salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

断捨離、しよう

2010-07-15 11:27:38 | 本・雑誌
たぶんこの1年以内に引っ越すことに
なると思うんですね。

今の家に引っ越して、約5年。
家族が増えたから当然だけど
ものが猛スピードで増え続けた。

日ごろから、なんとかしなくちゃと
思いながらもなかなか捨てられない性格。

で、なにげなく手に取った本が
いま、すごく売れている

『断捨離』(やましたひでこ・著 マガジンハウス)

世にあまたある収納・片付け情報でも
劇的になにか変わったわけじゃないし
それほど期待してはいなかったんだけど
この本は、なにか違った。

意識が変わる、とでもいいましょうか。

「もう必要ないのにとっておくものには
使われないまましまい込まれる、うらめしいオーラが」

「片付かないもののために、いつまでもイライラしたり
悩んだりするのは時間がもったいない」

「来客用にいい食器をしまい込むのではなく
自分達がふだんから厳選されたものを使うべき」

「収納というのは、ある程度持ち物が絞れた段階で
やるべきこと。まずはものを減らさないと」

(本を正確にではなく、自分流に噛み砕いた表現もあり)

あ、そうか。そうだよね。うん。


対処しきれない量のものを抱え込むことは
スペース、時間、悩み損ってこと。
たしかに、いくら収納グッズ買っても
それがまた無駄になる、という経験あり。

買うときに、本当にそれが必要か
熟考することが大切、と。

そして、厳選した良いものを持つことで
自分をランクアップさせる、
ということらしい(…でよろしいでしょうか)。


片付けに対するモチベーションが
上がる気がした。

正直、素直に受け入れられない部分も。

常に「お気に入りトップ5」のものを持ち
新しいものを買ったら、入れ替えていくことで
自分がランクアップする、的な内容は
理論としてはとてもよくわかるんだけど
うーん、なんか引っかかってしまう。

ランクアップ、という言葉の問題なのか
なんとなく、「ほら、こんなステキなワタシの
こんなゆとりライフ、見て、見て、」
みたいな、表面的な雑誌のグラビア写真みたいな
イメージを持ってしまって。
これ、もう流行から外れたから、いらないわ、ポイして
新しい、ランクアップした私、みたいな感じがしてしまう。

トップ5はまあ、一応の目安ということだろうし
入れ替えるサイクルも、年単位だろうけど
日々、あっちからこっちから、ものが流れ込んで
いつもいつも仕分けしていられるほど暇でもない。

ランクアップ、というと
ウソでしょ、これ? って思うような
別世界のお部屋で、きれいなワンピース着た
ステキな奥様の写真が浮かんでしまうのね。
この人、日々子どもが持ってくる
幼稚園からのお知らせやら絵やら
折り紙やら手紙やらは
どうしてるわけ? と。


こんなこと言ってるから、片付かないんですのね…。

でもこの本を読んで、少しだけど片付けました。
リビングのテレビ台の引き出し、2つ空いた。

恥ずかしながら、とんでもないものが出てきた。
壊れたCDウォークマン二つ、前に使っていた財布、
定期入れ、今使っている財布が入っていた空き箱、
前の前に使っていた携帯電話の取説。

これを取っておいて、どうしようと思ったのだろう・・・。

あと、雑誌20冊を資源ごみ。
スクラップしていた記事も、袋2つ分処分。
洋服もいけそう。

とはいえ、まだまだ、まだまだまだまだ、
決断しなければならない箇所が多々あり。

まあ、引っ越しまでにのんびりやりましょ。


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