日々、娘の成長を見ていると
今は「女の子」という自覚もたいしてないし
おしゃれにもまだ目覚めてないけれど
それでも「かわいいもの」とか「きれいなもの」に
子どもなりに惹かれているのがわかる。
さて、これからどんなことに憧れたり
どんな夢を見たりするんだろう。
今回読んだ本は、少女たちが主人公。
『ミーナの行進』(小川洋子・著 中央公論新社)
家の事情で、いとこのミーナの家で暮らすことになった朋子。
お金持ちのいとこが住む家では、それまで朋子が見たこともない
想像すらしたことがなかったような暮らしが待っていた。
女の子なら瞳を輝かせてしまいそうな、
楽しげでかわいいものたちがあふれる日々、
ハンサムな伯父さん、謎めいた伯母さん、やさしい人たち、
そして、病弱だけど賢くてかけがえのない友人となるミーナ。
女の子の夢がいっぱい詰まった、宝箱のようなお話。
少女たちの初恋や、大人たちのちょっとした秘密、
物語の中に、さらに物語が展開する。
大切に大切に、何重にもくるまれた記憶をひもとくような
懐かしさやあまやかさ、息苦しさ。
こんな記憶を持って大人になるのは
とても豊かなことだな、と思えます。
女の子、男の子、という区別は違和感あるかもしれないけど
やはりこの話は「女の子の特権」的、
少女時代の「宝物」といえるんじゃないかな。
今は「女の子」という自覚もたいしてないし
おしゃれにもまだ目覚めてないけれど
それでも「かわいいもの」とか「きれいなもの」に
子どもなりに惹かれているのがわかる。
さて、これからどんなことに憧れたり
どんな夢を見たりするんだろう。
今回読んだ本は、少女たちが主人公。
『ミーナの行進』(小川洋子・著 中央公論新社)
家の事情で、いとこのミーナの家で暮らすことになった朋子。
お金持ちのいとこが住む家では、それまで朋子が見たこともない
想像すらしたことがなかったような暮らしが待っていた。
女の子なら瞳を輝かせてしまいそうな、
楽しげでかわいいものたちがあふれる日々、
ハンサムな伯父さん、謎めいた伯母さん、やさしい人たち、
そして、病弱だけど賢くてかけがえのない友人となるミーナ。
女の子の夢がいっぱい詰まった、宝箱のようなお話。
少女たちの初恋や、大人たちのちょっとした秘密、
物語の中に、さらに物語が展開する。
大切に大切に、何重にもくるまれた記憶をひもとくような
懐かしさやあまやかさ、息苦しさ。
こんな記憶を持って大人になるのは
とても豊かなことだな、と思えます。
女の子、男の子、という区別は違和感あるかもしれないけど
やはりこの話は「女の子の特権」的、
少女時代の「宝物」といえるんじゃないかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_s.gif)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます