salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

6月産まれ決定

2008-05-31 23:57:10 | マタニティ
妊娠39週目。

何事もなく、過ぎていきます。
今の時点で何もないので、5月産まれの線はなし。

5月31日生まれもよかったんだけどね。
この日生まれの、とっても素直でいい後輩がいるので。

6月はあまりイベントらしきものがないから
子どもの誕生日があってもいいか。

今日の健診で、「子宮口、2センチ開いて、下がってきてます」
とはいわれたけれど。
「早く産みたいですか?」と聞かれ
「うーん、まあ…」
と答えると
「もし早く産みたければ、少し刺激しますけど」
と、先生。

刺激する…、だいたい想像はつく。
やめとこう。

「いえ、自然でいいです」

うん、自然でいいや、まだ予定日前なので。
それに、このおっきなお腹、ちょっと名残惜しい。
誕生日は子どもが選んでくるでしょう。

とはいえ、落ち着かない。
明日は天気がいいらしいので、歩こう。
入院中か産後、読もうと思っていた本を読み終わってしまい
何か探しに行きたいし。

先週言われた「羊水多い」というのも
今週は「そうでもない」とのこと。
消化器官系のトラブルも考えられたけど
超音波で見て、「赤ちゃんの腎臓が腫れてるとかもないから
問題ないでしょう」と。
だから無理さえしなければ、どんどん歩いてもいいそう。

ところで、今回、赤ちゃんの性別を聞いてません。
超音波のとき先生が
「ちょっとオマタ見るので、目を閉じててください」と。
うっすらと目を開けたい衝動、こらえました。
名前がね~、両方考えているんだけど、けっこう大変で。

でもあとわずかで会えるので、顔見てピンとくるかもね。




本の感想・まとめて2冊

2008-05-27 14:22:42 | 本・雑誌
出産前に、図書館から借りた本を返さねば!

と、あわてて読んだ2冊。


『間宮兄弟』(江国香織・著 小学館)

江国さんが男性を主人公にするなんて。
けれどそこは、いかにも江国さんらしい
ちょっと変わった兄弟。
身近にいたら、たぶん距離を置いてしまうだろう2人。

2人は子どもの頃からの記憶を共有し
大人になった今、お互いのことを冷静に見つめながら
それでいて、子どもの頃からの距離を律儀に守っている。
きゅうくつそうに見えるけど、打ち破ろうとしない。
殻に閉じこもっているようにも見える。

不器用で、生きづらそうにも見えるけれど
ちゃんと戻る場所がある2人は、やはり幸せなんだろう。
他人にどうこう言わせない、揺るぎなさ。

答えを出そうとしていないのに、ちゃんと答えが出ている
そんな気づきがある話。


もう一冊は、重いです。

『疾走』(重松清・著 角川書店)

謎の語り部による、少年の話。
(語り部は、最後にわかりますが)
語り部の温かなまなざしを感じながら進むストーリーは
常に救いのない、緊迫した展開。

何かを得るために、手放すもの、見放すもの、
裏切り、裏切られ、だからといって
そうまでして求めても
その先に幸せが待っているとは限らない。
そんなもの、人たちが、たくさん出てくる。

人生ってそういうものかもしれない。
そう言ってしまうと、イヤになるほど
本当に救いがないけれど
それでも「生きて」という強い思いが
誰かを突き動かす。
それもまた事実。

重松さんの小説は、どれも温かで
だけど、こういうギリギリの切迫感を感じたのは初めて。
初版はもう5年くらい前に出ていたんですね。
うかつだった。
未だに『ビタミンF』や『舞姫通信』や『きよしこ』や
『その日のまえに』などの世界ばかりにとらわれていた。

ド衝撃でした。
泣きたくなるような話だけど
「泣く資格もない」と思わされる
陳腐な涙や同情なんて寄せ付けない
力の限り、走り続ける少年の人生が語られてます。


臨月妊婦の食欲

2008-05-25 10:57:48 | マタニティ
心当たりはありまくり。
かなりマズイです。

38週に入った今週の健診、
1週間で体重1.6キロ増って…。
母子手帳に思いっきり押されました。
「食事注意」のハンコ。

おっかしいな~、いくらなんでもな~。
こんなに増えるとはね。

でもね、今週の自分の食生活を考えると
仕方ないのかなとも。
猛反省です。

月曜、ひよこの遠足の引率、お弁当食べまくり。
火曜、友達とのランチで、ひよこの食べ残しまで食べる。
水曜、最近お気に入りの、移動販売のパン屋さんで、メロンパン。
木曜、デパ地下で京都フェアに遭遇。これまた大好きな
   ジュヴァンセルのケーキを買う。
金曜、昨日買ったジュヴァンセルのお菓子を食べる。


外でごはん食べると、つい食べ過ぎちゃうし
デパ地下のフェアは、次にいつあるかわからないから
とりあえず買ってしまう。
赤ちゃんが下がってきているから胃がすっきりして
食欲増進。
ああ、なんとかならないか、臨月妊婦の食欲。

言い訳だけど、健診のとき
「羊水が多いよう」とも言われる。
「消化器系の問題ということもあるけど
何でもないことも多いです。
まあ、これまでの経過で問題なかったから
なんでもないとは思うけど」と。
うーん、ちょっと不安。

体重増加は、羊水が増えたこともあるそうです。
「それにしても体重、増えすぎですけどね」と…。
はい、スイマセン。
次の健診まで、心を入れ替えて頑張ります。


出産秒読み…のはず

2008-05-24 02:14:48 | マタニティ
しばらく更新してませんでしたが
まだ産まれていません。


先週の健診で、「子宮口も開いているし
赤ちゃんも下がってきている」とは言われてます。

行けるかな~、と心配していたひよこの春の遠足、
無事に引率できました。
「遠足、行ってもいいけど、陣痛がついてくるかも。
あまり遠くへは行かず、注意していて」
と健診で言われ、私も緊張してましたが
周りのお母さんたちのほうが、気をつかってくれて
荷物を持ってくれたり、帰りは家まで車で送ってもらったり。
ありがたかったです。

翌日は友達と子連れランチへ。
そしてその夜、ついに陣痛!?

といっても、「前駆陣痛」という
不規則で、痛みも大騒ぎするほどではない程度。
それでも、着実に出産準備が進んでいることを実感。

友達に借りた
『しあわせなお産をしよう』というDVD&本に
「出産は、自分で生み出すことではあるけれど
女性の体を通して、宇宙の力が産ませるものでもある」と。

なんかね、わかる気がします。

自分の力が及ばない、大きな流れがやってくる感じ。
太刀打ちできない、という意味だけではなく
守られているような気もする。

そういえば、前駆陣痛が来たとき、窓の外には満月。
そして予定日は、新月近く。
そういう時期って、なぜかお産が重なりやすいともいうし
医学的にも、まだまだわからないことが多い妊娠・出産。
ある意味、神秘の妊婦期間に身を置いているのだから
あたふたせず、流れに身を任せようと思ったり。

「誕生日は子ども自身が選んでくるもの」と
ひよこのとき、強く実感した。
今回もそうなんでしょう。
私としては、もう少しだけマタニティライフを楽しみたいような
落ち着かないから早く産みたいような。
まあ、時が満ち、そのときがやってくるのでしょう。


本の感想・宝物の記憶

2008-05-08 15:08:10 | 本・雑誌
日々、娘の成長を見ていると
今は「女の子」という自覚もたいしてないし
おしゃれにもまだ目覚めてないけれど
それでも「かわいいもの」とか「きれいなもの」に
子どもなりに惹かれているのがわかる。

さて、これからどんなことに憧れたり
どんな夢を見たりするんだろう。

今回読んだ本は、少女たちが主人公。


『ミーナの行進』(小川洋子・著 中央公論新社)


家の事情で、いとこのミーナの家で暮らすことになった朋子。

お金持ちのいとこが住む家では、それまで朋子が見たこともない
想像すらしたことがなかったような暮らしが待っていた。

女の子なら瞳を輝かせてしまいそうな、
楽しげでかわいいものたちがあふれる日々、
ハンサムな伯父さん、謎めいた伯母さん、やさしい人たち、
そして、病弱だけど賢くてかけがえのない友人となるミーナ。

女の子の夢がいっぱい詰まった、宝箱のようなお話。

少女たちの初恋や、大人たちのちょっとした秘密、
物語の中に、さらに物語が展開する。
大切に大切に、何重にもくるまれた記憶をひもとくような
懐かしさやあまやかさ、息苦しさ。

こんな記憶を持って大人になるのは
とても豊かなことだな、と思えます。

女の子、男の子、という区別は違和感あるかもしれないけど
やはりこの話は「女の子の特権」的、
少女時代の「宝物」といえるんじゃないかな。


子連れお助けスポット・横浜

2008-05-05 23:36:47 | ママ生活
横浜は大好きな場所で
10代の頃から食事も買い物も遊びも
どの街に行くよりも好きなのですが
子どもができてから、ちょっと行きにくい場所に。

そんな中、たしか去年だったかなあ、
山下公園の端っこにできた「ハッピーローソン」は
とてもありがたい場所です。
ローソン内には子ども用のお菓子やおもちゃ、
手持ちのおむつが足りなくなったときのための
5個パック入りのおむつなどが売られ
絵本や、ミッフィーグッズも大充実。
(ミッフィーはローソンのシンボルキャラクター?)

横浜のお土産類も置いてあるので
わざわざほかのショップに移動するのが大変なら
ここでも買えちゃう。

隣接する休憩所には
子どもが遊べるアスレチック施設やおもちゃがあり
親が子どもを見ながら休めるテーブルも。

これはホントにありがたいですよ。

子どもって、「疲れた」とか「飽きた」とか
平気でいうからね。
まあ、小学生にも満たない子にとっては
横浜って、親の好みにつき合わされてる、
たしかに、そんな場所かもしれないけどさ。

ひよこにも、アスレチックとローソンで買った
アイスクリームで、機嫌直してもらいました。

あと、充実のミッフィーグッズ、
ここでしか見たことがないものがいっぱいあって
「ネームスタンプ」(735円)を発見。
すごくかわいい! ひよこの分を購入。
自分の名前もほしかったけど
さすがに押すとこがないなー、と断念。

残念なのは、授乳スペースがないこと。
ひよこにはもう必要ないけど
2人目産まれたら必要なので…。
授乳用スカーフの貸し出しはあるそうです。
あと、調乳用のお湯も。

横浜でも、「アンパンマンこどもミュージアム」なんかは
子どもが行くことを前提にしているのでいいんだけど
たとえば、みなとみらい、元町や中華街周辺、
人出が多いわりに、ベビー休憩室や子どものトイレが少なすぎる。

みなとみらいは広い公園もあり
子ども連れて行くにはいいスポットだと思うんだけど
ひよこがもっと小さいときは、おむつ替えに一苦労。
ホテルのトイレ借りるか、ランドマークタワーまで戻るか。
おむつ足りなくて、コンビニやドラッグストアを
何軒も探しまわったことも。

子連れのお出かけは、どこ行くのも大変。
その街によって、配慮のあるなしって大きい。
横浜は来年、開港150周年で、いろんなイベントがあり
人出もますます多くなるだろうから
子連れでも安心して楽しめる場所になってほしいな。

そんなことを思った、GWの1日でした。