牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

全国和牛登録協会賛助会員

2009-03-23 22:50:01 | 予防治療


社団法人全国和牛登録協会の個人賛助会員制度があることを最近知った。
この制度は、平成16年6月から始まった制度だという。
同会員の特典は、機関誌「和牛」や「和牛だより」の送呈と一部の定期刊行物の割引配布がある。
年会費は4,000円で、申込は、同協会の各県支部などで取り扱っている。
同協会の情報は「和牛誌」に詳細に掲載されているが、購読しないとそれらの情報はなかなか取得しにくいのが現状である。
繁殖牛を繋養する全員が、同協会の正式会員として入会し、会費を納めている。
これらの会員は、繁殖牛の登録検査を受け、子牛が生まれれば、子牛登記を行うとともに、同協会の支部や支所、JAなどからの情報が得られる。
しかし、肥育センターなど肥育関係者は、その情報を得るケースは少ない。
同賛助会員数もまだ数十件に過ぎないと聞く。
繁殖にしろ、肥育にしろ和牛改良の中枢である同協会から発信される情報を収集することは、その経営や技術向上の一端にそれらを生かす手段として有益であると信じている。
筆者も本日、賛助会員の申込書にサインして、明日投函する。
入会することで、同協会の事業内容や年間行事、和牛の改良に関する論文や和牛産地などの取り組みなども見えてこよう。
肥育関係者の入会を広げて、肥育現場からの情報や要望などを同協会へ提供する機会とすることが、和牛界全体の発展に寄与するものと期待している。