昨日、版元から連絡があって、このブログでお願いした「月光」の定期購読申し込み者数が判明しました。
お申し込み下さった方々、どうもありがとうございました。そして、図々しいと思われるかも知れませんが、未だお申し込みいただいてない方、あるいは申し込みするかしないか迷っておられる方、絶対それなりの内容(価値)があると思いますので、お申し込みいただければ幸いです。
それで、お読みいただいた後、批判でもご意見でも構いませんので、読後感をお寄せいただければ(この場合、差し障りのある方もいると思いますので、ご都合主義だと言われるかも知れませんが、「匿名」でも構いません。もちろん、「本名」の方がいいのは決まっていますが)、それらのご意見・ご批判は僕が責任を持って編集会議に持って行って、他の編集委員(福島泰樹、立松和平、太田代志朗、竹下洋一、担当編集者)に伝えてます。これは僕がこれまでずっと考えてきた「文学共同体(文学上の梁山泊)」の実際になるのではないか、と思っています。
読者も書き手(作家や批評家)も「文学=作品」を媒介とすれば、対等・平等の関係にあるはずです。その対等・平等の関係を基底に、書き手と読者の間によりよい「文学共同体」が形成されればいいのだが、という思いをこの間ずっと持ってきました。もちろん、これは文芸誌「月光」だけに限定されたものではありません。拙著に対しても全く同じです。僕と読者との間に、「感想」「意見」「批判」の交換が行われれば、それが不振を極める文学状況をいくらかでも改善することに寄与するのではないか、またそれによって僕自身の批評行為も鍛えられるのではないか、と思っています。
どうぞ、ご遠慮なくご意見・ご批判をお寄せ下さい。愉しみに待っています。
ついでに言っておきますが、いま僕が必死に「解説」を書いている『立松和平全小説』(全30巻)ですが、いよいよ近日中にパンフレットもでき、10月下旬に第1巻の刊行が決まりました(当初は、9月下旬の第1巻刊行を目指して企画を進めてきたのですが、結局このようになりました)。いま僕は30年以上前の立松の「初期作品」を読み解説を書いているのだが(第2巻まで終了、現在第3巻分を執筆中)、立松の「初期作品」を読み直して、「若書き」という印象を免れない作品もあるが、全体としてなかなか勢いもあり、また初々し感性と堅固な思想によって書かれた作品が、新たな感動を覚えつつ執筆できて、なかなか楽しい時間を過ごしている、と言えます。
『立松和平全小説』を書棚に飾って、時間ができたときに少しずつ読んでいく、結構『優雅』な時間の過ごし方なのではないか、責任編集者としては「決して損をさせない」という思いで刊行を楽しみにしているのだが、刊行間近になったら、このブログの読者には「特典」が与えられるよう、版元にお願いしたいと思っていますので、その節はよろしくお願いします。
お申し込み下さった方々、どうもありがとうございました。そして、図々しいと思われるかも知れませんが、未だお申し込みいただいてない方、あるいは申し込みするかしないか迷っておられる方、絶対それなりの内容(価値)があると思いますので、お申し込みいただければ幸いです。
それで、お読みいただいた後、批判でもご意見でも構いませんので、読後感をお寄せいただければ(この場合、差し障りのある方もいると思いますので、ご都合主義だと言われるかも知れませんが、「匿名」でも構いません。もちろん、「本名」の方がいいのは決まっていますが)、それらのご意見・ご批判は僕が責任を持って編集会議に持って行って、他の編集委員(福島泰樹、立松和平、太田代志朗、竹下洋一、担当編集者)に伝えてます。これは僕がこれまでずっと考えてきた「文学共同体(文学上の梁山泊)」の実際になるのではないか、と思っています。
読者も書き手(作家や批評家)も「文学=作品」を媒介とすれば、対等・平等の関係にあるはずです。その対等・平等の関係を基底に、書き手と読者の間によりよい「文学共同体」が形成されればいいのだが、という思いをこの間ずっと持ってきました。もちろん、これは文芸誌「月光」だけに限定されたものではありません。拙著に対しても全く同じです。僕と読者との間に、「感想」「意見」「批判」の交換が行われれば、それが不振を極める文学状況をいくらかでも改善することに寄与するのではないか、またそれによって僕自身の批評行為も鍛えられるのではないか、と思っています。
どうぞ、ご遠慮なくご意見・ご批判をお寄せ下さい。愉しみに待っています。
ついでに言っておきますが、いま僕が必死に「解説」を書いている『立松和平全小説』(全30巻)ですが、いよいよ近日中にパンフレットもでき、10月下旬に第1巻の刊行が決まりました(当初は、9月下旬の第1巻刊行を目指して企画を進めてきたのですが、結局このようになりました)。いま僕は30年以上前の立松の「初期作品」を読み解説を書いているのだが(第2巻まで終了、現在第3巻分を執筆中)、立松の「初期作品」を読み直して、「若書き」という印象を免れない作品もあるが、全体としてなかなか勢いもあり、また初々し感性と堅固な思想によって書かれた作品が、新たな感動を覚えつつ執筆できて、なかなか楽しい時間を過ごしている、と言えます。
『立松和平全小説』を書棚に飾って、時間ができたときに少しずつ読んでいく、結構『優雅』な時間の過ごし方なのではないか、責任編集者としては「決して損をさせない」という思いで刊行を楽しみにしているのだが、刊行間近になったら、このブログの読者には「特典」が与えられるよう、版元にお願いしたいと思っていますので、その節はよろしくお願いします。