黒古一夫BLOG

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民主主義の危機(4)――あまりに「姑息」=厚顔無恥な安倍政権

2017-06-11 05:20:38 | 仕事
 安倍首相(夫妻)の関与は明らかとしか言いようがない一連の森友学園問題、加計学園問題に対する安倍政権の対応を見ていると、つくづく「民主主義の危機だなあ」と思わざるを得ない。何故なら、僕は民主主義の基本は国民全て(当然、政治家も含む)が「対等・平等」の関係にあり、いかに「個人の自由」が保障されているか、にあると思ってきたが、森友・加計問題に対する政府(安倍首相、菅官房長官、文科省大臣、等)の対応を見ていると、その民主主義の基本である「対等・平等」と「自由」が著しく損なわれていると思われるからである
 また、そのような「民主主義の危機」は、この欄で再三再四言ってきた政権を担う人たちの驚くべき「言葉の軽さ」にある。前文科省事務次官の前川氏や現役の文科省事務職員が「文科省内に存在している」と証言している、加計学園が目論んできた今治市での獣医学部新設に関して「首相の意向や関与」があったとする文章に対して、「怪文書だ」「出所不明だ」とか、「私は関与していない。首相の首をかける」とか、あるいは「文科省内のその文章があったかどうか、確認できなかった」と言い張ってきた首相の腰巾着・菅官房長や安倍首相、文科省大臣が、80%以上の国民が「おかしい」「首相官邸の関与があったのではないか」と言い始める(世論調査の結果)と、一転して「徹底した再調査を命じた」、とこれまでの「シカト」は何だったのかと思わせる対応振りを見せたが、この対応は、余りにも国民を「愚弄した」姑息=厚顔無恥な、としか言いようがないものであった。

 政治家の言葉は、よく「二枚舌」と言われてきたが、この加計学園問題(森友学園問題に関しても同じ)に対する安倍政権の「二枚舌」は、余りにも「国民を馬鹿にした」もので、酷すぎるのではないか。
 同じことは、国会審議(論戦)において安倍首相が発する「印象操作」という言葉の頻発についても言える。前文科省事務次官や現職の職員の「証言」によって、首相自ら「腹心の友」と言っている加計学園理事長加計光太郎氏の計学園が今治市に計画していた獣医学部の新設可能になったのではないか、そのことに対する「証拠」はたくさんあるが、真偽はどうなのか、との野党の質問に対して「印象操作だ」という言葉しか発しない安倍首相だが、本当にこの人の言葉は「軽く」、「レッテル張り」が好きである。本当に「お馬鹿」=厚顔無恥なのではないか、と思わざるを得ない。
 しかし、考えてみれば、そのような「お馬鹿」な首相に対して、連立を組んでいるからという理由で何の批判もしない「平和と福祉の党」公明との面々も、情けないとしか言いようがない。安倍首相のの言動や振る舞いを「おかしい」と思わないのだろうか、不思議で仕方がない。まあ、もっともかつて創始者と二代目が治安維持法で逮捕拘禁された経験があるにもかかわらず、平成の治安維持法といわれる共謀罪に賛成し、成立に手を貸している公明党だから、安倍首相の「おかし」な言動に対してノーが言えないのだろうが、本当に非道い情況である。加計学園問題に対して公明党も同罪である。
 同じように、首相らの「軽い言葉」に騙されて長い間「50%」――この「50%」という支持率に関して、インターネット上では「支持率20パーセント」「不支持率「80%」になっていて、ずいぶんと落差があるが、どちらが正しいのだろうか――を越える支持率を安倍首相に与えてきた国民も、また同罪である。 
本当に嫌な時代になってきた。
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