先日、知り合いに頼まれて書いた詞、
歌入れとミックスが終わり、手元にCDが来ました。
以前、ここでも少し触れましたが
作曲の方が、ある映画を見て衝撃を受けたことが
この作品が生まれるきっかけとなりました。
『闇の子供達』という
タイの人身売買や臓器売買をテーマにした映画。
詞を書く前に、私も見に行ってきました。
(ちょっと前なので、現在は一部の映画館でしかやっていないのですが)
人身売買も臓器売買も、話としては知っているけれど
フィクションとはいえ、映像で見せられると…。
この話は、臓器を買う側の立場も描かれています。
自分の大切な人が、臓器移植しか助かる見込みがなかったら?
売買自体はあってはならないことだけど、
じゃあ、手段を選ばない人間を非難できるか。
自分が売られること、臓器を奪われること、
それを知らずに売春宿にやってきた子供たちの心。
体の傷とともに、心がどんどんすりへっていく様子。
貧困や紛争の犠牲になる人々の話は
いろいろな映画になっていて
見るたびに衝撃を受けては、何もできない自分もいて。
クリスマスやお正月など
本来、楽しいことがたくさんある時期、
ふいに届いたCDを聞きながら、考えてしまいます。
唐突ですが
詞を書くことは、ある意味ではエゴなんですよ。
と、思う。
シンガーソングライターではないので
想いをストレートにぶつける書き方はしないし
主義主張、なんて立派なものではないけれど
それでも、どんな詞を書くにしても
どこかに自分自身が出てしまう。
おこがましくて、恥じ入ることもあります。
けれど、そんな「勝手な使命感」がエネルギーになることも。
「自分の名前を売りたいとかよりも
この現実を知らせなくては、という思いで曲を作った」
今回の詞は、映画を見て心揺さぶられた
作曲家の方の、そんな熱い思いに応えたい気持ちと
映画を通して「現実を知ること」の大切さが
伝わればいいな、という思いの作品。
この作品がどんなふうに出て行くのか
ちょっと不確定要素が多く、未定なのですが
どんな形であれ、必要な人のところに
届けばいいなと願っています。
思いを書き連ねるだけでなく
伝えるべきことを伝えられる、芯のある作品に
来年も関われたら、と思っています。
歌入れとミックスが終わり、手元にCDが来ました。
以前、ここでも少し触れましたが
作曲の方が、ある映画を見て衝撃を受けたことが
この作品が生まれるきっかけとなりました。
『闇の子供達』という
タイの人身売買や臓器売買をテーマにした映画。
詞を書く前に、私も見に行ってきました。
(ちょっと前なので、現在は一部の映画館でしかやっていないのですが)
人身売買も臓器売買も、話としては知っているけれど
フィクションとはいえ、映像で見せられると…。
この話は、臓器を買う側の立場も描かれています。
自分の大切な人が、臓器移植しか助かる見込みがなかったら?
売買自体はあってはならないことだけど、
じゃあ、手段を選ばない人間を非難できるか。
自分が売られること、臓器を奪われること、
それを知らずに売春宿にやってきた子供たちの心。
体の傷とともに、心がどんどんすりへっていく様子。
貧困や紛争の犠牲になる人々の話は
いろいろな映画になっていて
見るたびに衝撃を受けては、何もできない自分もいて。
クリスマスやお正月など
本来、楽しいことがたくさんある時期、
ふいに届いたCDを聞きながら、考えてしまいます。
唐突ですが
詞を書くことは、ある意味ではエゴなんですよ。
と、思う。
シンガーソングライターではないので
想いをストレートにぶつける書き方はしないし
主義主張、なんて立派なものではないけれど
それでも、どんな詞を書くにしても
どこかに自分自身が出てしまう。
おこがましくて、恥じ入ることもあります。
けれど、そんな「勝手な使命感」がエネルギーになることも。
「自分の名前を売りたいとかよりも
この現実を知らせなくては、という思いで曲を作った」
今回の詞は、映画を見て心揺さぶられた
作曲家の方の、そんな熱い思いに応えたい気持ちと
映画を通して「現実を知ること」の大切さが
伝わればいいな、という思いの作品。
この作品がどんなふうに出て行くのか
ちょっと不確定要素が多く、未定なのですが
どんな形であれ、必要な人のところに
届けばいいなと願っています。
思いを書き連ねるだけでなく
伝えるべきことを伝えられる、芯のある作品に
来年も関われたら、と思っています。