従来の畜舎にもカーテンは付けているが、1段式である。
この操作は、どちらかの端に滑車式で取っ手をぐるぐる回すことにより、カーテンを上げ下げするものである。
この1段式は、新しい時は意外と軽く上げ下げできるが、数年経つとそれがかなり重くなる。
それは、経年的に風雨にさらされるために、カーテンに亀裂が入り、破れるとスムースに巻き取りが出来なくなったり、カーテン地に汚れなどが付着するために余計重くなる。
そのため、破損が早いため、7~8年ぐらいで張り替えが必要となる。
それで、今回は、上下2段式とした。
2段式にしたことで、滑車の動きはかなり軽快に操作でき、カーテンがしっかりとしぴしっと張れている。
それと、雨や風の具合で、下だけ開けるとか、上だけ開けるという操作ができて、室内の照度や通風を加減できる。
そのため、1段式より長持ちできるものと確信している。
このことにより、牛たちのために快適な住環境が改善できたと感じている。
写真上から、カーテンを全て巻き取り解放した状態、上だけ解放した状態、上下とも締め切った状態である。