salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

動物園で動物より気になるあれこれ

2010-04-30 11:15:47 | 出来事
ゴールデンウイークですね。

久しぶりに、ズーラシア(よこはま動物園)に
お弁当持って行ってきました。

写真はのぞうさんは、退園ゲート横の
ハーゲンダッツで食べた
ズーラシア限定の「ぞうさんカップ」。

おでこがひとさじ欠けているのは
写真撮る前にぴよぴよが食べちゃったから。

もうひとつの限定商品「オカピサンデー」。
こちらは写真撮ろうと思ったら
ひよこがバクバク食べ、すでに耳がなく
普通のダブルコーン状態でした。


ズーラシア、入園したらいきなり
「小学生以下のお子さんの
クイズラリーを行っていま~す!」と
用紙を渡される。
「ぞうの前足のつめはいくつ?」
「オランウータンが歩くときの、前足の形は?」
などの質問が、3問。
ゴールに持っていくと折り紙やペンなど
プレゼントがもらえる、と聞き
ひよこ、俄然張り切る。

ぞうの前で「つめ、いくつ? 見えないよ!」と
ひよこと真剣にぞうの前足を見つめたり
おばさんみたいな風貌のオランウータンを観察したり。

途中、何気な~く用紙の裏を見て
うん? 
なぜ、ここにしまじろうの絵が?

なんのことはない、これって
ベネッセのマーケティング調査じゃないですか。

クイズの裏に、幼児教育に関するアンケートがあり
住所や子供の名前も書かなければならない。

しまじろうの教材、すでに受講しているので
うちの子たちのこと調べても意味ないじゃん、
しかも、個人情報をホイホイと流していいのか、
そんな気はしたんだけど、受付付近、大賑わい。
ひよこもグッズもらう気満々だし。

まだ受講してない方は
数ヶ月後からダイレクトメール攻勢。
ベネッセは強引ではないから、大丈夫だけど。

個人情報うんぬんがうるさくて
幼稚園や学校の名簿に
住所や連絡先載せないとかあるわりに
けっこう緩い部分もあるな、と。
案外無自覚だけど、自己責任で、ということか。

ともあれ、動物折り紙と三色ペンをもらいました。

ちなみにクイズは全問正解。
5月5日までやっているそうですよ。


それにしてもズーラシアは広くて疲れる。
(最近、園内バスも運行され始めたよう)

人気はゾウ、オカピ、ペンギン、テナガザル
あたりかな。
遠くで寝ていて、よく見えない動物も。
自然に近い環境を再現するため、スペースが広く
動物にとっては良いことなのでしょう。

でも、どの家族も「わあ、ほら見て!」と
テンション高めなのは大人たちのほうで
子どもたちは、大人に言われて目で追ってる
そんな感じがしなくもない(笑)。
まあ、意識的に高めにしてるんですけどね。
子どもたちが一番イキイキ飛び回っていたのは
広場にあるオカピすべり台などなど、遊具だった…。

一日遊んで、ひよこに一番楽しかったのは?
と聞いたら、オカピサンデー食べながら
「今」。

・・・・・・。

・・・こんな一日でした。


余談。
某タレントさん一家が来ていて
ごくふつうにお弁当食べてました。
TVではテンション高めで、いじられキャラの人。
けど、顔つきが完全に「お父さん」だった。
もう慣れてるんだろうけど、人目も気にせず
奥さんのほうが、周囲が気になるのか
帽子を深くかぶり、サングラスをかけていて
全然顔立ちがわからず。
有名人の奥さんも大変。

親子共々、動物よりも
気になることいっぱいでした。


本の感想・悲しみでつながる心

2010-04-13 23:27:31 | 本・雑誌
物語は結局、現実を超えない、というか
現実のほうがすごすぎて
物語を追い越してしまうようなことが
世の中にはいろいろありますね。

けれど物語には力がある。

心を動かす、信じる、立ち上がる、歩き出す、
願う、抱きしめる。

そんな力があると思うのです。

物語、とは小説に限らず、音楽や絵画や
写真や映像、そして一人一人の人生にある。


なんて、書いてみたけれど
これ、明日読み直したら恥ずかしいだろうな。
でも、本当にそう思うのですよ。


今、NHKでドラマ化されている
『八日目の蝉』
(角田光代・著 中央公論新社)を
少し前に読みました。
で、テレビも見ています。
さっきも泣きました。
全力で走る壇れいに抱っこされて
揺れている赤ちゃん見るだけで
いろんな意味で泣けてくるよ。

簡単にいえば
不倫相手の家に生まれた子どもを
さらって逃げて
世間から隠れて生きる女性の人生。
そして成人したその子の物語。

主人公の人生に関わってくる
それぞれに悲しみを抱えた女性たち。

みんな悲しみでつながっている。

主人公希和子と薫も。

血のつながりより、魂で、悲しみでつながっている。

全編を通して、祈りの気持ちが紡がれているように
感じた。
そして、読み進めながら
願ってはいけないことを願ってしまう。
そんな話です。

八日目の蝉、悲しみよりも
希望をその目にうつしてほしい。


ドラマはとてもわかりやすく作られているけれど
やはり小説を超えない、のかな。
小説のラストシーンは、悲しく、美しく、
希望を感じます。
物語の力を感じます。

ドラマの残り3回に期待。
また泣くな。


桜の先にあるものは…

2010-04-02 16:39:34 | 出来事
約束も保証もないものを形にするための3月。
消耗しきって迎えた4月。
気づけば桜。

幼稚園春休みで、家にいてもくたくたになるので
同じ疲れるなら外出たほうがいいや。
近場で桜見に行こう、と
たまプラーザに
ひよことぴよぴよ連れていく。

駅前の桜並木。
そして、満開の美しが丘公園。
きれいだねえー、と公園内をぶらぶら歩いていると
うん?
桜の向こうになにやら。
おしゃれな店が。
なんだか、たまプラっぽい。
なにあれ、なにあれ。
桜の木の下をずんずん進む。

「BARIETA」

シックでモダンな店構え。
ドーナツ屋さんでした。

小さい店だけど、イートインスペースもあり。
“公園のお花見に、ドーナツはいかがですか?” 
とボードにあるけど
芝生にシート敷いて食べる感じのドーナツではない。
オープンカフェでコーヒーと一緒に食べたい。

お昼ごはんは済ませてしまったし
お茶するには早すぎるので、テイクアウト。

人気№1の、クリームブリュレと
ひよこが勝手に
「フォンダンショコラ! フォンダンショコラ!」と
叫んで注文した、人気№2のフォンダンショコラ。
なぬっ、一番お高い!
だいたいキミは、フォンダンショコラが何か知ってるかい。
それに、ブリュレとヴァローナを買う。
ほかにも、おからドーナツやお食事系ドーナツもあり。

クリームが甘すぎなくておいしい。
ドーナツ生地は、中がふんわり。
ひよこのを一口もらったフォンダンショコラも
チョコレートが甘すぎず、上品。
ブリュレの表面のホロ苦カラメルも
ヴァローナの中に入っているなめらかチョコもおいしい!
ちょっと前に人気沸騰で、並ばないと買えなかった
某ドーナツよりも、私は好き。
子どものおやつには、ぜいたくだけどねー。

…桜よりドーナツで盛り上がる私達って。


たまプラーザは駅の建物全体がショップになって
街全体、ますます進化中。
それに、ベビーカー押しているママたちが、きれい。
なんか、ゆとりがある。
たまプラ在住の人か、周辺から遊びに来ている人か
なんとなくだけどわかる…気がする。
『VERY』にそのまま出られる人がいっぱい。


その“たまプラの人たち”っぽさ、
たとえば、ベビーカーで道を譲り合って
すれ違うときとか、ベビー休憩室とか
ランチするお店の中での様子や立ち居振る舞いとかに
「ここは私たちの街なの」という意識が見え隠れ。
時々、うん? と思わなくもないけど
それがまたおもしろい。
タイプが似ている二子玉では
そういうの、あまり感じないんだけど。
自分達が作り上げてゆく街、という意識が強いのかな。

キレイなママたちを見ると
私はVERYなママになりたいわけでないけれど
気は抜いてはいけない、と
ちょっとは思うわけです。
でも花より団子、なのです。