肥育牛の糞に穀類がそのままの状態で排出されているというコメントがあった。
今から凡そ50年前、日本で若齢肥育が始まった頃は、麦やトウモロコシが未消化のままではあったが、DGは順調であった。
圧ペンと粉砕では、粉砕の方が糞中へ多く見られた。
そこで若齢肥育牛を用いた消化試験が再々行われた。
その結果、未消化の状態であっても、穀類のTDNなどは消化されたものと同様であった。
肥育牛の糞は見た目には未消化でも問題ないとの結論であり、糞の状態をして、これが肥育牛の糞であるが一般的であった。
ところが最近、肥育牛の糞から未消化のままの穀類が無くなった。
これは、単味飼料の加工の仕方が改善されたためである。
四国に本社のあるO社のトウモロコシはアルファー化(加熱処理等によりデンプンの結晶構造がなくなり、糊化すること)処理により消化し易いことで定評がある。
また麦類も圧ペン加熱処理されており、糞中に穀類が未消化のまま見かけることは少なくなった。
コメントのケースは、穀類がアルファー化されていないことが予測できるが、気がかりであれば、同処置を行った穀類の利用を勧める次第である。
でも形跡がないくらいのブツを与えたら吸収率良いけど、Aの欠乏早いねぇ!対処月齢が約2ヵ月弱早くなったよ。。
うちの場合は。
種付け遅れると発情が出なくなって来ますしね
自分が名乗ってる極道とはヤーさんの意味じゃないんだ《牛飼い道を極める》の意味なんだ
ブレず信じた牛の道を真っ直ぐな信念で真っ直ぐ進むこと!そんな男で在りたいし、そんな男になりたい。
そして厄介なのはダイエット中の体脂肪が肝臓に蓄積されてしまう《脂肪肝》に陥ります。
なので強肝剤や総合ビタミン剤を併用しながら肝臓の脂肪を溶かす薬剤も投与しつつ、本来の牛らしい健康に過ごせるようにしてあげる事も留意願います(群がいなら除角。日光浴・・・陽の当たる場所が無いなら、頭~首筋に少しでも当たるようにしたい!削蹄も必須です!兆候が雲泥の差)
参考までに。
いろいろなアドバイスありがとうございます。いつも本当に勉強になります。
圧ペンの違う(薄い)穀類を試験的に給与し糞便の状態を確認したいと思います。
表題に関連してもう一つ質問があるのですが、
粗飼料で比較的消化の速い輸入麦ストローと消化の遅い稲ワラ給与では、アルファ化の低い穀類を給与したときに糞便中の未消化穀類の出現は輸入麦ストローの方が多くなると考えられますか?
消化速度と消化率、ルーメン内の滞留時間などについての皆様の見解を教えていただければ嬉しいです。