salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

20年ぶりの授業

2012-01-18 11:29:12 | 本・雑誌

11月から、市が主催で行っている

「児童文学講座」に出ています。

小学生向けの物語を書く講座。

希望者が多くて、作文選考があるくらい。

懐かしい?原稿用紙、バリバリ使ってます。

大学時代からかぞえ、約20年近くぶりの講義らしい講義を受けてます。

ある児童文学作家が講師で、受講者の平均年齢は

だいたい50~55歳くらいかな~。

自分が若いほう、っていう環境、久しぶりで、なんか心地よい((笑)。

週末に、2時間の講義。

正直、前半がツライ。

なにがって・・・。

眠いのですー、ごめんなさいー。

授業がつまらないわけじゃないんですが~。

午後イチ、という時間帯もまずいのでしょう。

あと、全館暖房で、教室がポカポカすぎるのも原因でしょう。

手をつねって、睡魔と戦ってる自分が情けない・・・。

ダメな生徒、先生にバレてるだろうなあ。

後半は復活し、ばっちり聞いてます。

実践形式で原稿書いたりするので、寝てる場合じゃない。

先週から、各自が書いた短編作品をみんなで読み

意見を言い合う、という講義になりました。

レベルはまちまち、だけど

中には「これ、本になっていても不思議じゃない」という作品も。

再来週、私の作品の順番がまわってくるので、楽しみ。

 

児童文学というくくりが、今までは自分のなかで曖昧で

絵本の文章との境界線もわからず、童話とも違うのか、

どのあたりの人を対象にした作品だろうと思っていた。

要は、児童向けの長編作品、空想物語、日常をテーマにした物語、

といったところでよいみたい。

松谷みよ子さんの、『モモちゃんとアカネちゃん』シリーズとか。

童話は、だいたいが短編で、空想物語も多い。

まああんまり深く考えず、書きたいものを書こう、ということで。

 

講義のなか、先生の言葉で印象的だったのは

「とにかく、途中で投げ出さないで書き切ること」というもの。

最後まで書ききれば、読み返して、直すべきところが見える。

当たり前なようで、これってすごく大事だと思う。

特に小説のような長いものについては、まずこれに尽きる。

実際、やんなるんだよね、途中で行き詰ると。

投げ出した作品だらけの私は、耳が痛い。

 

この講座、今月いっぱいで終了です。

決まった時間に、決まった場所に集まって

講義を受ける、作品を書く、という「強制力」が

私にとってはすごく良かった。

堂々と出かけられ、書くための時間をとる「理由」にもなる。

そして、学ぶ人たちの姿勢。

大人になってからの「学び」って、本当にやりたい人が集まるから

みんな真剣、質問バンバン飛び交う。

いくつになっても、やる人はやる、やらない人はやらない。

いつまでも挑戦する人でいたい、と心から思う。

そして、講座が終わっても、「終わり」にしない。

庭づくりに続き、今年の誓い。

 


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