salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

思いつきですが

2007-06-27 00:20:33 | 出来事
気づけば6月も終わり。
ってことは、今年も半分過ぎちゃうわけで。

たしか、年明けたころは
2割増しの前向きさで
もう少し何かしら、目標というか
思うところがあったような。

そこで思いついた。
月間目標を立てよう。
うん、これいい!
自画自賛。

はい、さっそく7月の目標は

「某出版社への売り込み作戦」

今あるものをきちんとして送ろう。

書いちゃったからね。
やらなきゃね。

3世代でお世話になります

2007-06-26 01:44:34 | 出来事
週末、ひよこが熱を出した。
ちょうど実家に帰省中。
近所の診療所に行く。

私が小児喘息で苦しんでいた頃から
社会人になるまで
何かとお世話になったお医者さん。

現在も母が「胃の調子が悪い」とか「眠れない」とかで
しょっちゅうかかっている
いわゆる「町医者」の先生。

最後に自分がかかったのは
まだ社会人になって1年くらいのときで
私の出版健保の保険証を見て
「本屋さん(に就職したの)か」とおっしゃったのを
覚えている。
(正確には編集プロダクション)

一歩院内に入ると、雰囲気は子どもの頃のまま。
椅子の配置もスリッパ置き場も受付も。

ものすごく混む医院で、高熱のときなんて
つらくてたまらなくて
順番より先に見てもらったり
朝一で予約していったりした。
来ていた多くはお年寄りで
「話し相手探しに来てます」みたいな人も多かった。

それが、見たこともないほど空いていた。
空気が澄んでいる気がするほど。

先生は今、70代後半。
私が子どもの頃見ていたのは
まだ50代で、その印象が強いので
見た目はさすがに「年取ったなあ」と思ったけど
かくしゃくとしている。
ユーモアもあり、まだまだ現役バリバリ。
今でも午後は、往診に出かけるという。

ひよこは妙に病院慣れしているので
お腹も背中も、のども嫌がらずに見せる。
名前を聞かれ、蚊の鳴くような声で答えた。
いつもは答えないから、上出来だ。

「呼吸の音はきれい。のどが真っ赤」と言われる。
一緒に行った母が
「この子(私のこと)もよく熱を出したから
親子3代でお世話になって」というと
「そうでしたね」と。

最近はこういう町医者的なお医者さんが少ない。
ちょっと調子が悪くて、という感じで
かかれるところもない。
夜中も見てくれるところもないから
以前ひよこが40度近い熱を出したときも
夜間の当番医を探して、少し離れた病院まで行った。

医者不足は全国的に言われているけど
都市部は、個人病院はそれなりにある気がする。
ただ、たいていは診療時間を少しでも過ぎると
電話も通じなくなる。

いわゆる「ホームドクター」的な先生って
本当に貴重だなあ。
N先生、どうかお元気で
まだまだ町のお医者さんとしていてください。

本の感想・なんだかなーの生活が転換?

2007-06-20 15:05:03 | 本・雑誌
数年前に見た、フランスだかイタリア映画がおもしろかった。
そのわりに、タイトルの欠片も思い出せないんだけど…。

とにかく群像劇で、数人の登場人物が入れ代わり立ち代わり
話を繋いでいくスタイル。
たしか、ルームシェアしている若者たちの話で
あるアパートを舞台に展開していたような…。

「群像劇」というスタイルは
書くのも撮るのも大変だろうと思う。
それとも、一度流れに乗ってしまうと
そうでもないのかな。
共通項や繋ぎが効果的でないと
なんにもおもしろくない。
「で、だから?」って。

少し前に読んだ本について。
『ラッシュライフ』(伊坂幸太郎著・新潮社)

ある登場人物が遭遇する出来事が
次の登場人物の運命を変え
それがまた、間接的にほかの登場人物の心理に関わり…
という具合にリレーされてゆく。
いずれも、ある街を舞台に起こる
それぞれせっぱ詰まった人々の「ラッシュライフ」。

「ラッシュ」は、つづり違い(lush、lash、rash、rush)で
いろんな意味がたくさんあるそう。
「豊富な」「むちうつこと」「無分別な」「突進する」などなど。

この本の中に登場する人たちが抱えるもの、それは
怒り、やるせなさ、孤独、滑稽さ、あきらめなど。
それが、またさらに新たな怒りややるせなさを生んでゆく。
そのおかしみ。

ままならぬ人生に、乗り続けるか降りるか。
正解などない。
降りる=負けではないのだ、と気づく。

「誰だって自分の人生に関して、アマチュアなのだ」
という登場人物の言葉がいい。
アマチュアらしく、思いきりバットを振り、滑り込めばいい。

そうこうしているうちに
ひょんなことで、ありふれた日常にふと訪れる非日常。
「ラッシュライフ」は、誰の人生にもあてはまる。
誰でもハマりこむ現実なのだと、思う。

あの頃の気持ち

2007-06-14 01:07:42 | 音楽
NHKの『SONGS』という音楽番組で
久しぶりに、歌う佐野元春さんを見た。
数年前にもテレビで見て
この人、テレビに出るのかと、心震わせた。
何となく、ラジオとライブハウスのイメージでした。

一番好きなのは、なんといっても
『SOMEDAY』で、1982年の曲だと紹介された。
当時小学生だった私が、この曲のどこにどう惹かれたのか
記憶は定かではないのだけど
ラジオから流れる曲を、カセットにカシャっと録音して
歌詞を書き留めたりしていた頃
音楽はただ好きなだけでなく、ずいぶん救われたし
ちょっと背伸びして、大人の世界を感じさせてくれるものだったと、
そのなかでも、佐野さんのいくつかの作品は
洗練と焦燥と透明感と希望みたいなものを
子どもの私に感じさせてくれた存在だった。

月日は流れ、佐野さんは白髪を染めたりすることなく
おじさんになって
でも「イェイ」って言ってもちっともヘンじゃなくて
若いミュージシャンたちと
洗練と焦燥と透明感と希望を歌っていた。

私自身ももう子どもじゃなくて
おばさんと言われても怒れない年になって
それでも洗練と透明感に憧れ
焦燥と希望を抱えている。

それでいいのだ、と思う。
あの頃の気持ちになれた自分に
そう答えよう。

たかが幼稚園、されど・・・

2007-06-04 17:17:38 | ママ生活
幼稚園探しが始まります。

面接は11月だけど、だいたい6月から
見学会や説明会がスタート。
まわりに熱心なお母さんたちが多いから
ちょっとあおられ気味。
情報をもらえて、ありがたい面もあるけれど
惑わされるのも考えもの。
それにしても、行く公園によって
ママたちの熱心度が違うのも興味深いなー。

園バスがないところは外すとしても
うちから通える幼稚園は、10箇所くらいある。
選択肢が多いのも、けっこう困る。
強いこだわりや、ブランド志向はないつもりだけど
どこでもいいわけでもなく
幼稚園ごとの方針や、取り入れている遊びなんかも違うので
納得して選ぶためには、見るしかない。
父母会とか、熱心すぎないとこがいいなあ・・・。

というわけで、6月は幼稚園見学月間。
ひよこを連れて行くのは、ホント大変。
一緒に遊びたがって、なかなか帰らないし。

後日、子どもブログのほうで
感想(自分のための覚書みたいなものだけど)など
記録していきます。