年の瀬も押し迫り、最後の出荷牛の販売結果がFAXで届けられた。
去勢牛9頭、雌牛1頭の10頭であったが、5等級4頭、4等級6頭の結果であった。
1頭当たりの平均値は、仕上げ体重788kg、と前体重768kg、期間DG0.68kg、枝肉重量515kg、枝肉歩留67.0%、枝肉単価2,070円、販売価格111万円、差益2.5万円であった。
上物率100%をものに出来たが、これでも、5等級のみが黒字で4等級では全てが赤字であった。
現状では、良い枝肉を作らなければ確実に赤字経営となる。
素牛価格が「中の下」から「中」程度の導入牛の結果にしては、まずまずの成績であり、それ以上のクラスの素牛であれば、かなり厳しい結果であろうと予測している。
今回の結果は、近況からは成績に恵まれた方であり、気分良く有終の美を飾れた結果に満足している。
このところの枝肉価格の低迷は、不景気が牛肉消費の減少に反映され、そのことが大きな原因になっている。
年明けの1~3月期は、配合飼料の下落は実現しそうな状況であるが、20%の下落でも経営は安定とまでは行かないと判断している。
さて、連日300人を越す多くの皆様に拙いブログを開いて頂き、誠に有難うございました。仕事と様々な用事を抱えながら、2本のブログに挑戦中のため、些か寝不足気味で、血圧降下剤をお医者様に勧められております。
誠に申し訳ありませんが、明日より年明けの4日頃まで休載させて頂き、休養を取らせて頂くことと致しましたので、皆様にはご理解頂きますようお願いいたします。
皆様には、どうぞ佳いお年をお迎え下さい。
今年一年間有難うございました。