salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

明日はお引越し

2011-02-17 12:46:33 | 出来事

たらんたらんと準備をしていたら、明日引越しなのに

なんか、まだふつうに暮らせるくらい、ものが部屋に残ってるんですけど。

甘くみてたよ~。

もう「これは捨ててく」とか、選別している時間はない!

とりあえず持っていってしまえ~。

引越し屋さんのダンボール足りなくなって

スーパーとドラッグストアをはしご。

ベビーカーにダンボールのっけて、なにごと? っていう姿で

馴染んだこの街を歩いております。

 

ゆっくりサヨナラも言えないわ。

なんだかんだで、また来るけどね。

 

ぴよぴよは、最近ほとんどベビーカー乗らなくなったくせに

いきなり「ベビーカー乗りたい! ダンボールどけて」と騒ぎ出す。

家まであと3分くらいだけど、ダンボール持ってベビーカー押せないし

ほとほと困っていたら

たぶん、耳が少し不自由な女性が

ダンボール、持ってあげるよと、ジェスチャーで言ってくれた。

重いのに申し訳ない、と思いつつ、お言葉に甘えてしまった。

すごくありがたかった。

新しい街だけど、そういう声かけがわりとある地域。

離れがたい。

 

12年住んでいれば、それなりに知り合いや

なじみの顔もいて

友達なんかはまた約束して会えるけど

たとえば、いつも子供たちに声かけてくれる酒屋のおばちゃんや

クリーニング屋さんなんかは

もう会わなくなるだろうし

ひよこもぴよぴよも赤ちゃんのころからお世話になっていた小児科も

おそらく、もうわざわざ通わない。

ひよこが先週からアレルギーで行く機会があったので

「引っ越すんです」と伝え、今後の対処方法なんかを聞いたり

受付の事務の人が、

「大きくなっていく姿を見られるのが嬉しかった」と言ってくれて

さよならだから、と特別のキラキラシールをもらったり

なんかいちいちセンチメンタルになってしまう。

「なにかのときは、またお願いします」と言ったら

「なんにもないのがいいに決まっているけど、なにかあればいつでも」と。

そうだった、お医者さんについていえば

来る用がないに越したことはない・・・。

 

新聞代の精算のときでさえ、顔見知りの販売員さんに

「これまで長い間、ありがとうございました」と言われて

ああ、この家から出なきゃいけないんだ、と・・・。

 

ご近所さんで、すごく親しいわけではないから

わざわざ家にピンポン、と行って「引っ越すんです」と

伝えるほどではないけど

会えば何かと良くしてもらっていた人たちになかなか会えなくて

どうしようかな、このままだと素っ気ないし、なんて思っていたら

二日連続、会いたかった人たちに会えた。

しかも、これまで会ったこともなかった、夕方の帰り道で。

伝えられて良かった。

 

こうやって、新しい生活に向けて

“整っていく”んだな、と感じる。

 

さあ、引越し準備、しなくちゃね。