黒古一夫BLOG

文学と徒然なる日常を綴ったBLOG

騙されないために――本の紹介

2014-09-25 09:13:20 | 仕事
 北海道の畏友島田氏の紹介で、北海道の地で地道に「改憲阻止」の運動を展開する人たちの存在を知った。その人たちは、「親子で憲法を学ぶ札幌の会」に集まっている人たちで、自分たちがこれまでに学んできた「日本国憲法」や「集団的自衛権」、「特定秘密保護法」について、ブックレットを出し、「集団的自衛権行使」などがいかに「憲法違反」であるかを、専門家がわかりやすく説明している。
 たぶん、このような「草の根」的な護憲運動は全国各地で展開しているのだと思うが、そのような市民の「護憲運動」を安倍政権は必死になって押し潰し、日本を「戦争のできる国」に改変しようとしているように見える昨今、僕らはこの「親子で憲法を学ぶ札幌の会」のような運動を「我がこと」として、支援する必要があるのではないか。以下、「本(ブックレットと詩集)」の紹介をする。

①『憲法は私たちの宝物。――なぜって、それは―』
 第1章 憲法は国民を守り、国家を縛るもの(札幌公務員受験学院法律系講師 高橋幸一)
 第2章 戦争の歴史を反省して生まれた日本国憲法(親子で憲法を学ぶ札幌の会 安川誠二)

②『集団的自衛権で本当に日本は安全になるの?』
 第1章 戦争参加につながる集団的自衛権(高橋幸一)
 第2章 歯止めとしての憲法9条を守り、育てよう(安川誠二)

③『特定秘密保護法っていったいナンだ!?』
 第1章 国民の『知る権利』を侵害する特定秘密保護法(高橋幸一)
 第2章 日本は「ブラック国家」への道を歩むのか(安川誠二)

 

 各ブックレットとも「5冊以上」で送料無料。1冊200円。
 注文先:〒番号064-0801 札幌市中央区南一条西23-1-15-1411
     安川誠二(電話:080-5593-3203)

 
 安倍極右政権による最近の動向に「危険」な臭いをかぎ取ってはいるが、それは何故なのか、と思っている方、是非読んでみてください。非常にわかりやすく「解説」されています。
 なお、実は画像はないのですが(夕方、画像を追加しました)、もう1冊、旭川市で自然食品の店を経営している森山幸代さんの「平和と自然への思い」を綴った詩集『風は止まっていない』も併せて紹介しておきます。この詩集には、「嘘ばっかり言って」や「叫ぼう」など、フクシマを受けて書かれた作品も多く収められていて、読み応えがあります。定価「1000円」で「芽吹きの森舎」(TEL・FAX0166ー32ー1668)の方にFAXで申し込めば、送ってもらえるとのことです。


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