salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

いわゆるデパート

2007-07-31 22:13:19 | 出来事
今日で町田の東急百貨店が閉店。
「最後の日だもん、行かなくちゃね」と
ひよこを連れて閉店セールへ。

といっても、本格的な閉店セールが始まって
ここ1ヶ月くらいで、3回は行っているので
買いたいもの、ない。
おもちゃも2割引で買えたり
KPで、子ども服は秋物まで買ったし
リフレクトで、秋まで使えるカーディガンも
大お値打ち価格で買ったし。

よって今日は「見納め」的な気分。
そう思いつつ、ソックス買いだめ。
バーゲン時でも見たこともないほど、混雑してた。

町田にある「デパート」は、東急と小田急で
私はもっぱら東急派だった。
ルミネやジョルナも好きだけど
丸井やmodiも109もあるけれど
いわゆる「百貨店」は、ついに小田急だけに。
その昔、大丸の閉店のと、また違う感慨。

小学生の頃、夏休みの自由研究のために
友達と東急でやっていた
「シルクロード展」(確かそんな感じ)に行ったり
屋上階のプラネタリウムに来たり(これは残るよう)。
そういう意味では東急は、子どもにとっても
身近な存在だった。
友達のお母さんも働いてたな。
出産後は、ベビー休憩室にさんざんお世話になった。

前にテレビで見た
閉店するデパートの閉店時刻に
店員さんと受付のお姉さんたちが
閉まる店の入り口で涙ながらに
「ありがとうございました」と頭下げるの、やったかな??
そりゃ、その場にいたら泣けちゃうね。

10月には専門店として、生まれ変わるそう。
伊勢丹と三越が提携交渉とか
百貨店も、生き残るため、お客さんを呼ぶために
模索する時代で、よりよくなるのはいいこと。
デパートに限らず、新しいビルができたり
スポットがオープンするたびに
なんとなく心浮き立つけれど
一方で、馴染んだものが変わってゆく。

中心地に「百貨店」があることは
町田のひとつの誇りであったような気がするので
やはりさみしいですね。

ケーキ月間

2007-07-30 23:05:56 | 出来事
バタバタしているうちに
気づいたら、ひとつ年を重ねてました。
ハッピーバースデイ!

そんなこんなで
今月と来月はケーキ月間です。
自分の誕生日、友達の誕生日、夫の誕生日と
それを理由にケーキを食べる。
いや、そんな理由を作らなくても
好きなときに食べてますが。

子どもの頃は、ケーキは誕生日とクリスマスに
食べるものでしたねー。
あとは親が気まぐれで買ってきたとか
せいぜいそれくらい。

それがいつ頃からか
イベントでもなんでもないのに
好きなときにケーキを食べるのが
当たり前になっていた。
大学生くらいからかなあ。

今年の自分の誕生日には
前から食べてみたかった
その名も
「ハッピーバースデイ」というお店のケーキ。
電車に乗るし、しかも子連れだったので
崩れやすいケーキは買えなかったけど
小さなシューがいくつものっている
チョコのデコレーションのケーキを自分のために。
ところがひよこ(娘)に半分以上食べられてしまった。
小さなチーズケーキはふわっとやさしい口どけでグー。
また買いに行こう。

先週末は、Kちんとの合同誕生会で
たまプラーザ散策。
たまプラが誇る「デフェール」でケーキ。
「ちゅらうみ」という、ゼリーとチョコムースと
ピスタチオのムースの層になっているケーキ。
ネーミング通り、見た目も美しく
甘すぎず、すっきりおいしかった。

隣のテーブルの人たち(関係者?業界人?らしき人たち)と
オーナーパティシエの安食さんが話してた。
雑誌で見るより、さわやかでやさしそうでした。

もう一軒、たまプラの有名店
「ベルグの4月」は、イートインがなくなっていて残念。
好きなケーキ屋さんで
イートインがないところって、わりと多い。

来月もケーキ食べますが
そろそろダイエットを真面目に考えないと
ヤバイと思います。
来月の目標は、ダイエットでしょうか。
ケーキ食べながら、できるのでしょうか。

本の感想・恋は教わることから・・・?

2007-07-18 22:24:32 | 本・雑誌
仕事でも趣味でも、自分が知らないことや世界について
熱く語る人、教えてくれる人に昔から弱い。
語られるその世界にいざなわれ
すごく贅沢な時間をいただけるような、そんな気分になる。
ましてや、言葉で語らずとも、その背中で教えられると…ね。
10代女子が、先輩や先生にココロ惹かれがちなのは
そんなことも関係あるのかも?

今回読んだのは、山田詠美さんの
『風味絶佳』(文藝春秋)。

『ベッドタイムアイズ』なんかの印象が強すぎて
『ぼくは勉強ができない』とかも読んでいるはずなんだけど
「ちょっと世界が違うかなあ」という
“読まず嫌い”でいたことを、今回反省。

鳶、引越し屋、ガソリンスタンドのお兄さん、ゴミ収集車の人など
力仕事をしている男性の恋模様と
周辺の人間模様を描いた短編集。

男の人の働く姿っていうのはカッコいい。
(注・人による・笑)
それを見てグッときちゃう女の人って
多いような気がする。
特に、力仕事っていうのはね。

スーツ姿で、机でパソコンに向かっているとか
会議室でプレゼンしているとか
それはそれでいいんだけど、わかりやすすぎる。
偏見ではなく、女の人が入りにくい場所だからこそ
そこにある男の世界に魅せられるんでしょう、たぶん。
何度か目の当たりにした、引越し屋さんの手際のよさ。
SS(ガスステーションと呼ばねばいけないそうです…詳しくは本書を)
の人たちは、親切で、車のことも詳しくて(当然か)
キビキビしていて頼もしい。
個人的には、JAFの方々、好印象。

力仕事についている男の人を通して
そこに描かれる女の人たちが、またいい。
かわいいだけじゃなく、強くて痛々しくてせつなくて。
詠美さんの話は、女の子に対して愛情がある。

一番好きなのは、引越し屋さんの話。
大人がする初々しい恋の話、味わい深し。

もしかしたら中には、今問題になっているような
非正社員として働いている人も多いのかもしれないけれど
そこにあるプロ意識は、人を輝かせる。

ところで、タイトルの“風味絶佳”は
あの有名なキャラメルの箱に書いてあるそうですね。
スーパーで探したら、箱のはなかったんだけど
袋入りのがあって、ちゃんと“風味絶佳”と
書いてありました。

窓の外は記憶の中の景色

2007-07-16 01:07:39 | カフェ
マッサージ帰りにカフェ。
これは王道の自分癒し。
バタバタイライラの日々のごほうび。
あるいは現実逃避、あるいはリセット。

前から気になっていたカフェへ。
廃校を利用した、「世田谷ものづくり学校」の一環で
元々校舎だった建物に、クリエイターたちが
自分の「ものづくりスペース」を持っている。

そのひとつ「GO SLOW ゆっくりとカフェ」。

校舎の玄関に受付があり、名前を記入。
中に入り、元々教室だった
「ものづくり空間」を眺めながら奥へ進む。

引き戸をガラガラ開けて入ると
そこは、図工室みたいな教室。
中は白を生かし、オープンキッチンで
ソファなんかもある、おしゃれ空間だけど。

ギリギリランチタイムに間に合い
「アボカドと納豆丼」を頼む。
(名前は違った)
納豆ごはんにアボカドと水菜と温泉卵がのって
こんなおしゃれな納豆の食べ方、初めて(笑)。
スープとドリンク付き、800円は良心的ね。
セルフサービスで、お盆に乗っけて席まで持っていく。
給食みたい。
ボリュームもあり、お腹いっぱいに。
ランチはほかに、カレーやエスニック風の丼ものがあり。

教室なので、外の景色は校庭。
誰もいないけど、声が聞こえてきそうな気配。
記憶の中の。
あの頃は未来なんて見てなくて
その日そのとき、せいぜい明日くらいのことしか
考えてなかった気がする。
それで済んでいたんだよなあ。

そんなことを思っていたら、眠くなった。
教室で眠くなるって、小学校の頃はなかったなあ。
最強に眠かったのは、高校の古典。
大学時代に至っては、可愛げもなくなり
堂々と寝ていた。最悪だ。

教室なので、禁煙にしてほしかったなあ、と
ちょっと思ったけど
ぼんやり過ごすには、いいカフェ。
夜はライブなんかがあることも。
夜の教室…、怪談ではなく
いまや、カフェで音楽なのですよ!

カフェもよかったけれど
この「廃校再生プロジェクト」自体が
とてもステキな考え方だなあと思った。
大人顔した人たちだって
みんなお世話になった小学校。
成長した姿で戻っていくのって、なんかいいですね。

最近のお気に入り

2007-07-12 15:46:34 | 音楽
最近、音楽に関して、ちょっと懐古主義。

そんな今の気分に合うのが
NHKの音楽番組「SONGS」。

トークと企画もの中心の音楽番組も
バラエティ番組と思って見れば
その場で笑って文句もないけど
アーティストと音楽について
じっくり聴ける番組は、とても落ち着いて
リラックスして見られる。
30分じゃもったいない。
いや、ダラダラやらないのがかえって
心に響くのかもしれない。

懐古主義といっても
「昔はよかったー」
「あの頃は楽しかったー」
というわけではない。
音楽に限らず、そういうのはあまり好きじゃない。
音楽とともに、自分の当時を振り返るっていうのも
ときにはいいけれど
今はちょっとそれとは違う。

昔は流していた歌詞の意味が
急にしっくりと心に留まったり
インスピレーションをもらったり
なんだか最近、そんなことが多い。
最近の曲だって、好きな作品はあるけど
そこからは得られないものがある。
なんでだろう? 
自分自身のなかで熟成されてきたものが
メロディーや歌詞に反応するのかな。

そうそう、やっぱりユーミンはいいなあ。
SONGSにも出てほしいな。

時代に逆行しているような・・・

2007-07-05 01:21:07 | 出来事
近所のスーパーがリニューアルオープン。
前は「はい、並べてます」って感じだった野菜や果物が
「ディスプレイ」されるようになった。
各レーンも見やすくなった。

そして、変わったことのひとつ。

「レジ袋、無料化」

「有料化」ではなく、無料化されました。

以前は、1枚1円で、レジではいつも
「袋どうします?」と聞かれていたのが
何も言われず、袋をくれたので「あれれ??」。

たとえ1円でも、有料になると意識が変わり
「たしかに家にいっぱい袋がたまってもね」と
袋をもらうのは、買い物4、5回に1回くらいになっていた。
袋のストックがすっきりしてくると
ちょっと気持ちよかったり。
パンに付いていたシールを集めてもらった
「リサ&ガスパール」の買い物袋も活躍中。
最近はかわいいエコバッグ、増えてるし。

ちょっと前の新聞で
「レジ袋1枚を作るのに、石油がお猪口1杯分必要」
というのを読んで、驚いた。
あの袋1枚がお猪口1杯って、すごくない?
そりゃ、飲める人にとっては一瞬で飲み干す量だろうけど
下戸の私には…、っていう問題じゃありませんね(笑)。

エコ生活を心がけている、といえるほどじゃないけど
レジ袋のように、一度意識し始めると、気になる。
有料でいいんじゃないかなあ。
無料だと、ついなんとなくもらうけど
前はレジで、「袋いりません」って言う人
けっこう増えてきていたと思うのに。

今日は袋を持って買い物に行ったので
「袋、いいです」って言ったら
「必要なときは言ってくださいねー」とレジの人。
ありがたいんだけど「タダだからどうぞ」みたいにも
聞こえる・・・。

時代の流れに逆行してるよなあ、これって。