黒古一夫BLOG

文学と徒然なる日常を綴ったBLOG

忙しさから、少し脱却

2007-02-01 15:50:34 | 仕事
 昨日(31日)卒業研究発表会が終わり、無事6名のゼミ生が卒業できる状況になったので、一安心したと同時に、これでいくらか忙しさから解放されると、喜んでいます。
 それにしても、毎年のことながら、その年その年によって、卒論の「出来・不出来」「おもしろさ・つまらなさ」に差があるのは何故なのでしょうか。僕としては毎年同じように指導しているつもりなのですが。集まったゼミ生のキャラクター(能力)の差のせいなのでしょうか。不思議なことです。毎年一人や二人の脱落者(あまりできの良くない学生)はいるのですが、全体としてポテンシャルが低いというか、こちらを驚かせるような論文がないという年が南値化に一度あるのです。
 それは、実は学年全体でも言えるようで、今年の卒論発表会は、卒論を書き上げた満足感があまり感じられませんでした(もっとも、抜けられない会議があって、午前中と午後中座しなければならなかったので、全体を見たわけではないので、早急に結論を出すことはできないのですが)。
 さて、それとは別に、春休みに予定していた山梨市にある「中村克郎所蔵図書」を「中村克郎平和文庫」として公開するための作業が本格化することになりました。「わだつみ会」関係の資料及び関連書籍が約10万冊近くあるのですが、それの整理です。僕がワイン好きなら、勝沼の近くなのでおいしいワインを飲むことができるのに、と思っています。学部生や大学院生を引率しての整理になりますが、今から楽しみです。このことについては、またお知らせします。僕個人でものどから手が出るような「貴重な資料」がたくさんあります。
 では、個々で時間が来ました。また。