ書けていないという。
ハア!!
先生から、2国間セミナーしましょうと提案してきたのに。
もう時間切れだから、諦めましょうと逆提案する。
しぶしぶ承諾のご様子。
韓国側の申請書に合わせて、日本側の申請書を書かないといけないのに、肝心の韓国側が書けていなければ、話にならない。
我が社の事務担当にも<断念>をメールする。
写真の深海魚。
初めて見る。
なかなか全体的にしっかり焼けない。
焼いていると、中から<白糸こんにゃく>のような得体のしれないものが、にゅるっと飛び出てくる。
視覚的に<エグイ>
断念してもらおうと説得しているうちに、その魚は<コゲコゲ>に。
焦げた部分は、発がん性がありますよと伝えると、せっせと挟みで切り取るC先生。
ちっちゃくなちゃった本体をコチジャンにつけてつつんで食べる。
あまりお腹がいっぱいにならない。
私は帰りに、キムパプを一つ買った。
未経験のかわった食べ物に、いたく関心があるが、この魚との相性は良くない感じた。
C 先生に、よくこの魚食べるんですかと問うと、私も初めてですよー、と。
ならば、何故、ホルモンをけったのか?
ますますC先生にまつわる謎は深まるばかり。
今、インターネットで調べたのだが、どうも精が付く食べ物らしい。釜山では専門店が多いらしい。
<コムジャンオ!>
韓国にいらっしゃったら、是非、チャレンジを!!
9月5日(土)のつぶやき
予期せぬお仕事。
和3本で、十分苦しんでいるが、
先月末に、予期せぬ依頼。
9月8日締切で、<二国間研究セミナー>開催の補助金申請をしましょうとの申し出。
日本と韓国の2国間。
そうです。
あの三育大学の、あの c 先生からの申し出。
申請の意向があるのなら、7月ぐらいに、ゆーてほしかった。
こちらは、そんな意向は、ナッシングー!!
昨日のうちに韓国側の申請書を送ってほしいと依頼したが、なしのつぶて。
再三メールしたら、明日中に、ファイルを送るとのこと。
ほんとかなあ?
私が申請をお願いしたわけではないのに、<こんなに追い込まれるわけが分からない>
まあ、明日中に、ファイルが届かなければ、完全に間に合わない。
即、申請キャンセルだあ。
明日、夕方、ソウルに到着。
7日から3日間は、フィールドワーク。
今回は、<爽やかソーシャルワーカー>先生にご一緒するだけなので、とっても気楽でR.
面識のない S 大学の Y 先生と一緒に、3人でインタビュー調査。
女子・男子・女子の3人トリオ。
もう一つは、興味深いお仕事。
昨日夕方申し出があり、明日、日曜日にレスポンス。
だから、明日日曜日は、ラッシュ、ラッシュ。ダッシュ、ダッシュ。
フィールドに出る前に、気絶するかあ?
9月4日(金)のつぶやき
仕事は、つらいよ。
<デザイナー>は今特に社会的注目を集めているから、つらいだろうなあ。
ちょっとでも<似ている要素>があれば、<疑惑に包まれてしまう。>
今は、エンブレムだけターゲットにされているが、本の装丁デザインや世にあまたあるポスターのデザインなどは、大丈夫なのだろうか。
我々の研究は、デザインに比べると、、<ちょっと楽かもしれない。>
あるテーマで論文を書く時、まず、すべきは、先行研究のチェックである。
関連性の強い先行研究は、<引用>する。
引用は、<肯定>、<否定>、<肯定も否定もないただの関連>の3つのパターンで行われる。
先行研究の考え方や分析結果を支持する場合が、肯定。
先行研究の考え方や分析結果と異なる場合が、否定。
そのどちらでもない、関連。
研究論文は、多くの<引用>で埋まっていく。
もちろん<オリジナリティ>を浮き彫りにするためにも、先行研究をレビューし、何がどこまで分かっているかを明らかにしなければならない。
研究論文は、人の研究の紹介で多くの、あるいは少しのスペースを割く。
研究論文は、人のふんどしを紹介したうえで、<マイ・フンドシ>でどしどし進んでいく。
人のふんどしを紹介するページが多いからと言って、<酷似している!と後ろ指を指されることはない>
この点は、気楽だ。
今日も、和三本が、もっと甘みを増すように、練らなくっちゃ。
<練り>の工程が長いため、1日頑張っても1ページ分ぐらいしか進まないことも多い。
<どんな仕事も、それなりに辛いんだからあ。>
9月3日(木)のつぶやき
問い合わせ、ナッシング。
我が社の前期の成績が、8月末に、本人と保護者に郵送された。
ひょっとすると、ウェヴ上で情報開示されるように変更されたかもしれない。
で、昨日と一昨日が<成績問い合わせ日>であった。
成績問い合わせがあれば、その回答書を9月8日までに、学務課に提出することになっている。
私は6日から、ソウル。
12日に帰国。
今日、明日中にチェックして、回答書を出さなければならない。
昨日17時ぐらいまでは、落ち着かなかった。
で、結局、
成績問い合わせナッシング。
これまでも、ほとんど成績問い合わせを受けたことがない。
が、
将来もそれが続くとは限らない。
実は、今回、最も大事な福祉論2クラス分の<成績原簿>が行方不明になっていた。
私の場合、福祉論の成績は、3つの要素から判定する。
その3つの要素の数字を書き込んだ<成績原簿>がないのでR.
カギのかかる保管庫に保管しているはずの<原簿>。
過去数年分の成績原簿を何故かシュレッダーにもかけず、保管している。
過去の分は、そこにあるのだが、今年の前期の最も必要な書類がない。
研究室内で置きそうな場所をくまなく探したがなかった。
で、結局見つかったのは、
<自宅>だった。
和3本の原稿を書いている時、机の上に立てかけている資料ファイルを探していたところ、
な
ん
と
ファイルの間に<成績原簿>が挟まっているではないか!
何故自宅に持ち帰ったのか?
動機は不明である。
で、その日のうちに見つかり、翌朝には研究室の<所定の場所>に保管した。
<パターンを絶対に変えてはいけない!!>
今回のハプニングから学んだことでR。
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