黒古一夫BLOG

文学と徒然なる日常を綴ったBLOG

今年の仕事予定

2007-01-23 19:37:54 | 仕事
 今年の予定
*近々の講演・講座
①1月28日:群馬県立土屋文明記念文学館にて「愚まっmの近代文学-開明と反 骨の精神史-」
②2月7日:某高校にて「スイッチ・バックの人生」
③2月~3月:群馬県大泉町立図書館にて読書講座(全4回)、村上春樹、林京  子、灰谷健次郎、大江健三郎と取り上げる予定。
*著書
①「林京子論」:6月刊行予定
②「新編 村上春樹」:旧著「ロスト・ワールド」を整理し直し、新稿100枚と 中国人留学生の「中国における村上春樹受容」50枚を加えて刊行(7月か   秋の刊行を予定)。
*その他
①例年通り、いくつかの書評と、論文をいくつか(既に昨年書いた「日本社会文  学」と「尊魚」(井伏鱒二文学研究会編)に載せた論文のゲラが出てきている)
②7月には中国・山東省の大学からの招待で1週間ほど「講演」に出かける予定。
③夏休み以降の予定は、全く未定。

あけましておめでとうございます

2007-01-16 19:23:52 | 近況
 このような挨拶が季節はずれになりそうな1月16日、今年の暮れから正月にかけて今日まで、この「ブログ」に原稿を書く時間が全くないほど、忙しくしていました。
 暮れから正月にかけては、今年の連休明けか6月に刊行される予定の「林京子論」(仮題)400枚の手入れ・書き直しに時間を取られ、9日からは大学の仕事でベトナム(ハノイ)へ13日まで行っており、帰ってきた日は「前橋文学館を考える会」が深夜の1時まで、久しぶりに30時間以上一睡もしない時間を過ごしました。自分でも結構タフだなと思ったとたん、日曜日から月曜日までだらだらと半睡半覚の時間を過ごしてしまいました。そこで、今年1年の計画を立てたのですが、相変わらずやたらと忙しいことばかりで、今年はゆっくりしたいな、という希望も水泡のごとく消えそうです。
 1月16日:修士論文の提出(留学生の論文なので、目を通す)
 同月22・23日:学部生卒論提出(6人)
 同月24日:修士論文発表会
 同月31日:卒論発表会
 2月5・6日:第2回大学院入試
この間に、企画を依頼された「現代文学史」を構想しなければならず、どのように時間を使ったらいいか、お手上げ状態です。
 とは言え、愉しい話もないわけではなく、ハノイでは忙しかったのですが、4回目のベトナム訪問だったので、慣れて日本にいるときと同じような感じで5日間を過ごすことが出来ました。スロベニアでもそうだったのですが、最近は年のせいなのか、全く「外国」を意識せず、現地語をしゃべることが出来ないにも関わらず、快適な生活が出来るようになりました。今回も、大好きなパンといかの天ぷらを中心としたベトナム料理がおいしくて、1キロほど太ってしまったのではないかと心配するほど食欲がありました。今回のベトナム訪問の目的である「図書館調査」は、朝から晩までかなりハードなスケジュールで大変だったのですが、相変わらず果物はおいしかったし、コーヒーもおいしく快適でした。
 それに、この「ブログ」を読んでくれている人が(少数)いるようで,その人達に励まされて今年はこの欄を十ずつさせたいと思っています。今年も応援よろしく。