salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

「うん、わかった」と「いや」のあいだ

2009-01-30 10:52:45 | 音楽
年明け早々のある日の朝、メール受信。

「解散らしいよ」

あら…、そう?

「気配は感じてたけどね」

何気ない感じで返信。




ひよこを幼稚園に送り出し

いつもは見ないワイドショーつけたらやっていた。

「ついに解散!」

でも情報が錯綜していて、鵜呑みにはできない。

冷静に、冷静に。

あー、でも「解散」に近い感じなんだろうな。


今日になって公式発表。


20年近く好きでいた人たちが、活動休止です。

音楽に関わるパワーになっていた人たち。

「(休止の)気配は感じてた」

は、決して嘘ではなくて

言動から、そう遠くない未来、とは思っていた。

でもこの時期ではないと思っていたので

最初に聞いたときは、驚くほど動揺してしまいました。

サプライズが過ぎるんではないですか?

なんでなんでなんでなんで今???????

今さら、音楽性とか活動の方向性の違いなんて

長く聴いてきた人たちは、みんなわかってる。

どんなにソロ期間が多くなっても

再び集う場所を知っているから安心してた。



「お互いのためだよね」

っていうのは、なぐさめにならん。

そんなものわかりのいいこと、言わないぞ、今日は。

けれど、この形に落ち着いたのは

最大限、誠実な気持ちから、であることはわかる。

頭ではわかってるけど。


次の約束はしなくていいです。

これまでの時間を断ち切るようなやり方で

いなくならないでよかった。

今思うのは、それだけです。

なんてったってアイドル

2009-01-28 10:40:30 | 音楽
好きな番組のひとつ、『SONGS』(NHK水曜夜11時~)。

先週に引き続き、今週も小泉今日子さんです。

この番組、これまでも
ふだんあまりテレビで歌わない人が出て
(竹内まりあ、矢沢永吉、佐野元春、稲垣潤一などなど、敬称略)
心躍らされてきたけれど
キョンキョンだよ~、うれしいよ~。
って思うのは、私世代(いわゆるアラフォー?)だから?

(えっ、アラフォーなの、私? って自分であせる。
微妙…、でもアラサーではないな)

キョンキョンがデビューしたのは、アイドルの当たり年で
その頃ってシブガキ隊とか伊代ちゃんとかちえみちゃんとか
秀美ちゃんとか優ちゃんとか明菜ちゃんとか
すでに活躍していたたのきんや聖子ちゃんや奈保子ちゃんもいて
それはもう華やかでしたねえ。

どういう生い立ちで、好きな食べ物は何で
なんてことまで雑誌で読んで知っていて
新曲は歌謡選抜(ラジオ)とヤンソン(雑誌『明星』付録の歌本)でチェック!
みたいな日々でした。
キョンキョンのデビュー曲、今でも歌えますよ。

今のアイドルって誰なんだろう?
いるにはいるんだろうけど、格が違うなあ。
LOVEマシーン歌ってた頃のモー娘。は
おお、アイドルだ、と思ったけど。
昔より、歌やダンスは上手い子たちがたくさんいて
そういう意味では、レベルが上がっているけど
なんで小粒な感じがしてしまうんだろう。
キャラが立ってない。
「私はアイドル~」って歌える、圧倒的な人がいない。

「当時応援してもらっていた責任として、
またみんなに楽しんで、元気になってほしい」

先週の放送で、そんなことを言っていた小泉さん。

昔のことを振り返って懐かしむ、というんじゃなく
その頃の歌を聴いていると
また頑張ろうっていう気持ちになれる、そんな感じ。
華やかなアイドルたちの姿がよみがえって
それを見ていたときのウキウキ感と
年を重ねても輝いていて「キョンキョンだー!」と
違和感なく呼べる姿が、そんな気持ちにさせるのかな。

今夜も見ますよー、歌うキョンキョン。
今度いつ見られるかわかんないからね。


本の感想・尖って強がって見えるもの

2009-01-07 14:57:03 | 本・雑誌
年末に読んだ本、忘れないために感想を。

『ラジ&ピース』(糸山秋子・著 講談社)


自分が傷ついていることに気づいて
さらに傷つくことがある。

だから、傷ついていないふりをしたり
傷ついていることに気づかないふりをしたり。

それはある種の「防衛」。

大人のやり方?

そうやって折り合いをつけて生きていくこと。

それができてラクになるときも、あるにはある。

そうやっているうちに、心ってかたくなるわけで。

泣けなくなったり。

必要以上に尖ってみたり。

満ち足りてしまうことを恐れるように、孤立したり。


でも思い出したように涙が出たとき
思いがけず、その温かさを知る。
その温度が生きる力になったりもして。

そうやって生きている人たちが
たくさんいるなあ、と。
この小説から、そんなことを思いました。

自分の居場所があるって、幸せなこと。
そこから見えるものを、目をこらして見つめないと。

さみしくて弱くて強い、女性DJの物語。

本の装丁もステキです。


ドタバタ始動…今年もこうなるわけ?

2009-01-06 18:20:26 | 出来事
新年明けました。
気まぐれブログですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
写真のだるま(紙製)には、和菓子が入ってました。
目を入れたのは、ひよこです。

さて、今日から幼稚園も始まり
日常が戻ってまいりました。

夕べのうちに、ひよこの幼稚園の持ち物をそろえ
(当たり前? 小学生のようですね)
ふふっ、今年はシャキッといくわよ。

今朝も、幼稚園バスの時間に余裕を持って家を出た。

マンション下でバスを待ちながら
ひよこが手に持っていた上履き袋を
絵本袋に入れようと、ひよこの足元を見て絶句。

片方ずつ、違う靴をはいてる!!!

右がシナモンで、左がウサハナちゃんではないか!!!

なんでやねええええーーーーん!!!

あせるとなぜか、関西弁でこう叫びたくなりません?

もうバス来るよー、このまま行かせるか?

というわけにもいかず、部屋まで駆け戻る。
抱っこひもで前抱っこされ、わさわさ揺られるぴよぴよ、いい迷惑。
走りにくいよ、ブーツなんてはかなきゃよかった。
新年早々、ばったんばったん、足音うるさくてスイマセン。

片方の靴を持って駆け下り、はき直させる。

「ママ、さっき気づいてくれればよかったじゃん」

足を差し出し、そうのたまうひよこ。

ぬあにっ? そうくるか!
あんたはどこのお姫様だ!
はくとき、自分でなぜ気づかないのだ!!

偉そうな口をききつつ、鼻たらしてるから
ティッシュでふいてあげているところに、バスが到着。
片方の靴を後ろ手に、いってらっしゃーい!
はあ~。

なんかこの出だしってさ
今年もどうもスマートにはいかないような
バタバタしそうなことを暗示してる?
そんな気がする年明けです。