salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

ドーナツ食べに来たわけじゃないんだけど?

2009-05-28 01:29:55 | ママ生活
ひよこがこの春から、某音楽教室に通い始めました。

幼児科クラスのレッスンは、親子参加。
基本、年中&年長の子たちのクラスなので
先生の指示を聞くのに、まだまだ親のフォローが必要なお年頃。

さて、張り切って始めたレッスンですが
なかなか前途多難。

家ではお調子者の女王様体質(なんじゃ、そりゃ?)のひよこ。
ところが、幼稚園に行くと別人のようになることは
参観などに行って、去年から気づいていたけれど
音楽教室でも二重人格ぶり、発揮。

家では大きな声で歌っているのに
いざレッスンになると、萎縮して声が出ない。
ほかの子に気をとられ、キョロキョロ。

親子レッスンは、親も一緒に楽しめる面はあるんだけど
横でそんなひよこの様子をずっと見ていると
も・・・もどかしい・・・。

声出せ~! さっきまでの勢いは、どこ行った!

こらっ、手が違う! 右手で弾けって言ってるだろうが!!!



小うるさいママになりそうです・・・
(訂正、普段からうるさいです)

しかもレッスンの帰り道、家まで歩くのに
マック、ミスド、ケンタ、ジョナサン…、誘惑だらけ。
疲れてるし、お腹も空く時間。

案の定、毎週レッスン後は

「お腹空いた~! 食べてこうよ~」

と始まる。

「あのさあ、今日、歌うとき、全然声聞こえなかったよ」
「次は頑張るから、ドーナッツ!」
「ホントに来週は、声出す?」
「うん、うん!!」

そして昨日、レッスン前日の会話。

「ねえ、明日ミスド行こう」
「あのさ、ドーナツ食べに行くわけじゃなくて、ピアノだけど?」
「ちゃんと大きな声で歌うから!」

で、その結果

「今日も声、聞こえなかったけど!!(怒)」
「ドーナツ!!」
「ミスドに通ってるわけじゃないんだよ!(怒)」
「でも行きたい!」
「やる気ないなら、やめる?」
「ごめんなさい! ドーナツ!!」

結局、帰り道は小言いいつつ、ドーナツコールに負ける。
頑張ってないわけじゃないからね。


鼻先にドーナツつるして、やる気になってくれたら
それはそれでいいのかもしれないけど
帰り道のドーナツが目当てでも
まずは続けることが大切か…。
うーん、いいのかなあー。

別にピアニストにしたいわけじゃなく
この先はピアノじゃなくても
ギターでもドラムでも合唱でもいいんだけど
とにかく音楽や楽器が身近にある人生は悪くない。
その最初の一歩になれば。

そんな思いで始めた(始めさせた)音楽教室。

私自身、ピアノを始めた頃は
親に怒られて、泣きながら練習した記憶もある。
それが一概に悪いとは言えないけど
私はそういうふうにはならないよう
ゆったり見守るつもりでいたけれど…

イライラすんな~、見てると。

なんか、小言のネタがひとつ増えただけだったりして(笑)。


食わず嫌い返上?

2009-05-20 00:04:46 | 音楽
ワケあって、「演歌」を研究中。
『歌謡コンサート』、久しぶりに積極的に見た。

昔は、親が見ている「歌謡なんとか」とか
「懐メロ特集」的な番組が始まると、うんざり。
でも耳に入ってくると覚えていたりもして。

久しぶりの歌謡番組、
布施明さんの『シクラメンのかほり』はいいですねー。
完全に日本のスタンダードナンバー。
それに布施さん、ステキ。
ひよこが、「この人、歌うまいね」だって(笑)。
失礼でしょ!
作詞作曲は小椋桂さん、さすがです。

さらに新聞で、先日亡くなった
作曲家の三木たかしさんへの追悼文を
作詞家の荒木とよひささんが書かれていたのを読みました。
テレサ・テンに書いた作品への熱い想いや
「つまんない歌を書いちゃだめだ」という言葉。

演歌に限らず、昭和の音楽を作ってきた人たちの
思いやプライドや仕事ぶり。
歌手も含めて、作品に関わる人たちの「熱」が、高い。

個人的に思うのは
音楽は聞き手にとっては、消耗品みたいな面も多々あり
それは、特に今の時代は仕方がないでしょう。

でも作り手、歌い手がやっつけ仕事をしてはいけない、と。

いっとき楽しければいい、タイアップで一瞬売れればいい、
商業的にはそれもありでしょう。
でも…。

もっともっともっと、高みを目指せる人たちがいると思うんだけど。
情熱や予算、バックアップが足りない現実もあると思う。
「作品」という意識が薄い「商品」が多く、さみしい。
全部が全部ではないけど、そういうのほど目立つのかなあ。

CD売れないのは、ほかに曲を手に入れる方法があるという
それだけでないような。


ところで、なんで演歌研究中かといえば
曲を作っている知り合いから
「演歌、書かなきゃならなくなって、歌詞お願いできます?」と。
最近、まともに歌詞書いてないし
〆切が急ぎではなかったので
「演歌初めてだけど、北国体験とかないけど、いいですか?」と
念押しした上で、書かせてもらうことになりました。

最初は、あえていろいろな作品は聞かずトライ。

私の乏しいイメージ、雪、北国、荒波、旅路、酒などは
とりあえずは排除。
北国で暮らしたこともなく、荒々しい姿の日本海もまともに
目にしたことがない私が、背伸びしてもムリ。

で、実はもう9割方書けているんだけど
もっと良くなりそうな気がして、寝かしてます。
そのタイミングで、演歌研究。

情緒的でウェットな感じが苦手だったけれど
年のせいか、たんなる食わず嫌いだったのか
改めて聞けば、悪くない。

演歌って思うから先入観にとらわれるけれど
演歌もポップスも、人の想いや物語を描いていることに
変わりはない。

「演歌なんて聴かないし、書けない」と
決めつけるのはもったいない。
高みを目指す心意気で、仕上げます。



このドラマにまんまとハマる

2009-05-15 00:34:51 | 出来事
アメリカのテレビドラマにはまってます。

『LOST』です。

毎週2本ずつレンタルしてきて、シーズン4に突入。

無人島に墜落した飛行機の乗客たちが
すったもんだを重ね、力尽きる者、生き延びる者、
恋が生まれたり、絆が生まれたり、仲間割れしたり
謎の集団が現れたり、オカルトっぽい現象が起こったり
「なんじゃそりゃ」とか「世界、狭すぎるだろう」とか
突っ込みたくなる点もあるけど
総合的に言えば、おもしろいです。
サバイバル的な内容だけじゃなくて
登場人物の描き方に厚みがあり、感情移入できる。

で、深夜、スナック菓子を片手に見るわけです。
これまたアメリカ~ンな感じで。
ここはやはりカルビーよりも、マウイチップスで。

アメリカって、テレビドラマがおもしろいから
手元にお菓子並べて見続けて
ブクブク太ってしまう人続出で、問題になってるとか
前に読んだことがある。

は~、わかる気がするね。
危ない、危ない。

『LOST』のDVDレンタルは
現在、シーズン4の途中までしか出ていないみたいだけど
はたしてこの話、あとどれくらい続くのだろう??

早くも、「この話が終わってしまったら、どうしよう???」
「終わらなきゃ困るけど、終わってほしくないような」
そんな気がしている私って
ハマってるというか、“依存症”だよね。

たぶん、またほかのアメリカのドラマに手が伸びそう。
お菓子とともに。
この依存症も、なんとかしなきゃとは思うけど。


プロのお仕事

2009-05-08 16:09:39 | 出来事
ゴールデンウイークに、夫の故郷へ。

夫の弟が料理人なんですが、このたびお店を開くことになり
オープン前にその様子を見に行ってきました。

15年近く、イタリアとその周辺国で修行して、働いてきた人。
一時帰国のときなど、時々会ってはいたけれど
すっかり「プロの顔」でした。

厨房には初めて間近に見る大きな鍋、
何かわからない(笑)ペーストの入ったビンやオイル。
業務用の大きな冷蔵庫。
なんか楽しい~、けど何かよくわからん~。

並ぶ小瓶、「これなに?」と聞くと
オイルやビネガーについて、語ってくれるが
私、それほどイタリアンに詳しくないので
「へえー」「ふーーん」としか言えないのが悲しい。
「ここまでくると、ちょっとマニアな世界」とのこと。
彼ら料理人が、何年もかかって得ている知識や味、
すぐに理解できるわけもない。

お店で使うオイルや調味料、パスタは
どれもイタリアの普通の家庭で使うものより
ちょっと高級なレストランで使うものだそうです。

初めて「栗のはちみつ」をなめさせてもらってびっくり。
甘さの次に、チョコレートみたいなホロ苦感。

お料理も、2日間、いろいろ作ってもらっちゃった。
パスタは太めで、もちもち感の強いもので
ひよこのリクエストに応え、「たらこスパゲッティー」と
翌日は魚介のトマトソースのを作ってくれました。

そのほか、マリネもチキンサラダも鯛の蒸したものに
トマトソースをかけたのも、パンもデザートも
どれもこれもおいしかった。
じゃがいも料理も、手がこんでいるわけじゃないのに
すごくおいしい。
オープン前なので、貸切状態でみんなでご馳走になりました。

昼間、みんなが遊んでいる時間から
掃除や下ごしらえで、お店に入っていたり
これからオープンで、接客やアルバイトさんとのやりとり
資金繰りなど、楽しみなことばかりではないけれど
本人曰く
「仕事だけど…、いや、ほとんど趣味だね」

そうなんだろうなあ。
その感覚は、わかる気がするなあ。
とても幸せなことですね。

それにしても、プロは仕事が早い。
後片付けも、あっという間!

子ども2人連れて、おしゃれなお店にはあまり行けないので
思いがけず、ぜいたいくな思いをさせてもらいました。
夫が口にした言葉、
「よく味わっとけよ。帰ったらまたファミレスだぞ」
はい、そうですねー。
近かったら通うんだけどなー。

ちなみに場所は、松本です。



横浜歩き

2009-05-01 13:29:25 | 出来事
横浜の開国博、Y150が始まった!

横浜ではどこにいても、わりと話題になっていて
盛り上がりも見られますが
ほかの地域ではどうなんだろう? 知られてるのかな。
フランスから、アートスペクタクル劇団「ラ・マシン」の
“クモ”も来てますよ~。
(あの容貌は、どうなんだろう…)
ゆずがテーマソングも歌ってますよ~。
9月までやってまーす!

東京育ちだけど、昔から「ハマっ子」に憧れます。
“似非ハマっ子”を名乗り
遊びも買い物も、横浜がなんかしっくりくる。
横浜の風、坂道、港、そこにいるだけで落ち着くのです。
前世は横浜に寄港した船乗りか、
外国人居留地に出入りする商人か、
それとも、赤い靴はいてた女の子か…。

横浜という街、私にとっては癒しとパワーの街だけど
家族で行くときは、けっこう気をつかう場所でもあり。
そこがね、弱点でもあるかなー。

みなとみらい、中華街とかは家族向きだけど
元町とか山手とかは、子どもが不機嫌になる可能性も。
港で風に吹かれセンチメンタルに浸り、
外人墓地や異人館で古の時間に思いを馳せる、
そんな子どもは、なかなかいません(笑)。
乳児がいると、オムツ替えや授乳にも困ります。

あ、でも最近は元町に、授乳とオムツ替えができる
「移動バス」が登場したとか。
山下公園脇の、「ハッピーローソン」も
子どもが遊べるスペース、座れるテーブルがあり
子連れ横浜歩きのときは、チェックしておくといいですよ。

写真は、外人墓地の目の前にあるお店
「The Best Cheesecakes」のチーズケーキアラモード。
甘さを抑えたワッフルと、たっぷり生クリーム、
濃厚なチーズケーキ!!
人気のワッフルと、名物チーズケーキが一緒に味わえますよ~。

このお店に行く際、元町方面から行ってしまったら
途中、長い階段でベビーカー苦戦しました。
これもまた、坂の街、横浜ならでは…です。