salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

お金は大事だよ~

2009-03-31 00:16:03 | 出来事
お金に関する事柄が、昔から苦手です。
そういえば、「よーく考えよ~ お金は大事だよ~」
というコマーシャルがありましたね。

株や資産運用、ちょっと前に話題になったFXとか
そんなものに手を出せるわけもなく
夫がエクセルで作った家計簿に
とりあえずかかったものを、地道に入力してるだけ。

まあそれをやるだけでも、ずいぶん違う。
生きていくのに、月にどれくらお金が必要か、把握できる。

けど保険や年金、そんなことにも疎い。

先日、友達が家計や生命保険の見直しで
フィナンシャルプランナーに相談に乗ってもらったという。

友「でもさあ、話を聞いてるうちにボーっとしてきちゃって
  なんの話だかよくわかんなくなって」
私「うんうん、私もお金に関してはもう全然だめ」
友「なんか疲れた。それで帰りにスーパー寄ったら
 あれこれ買っちゃって、こんなに買っていいのかなあーと
 そこでまた落ち込んで」
私「はあ~、ホントお金のことってテンション下がるよねー」


……テンション下げてる場合じゃない。

「お金のこと、わかんないですー」でも何とかなったのは
せいぜい学生時代までじゃないでしょうか。

どんな仕事するのだって、コスト感覚は必要。
主婦だって、コスト感覚あるとないとじゃ
買い物、光熱費、プロバイダー選びまで、全然違ってくる。

「主婦雑誌とかでよくあるけどさー
あんまり節約節約ってなるの、やだしー」とか
昔、口をすべらせた気もするけど
当時のあたしは月々、どれくらい自分が使っているか
把握してないアホ主婦だった。

家族や自分の身は、自分で守らなければならない。
人としての尊厳を保てる生活の保障は
一応うたわれているけど、アテにならない状況。

なんでこんなふうに思うようになったかというと
やはり子どもを持ったことも大きいと思うけど
「年金」絡みでも、問題が多いでしょ。

まだもらう年ではないし、納めることに関しても
うしろ暗い点はまったくないので
自分ではちゃんとしているつもりでした。

夫には去年のうちに、年金特別便が来ていたけど
私には来ないな~、まあそのうち来るでしょう。
社会保険庁、仕事遅いし。
なんか今、混乱してて大変みたいだし。

くらいに思ってました。

ところが、数日前の新聞の折込ちらし。

「年金特別便が来ていない方は、至急ご連絡ください」

えっ?? ハイ、ハイ、私 届いてませんよ~。


というわけで、「ねんきん定期便専用ダイヤル」なるものに連絡。
予想通り、「ただいま電話が大変混み合っております」の
アナウンスもじっと耐えて待つこと5分。
案外早くつながった。

年金基礎番号と、名前、生年月日、住所、電話番号を伝える。

「住所が途中から違います」
「え? もしかしたら、○○○(以前の住所)ですか??」
「そうですね」

なんと、前の住所からの変更が済んでませんでしたー。

原因は誰が悪い、というわけでもなく、まあ諸事情で。

「そういう方が、けっこう多くいらっしゃる」そうです。

この4月からは「ねんきん定期便」というのが
お誕生月に、全員に届くことになるから
それが届かないと、「おかしい!」とわかるけど
記録の訂正は時間がかかるので、先に気づいてよかった。

専用ダイアルの対応は、想像よりちゃんとしてました。


本の感想・眠れぬ夜に

2009-03-30 00:52:11 | 本・雑誌
いまさら言うまでもなく
小説を読む楽しみのひとつは
自分が知らない世界や、経験したことない世界に触れ
「ああ、こういうこともあるのかぁ」と
衝撃を受けたり、混乱したり、うらやんだり、憧れたりすること。

思い込みを覆されたり、良くも悪くもぶち壊されたり。
あるいは、現実逃避。


昨日読み終えた本も、緩やかに混乱させてくれました。

『オテル モル』(栗田有起・著 集英社)


オテルとは、ホテルのこと。

このホテル、立地や施設の設定からして
現実にはあり得ない。

けど読み進めるうちに
そう考えてしまう自分が、つまんなく思えてくる。

まあ、こういうホテルもあるかもしれない…。

うん、あるよ。

それは、ある特定の人しか泊まることのできないホテル。
あんまりバラしてしまうと、読む楽しみを奪いますので
ちょこっとだけ。
「睡眠」と関係があります。

最近はあまりないけど
嫌なことや緊張すること、気になることがあると
全然寝つけなくて、眠れないまま明け方になってしまうことが
わりとありました。

少しでも眠らなくちゃ、と思っても
全然眠れないあのつらさ、あせり、悔しさ…。

そんな苦しみを持つ人のためのホテル。

ああ、バラしてしまった。

そこで働くことになった女の子と、その家族のこと。

たぶんこの子、知らずに出会ったら
一見、どこにでもいる普通の子だと思う。
でも、彼女なりに抱えているものがあって。

もしかしたら、誰かのせいにして
ひねくれることもできるような状況。
でも決してそうならず、真面目に働くことを選んだ。

まるでホテルに呼ばれた、選ばれた人のように。

悩める人を幸せにして、自分も救われる。

眠りと夢の守衛さんみたい。

きっと、こういうのを天職というのでしょう。

映像化したらキレイだろうな。
そんな想像も楽しく、音楽までも聞こえてくるような。

本の装画もよいですよ。

眠れぬ夜の枕元にどうぞ。


春だ、ライブだ、心開放!

2009-03-26 11:22:27 | 音楽
リスペクトするアーティストのライブ、
約1年ぶりの参戦。

ライブでも映画でもそうだけど、
ギリギリに会場に飛び込むのは苦手。
時間が許す限り早めに行って
気持ちをこれから始まるライブに向けて高めたいのです。

ギリギリに飛び込むと、会場に辿り着くまでの焦りや
直前まで心縛られていたあれやこれや
日常の面倒くさいことに引きずられ、心乱れたまま
大切な時間が始まってしまう。

気持ちの切り替えが下手なので
集中できなくて、気づいたらライブ終盤みたくなってしまう。

というわけで、すごい早めに到着して腹ごしらえ。
これも大切(笑)。
この日はミルフィーユ。

ドキドキとワクワクとで胸がいっぱいになる
そんな時間をしっかり楽しめました。

今回のライブはアグレッシブで、それでいて穏やかで
ステージと客席がエネルギー交換するような
心が開放されていく感じ。
終演後、温かな想いに背中を押されるようにして
会場をあとにできる、いい時間を過ごせて大満足。

席もよかったんだけど
にも関わらず、前方に背の高い男の人がいて
見えねえよー、座ってろ! 
あ、いえ、お願い、座っていてと
心の中で毒づき、懇願することしばしば…。
ま、それもライブだからこそってことで。

今の私にとって、ライブ自体が非日常。
毎日抑圧している気持ちやイライラなんかから
解き放たれて、心がやわらかくなっていく。

以前は音楽にもっともっと関わりたい気持ちが強すぎて
好きなアーティストのライブを見ても
この人から学んで自分の力にしようとか
モチベーション高めるためにライブ行くとか
そんな期待や打算もけっこうあった。

それはそれで良かったと思うんだ。

でも今は、ちょっと違う。
会場に漂う空気、それはすごく上質なものだと気づいた。
だって、好きな人を見に来ている人たちと
彼ら彼女らにたくさん想いを伝えようよするアーティストと
両者が織り成す空気だよ。
それは愛情ややさしさに満ちていて心地よい。

もっと心委ねる。
もっと心を開く。
そんな楽しみ方を、思い出した。

今回のライブについて、いろんなファンの声を聞くと
「ツアーに新譜が間に合わなくて、がっかり」とか
「サプライズがなさすぎ」とか
「ファンは(アーティストを)甘やかしすぎ」とか
厳しい声もあって、それはそれでわかるんだけど
生で歌と演奏を聞ける、それだけでも
お金を出して時間を割いていく価値はあると思う。

もちろん、ライブの質の高さが求められることは
言うまでもないけど。

私自身は、固まっていた心をほぐしてもらえる
そんな時間を過ごすことができて、感謝です。



おめでとうの日

2009-03-13 01:37:28 | ママ生活
食べかけで失礼します…(笑)。

ひよこの4歳のバースデイ。

本人のリクエストで、CLOVERのいちごショート。

大人の目からすると「季節限定 桜のケーキ」のほうに
心惹かれたんだけど
誕生日の人の意見優先ということで。


4歳って、48ヶ月なんだね。

先日、ぴよぴよも一緒にクリーニング屋さんに行き
おばさんに「赤ちゃん、もう何ヶ月だっけ?」と聞かれ
「9ヶ月です」
という会話を聞いていたひよこ。

「ねえ、4歳は何ヶ月?」と、たずねる。

思いがけない質問でした。

4歳、というより、48ヶ月と考えるほうが
「まだたったそれだけかー」という気持ちになる。

この世に出てきて48ヶ月。

言葉も達者で、ああ言えばこう言うし
腹立つようなこましゃくれたところがあるせいか
つい、大人扱いしちゃうことも。

その反面、食べこぼしがあまりにひどかったり
着替えが遅かったり、行儀が悪かったりすると
つい、「なに赤ちゃんみたいなことしてるの!!!」
と怒ってしまうけれど
まだ48ヶ月なんだなあ。

ってことは、私もママ48ヶ月。

まだまだ未熟者です。

ひよこと同レベルで“ケンカ”もする日々ですが

共に成長したいと思います。ハイ。


なにはともあれ、おめでとうの日です。


納豆好きにはたまりません

2009-03-11 00:48:56 | 出来事
先日のブログ、納豆の自販機ですが

お店自体は、「納豆工房 せんだい屋」さんといいます。


自販機は店頭にあり、お店の中では
納豆はもちろん、かわった納豆関連商品が。
イートインコーナーもあって、納豆定食などが
食べられるみたい。

本店は山梨県で、富士山麓で育った大豆を使った納豆など
国産大豆を用いた商品が多数。

大粒、小粒、枝豆納豆、梅入り、ねぎ入り、キムチ入りなど
アレンジ納豆も充実。

この日は、持ち歩き時間の問題や
納豆食べられない人もいたので
これらの納豆は買わなかったのですが
「ドライ納豆」など、写真の関連商品を購入。

ドライ納豆は、お店で試食させてくれます。
あった商品、ほとんど全種類、食べさせてもらっちゃった。
お店の人、すすめ上手で~、つい~。

中で特に気に入った、チョコドライ納豆、黒糖そらまめ、
おつまみ納豆をチョイス。
豆腐ドーナッツは、レジ横にあって
つい「あ、これもください」とやってしまいました。

チョコ、意外や意外、合うのですよ。

チョコと納豆、自分も生き、相手も生かす、絶妙さ。
甘いのが苦手な人も、納豆がちょっと・・・という人も
これなら大丈夫なのでは?
健康的なチョコ菓子、というところかな。
ダイエット中でも、普通にチョコ食べるより、いいはず。

おつまみ納豆は、これはもう、そのまんま。
ポリポリ、カリカリ、あと引くよー。
私、お酒は飲めませんが、お酒に合うのはわかる!
からしの味もちゃんとして、納豆のぬめりも。

お店と自販機は、山梨県内と、池尻大橋店だけのよう。
なぜ池尻なんだろう???


全国発送もしてくれるので
納豆好きな人にはおすすめです!


これ、なんの自販機でしょう?

2009-03-10 00:10:09 | 出来事
先日のマッサージの帰りに、池尻大橋駅近くで見たもの。

この写真、なんの自販機でしょう?

我ながら、見にくい写真ですねー。

拡大してみてください。


ヒント、食品。

しかも、発酵食品。

苦手な人もいますね。

たいてい、2パックとか3パックで売ってますね。



もうおわかりですね。

答えは


「納豆」


でした。

続きは、また後日。

もったいぶってるわけじゃなく~
ちょっと時間ギレ。


本の感想・リアル☆アラフォー

2009-03-09 00:09:56 | 本・雑誌
最近読んだ本の中から、一冊。

『薄闇シルエット』(角田光代・著 角川書店)

主人公は、いわゆる「アラフォー」。

それも、青臭くて、未来は明るいと信じていた、
浮かれポンチなハタチ前後に、バブルを経験したと思われる世代。

どっかそれを引きずり、好きなこと(ここでは仕事)に夢中で
恋愛でゴタゴタしてる、10代の青春真っ只中みたいな女の子。

そう、女の子。みたいなのです。

女の人でも女性でも女でも女子でもない、
ましてやおばさんでもなく、女の子。

世のオジサンたちが言う「オンナノコ」ではない
正義感や理想を忘れていない、女の子。
でもどこか危なっかしくて。

野心、野望、理想、馬力、から元気、自負、
そしてときに見せる卑屈ささえも、
どれも女の子たちが持つものばかり。
それを持っていさえすれば、永遠に女の子のような。
それを手放したとき、女の子とは呼ばれなくなるのかも。
ある意味、落ち着き、ある種のあきらめ。

結婚するしないで迷走し、失い、平凡さを嫌ったり、
自分の理解を超えたものに対し悪態ついたり、
意地とプライドで、日々を複雑にしていったり。

そんな人たちが登場します。


しんとした闇に取り残されたとき、見えるもの。

つるんでいた仲間がひとりふたりと抜け
祭りの後みたいにものさみしく
気づけば夢は消え、明け方の空を見上げて途方に暮れる気持ち。

それはきっと、あなたにも私にもあの人にもある気持ち。
未婚でも既婚でもフリーでも恋人ありでも
働きマンでも主婦でも、この年代だから感じること。

何も失ったことのない人なんて、いない。

がんばろう、女の子!



エナジーチャージ!

2009-03-05 10:07:56 | 出来事
朝の通勤時間を過ぎた電車は
乗っている人の多くも時間に追われていないせいか
キリキリしていなくて、空気もやわらかい。

効率よく時間を埋め、物事をまわしていくことは
悪いことではないと思っているけれど
余裕を生むためにイライラするって、なんかヘン。
そういう日々に疲れ、自己嫌悪に陥ったり。

各駅停車で読書タイム。
せめて今日は。

やっと取った、マッサージの予約。
ずっとお世話になっているTさんのサロンへ。

電車に乗っているときから、最寄駅に降り立ったときから
気持ちがほぐれていく。
それがこのサロンの存在のスゴさ。

Tさんとは、子ども話炸裂。
お互い娘さんに振り回され、鍛えられ、学ばされ。
話しながら気持ちが整っていく。

マッサージの技量だって
ほかに行けなくなるくらいレベル高いと思うけど
Tさんのすごいところは
意見するでも、アドバイスするでもないのに
必要なものを教えてくれるところ。
Tさんの、柔らかでいて揺るぎない強さ、憧れです。

もちろん受ける側も、心を開いて素直になることが大切。
目をそらし、しがみついていても、ダメなことがある。
それができるようになってから、少しラクになりました。

体の状態から「いろんなことに注意を払い、緊張状態」と。
頭に熱がこもっているそう。
まだまだマタニティブルーも抜けてないよう。

それを言い訳にする気はないけど
自分の心と体にもう少し耳を傾けてもいいのかな。

マッサージ後、池尻大橋近くのカフェマングローブへ。
授乳中にいいわけないけど、グリーンカレー、
食べちゃえ食べちゃえ!
タイやインドのママたちだって食べてるはず(笑)。
辛さとハーブの香りがたまらない!!
こういうものを食べたくなるのは、刺激がたりないってこと??

ランチはサラダバー、ドリンクバーつき。
生野菜ばかりじゃなく、もやしと油あげのナムルや
さつまいもサラダもあり、満足感大。
ドレッシングも、シソやプラムマヨネーズとか凝ってる。
ドリンクはロータスティーやしょうが紅茶、アプリコットティー。
デザートはタピオカ入りココナツミルク。
これでランチ1000~1200円はおとく!

マッサージでエネルギーチャージし、久々ゆっくりご飯。

子供たちを実家に預けていたので、その後は即行帰宅。
本屋さんでゆっくりできず、残念。
でも面白いお店見つけたので、それについてはまた後日。