牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

乾草取り入れ

2011-05-20 23:08:42 | 飼料


ゴールデンウィーク明けになれば、イタリアンライグラスの穂が熟し、ヘイレージ調整の適期を迎える。
ところが、今年は3~4月の低温の影響から、10~2週間遅れで、その適期を迎えたという。
以前、勤務していた牧場の乾草調整の話であるが、今週になって刈り取り適期となり晴天日に恵まれ、総動員で収穫に当たっていた。
晴天のあまり、ラッピングロールべーラーに調整するには、やや乾き過ぎだとのコメントであったが、何はともあれ、100%取り込むことが重要であるために、晴天日のうちに収穫を終えたいとのことである。
ここでは、約60頭の黒毛和種の繁殖雌牛に、このヘイレージを飽食給与している。
そのために、繁殖障害もなく、順調な成績を上げているようである。
合わせて、肥育を行っているが、育成期にヘイレージを飽食していることが、肥育成績にも効果となっていて、最近出荷した中には、ロース芯面積が80平方センチもあったと、自慢たらたらであった。
結構なことである。
約200kgのロールべーラーを2,000個作るを目標にしていた。
このような風景を観ていると、牛ならずとも牛飼いとしても癒される。




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