日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

明石でタコを食べた翌日に奈良でタコツボを描く

2019-02-24 19:57:18 | 博物館学芸員関係
博物館学芸員資格課程の学内実習・・・2016年10月2日のことですが、それについて簡単に記録を残しておきたいと思います。もう、昔すぎてすみません。
あの、明石で五色塚古墳を見て明石焼を食べた翌日のことです。

実習の名称は、「考古資料A・B」です。

実習記録をもとに思い出しますと、まず「考古資料A(拓本)」です。



拓本は、過去にも奈良大のスクーリングで体験しています。ムラなく墨を打つというのが難しいのですが、2回目ともなると、少し慣れてきました。赤いものはタンポといいます。絹でできています。瓦の拓本をとりました。

午後?は、「考古資料B(実測)」でした。
タコツボの実測図を書くというものです。前日に明石でタコ焼きを食べたり、五色塚古墳で平安時代のタコツボの展示を見たり、タコづいているのでおかしかったです。

実習をご一緒した方に、明石に行った話をしたら、淡路島には行きましたか?ときかれ、いや、そんな暇はありませんでした、と答えたら、明石から高速船で20分くらいで行けるとか。今、ネットで調べたら、13分?そんなに簡単に行けるのか~。いつか行ってみましょう。



さて、実測図ですが、ディバイダなども使ったのですが、どうやって書いたのかあまり覚えていません。だめですね。でも意外とうまく書けたのではないかと・・・?
一応、実習記録は残してあるので、多少はそれによって思い出すことはできます。やはり、こういうものはきちんと残しておくことが大事ですね。



次に、発掘調査報告書などの作成のときに、出土物の写真等をどのようにレイアウトするか、ということも重要なのだということを学びました。伝えたいことを伝えるために、ポリシーを持ってレイアウトを考える必要があるとのことです。
配られた写真を切り離し、どう並べたらいいか、結構悩みました。それは、後日、レポートとして提出します。合格するか心配でしたが、大丈夫でした。

簡単ですが、以上が、10月2日の実習の概要です。もう1回、2週間後に最後の実習がありました。またいつか(笑)、それについてはここにアップしたいと思います。ちょっとずつですね・・・
一応、忙しさは一段落して、意外と、ここから先は、新年度を見据えての準備などにもかかれそうな雰囲気ではあります。それなら学芸員資格課程のレポートの一つも書かねばいけないところですね。

魔除けは効果あり?・・・晴明神社の五芒星鳥居

2019-02-12 23:45:12 | 旅行
奈良大通信教育は、今、スクーリングの季節なのでしょうか?このブログのスクーリング記事等へのアクセスが結構多いです。
そんな様子を見ると、つい1ヵ月前に奈良に行ったのに、また行きたくて仕方ありません。

スクーリングのための奈良滞在はとにかくわくわくする経験でした。今となっては、2泊3日を何度もなんて、とても無理な状況です。
せめて1泊でも、3月くらいにまた行きたいものです。

奈良に焦がれるこの頃ですが、先日の旅の写真から、これは京都のものです。


安倍晴明の晴明神社の鳥居です。この星印だけで文字がない額が不思議ですね。
グーグルフォトで勝手に加工されたままの写真をアップします。

この五芒星の入ったグッズはいくつかここで購入して、使っています。魔除けになるようですが、効いているのかな?効いていると思いたいです。デザインはよいと思います。

だんだん日が延びてきました。希望を持って、春を迎える準備をしていきましょう。
なんとなく、平日の夜ですが、書いてしまいました。ではまた。

冬来たりなば春遠からじ・・・入試を乗り越えて、「御芽出多」の年に。

2019-02-02 15:37:45 | 受験
やや日が経ってしまいましたが、センター試験お疲れさまでした。

とりあえず、前回の記事の予想と照らし合わせると、天皇の代替わりにちなむ問題は出ました。上皇についても出ました。元号に絡めた大問の形でした。

センター試験は、問題文を読むと、勉強になりますね。ある元号が定められてもそれを認めない人々がいたり、ある地方だけで使われていた元号があったり(私元号)ということがわかります。出題者もいろいろと工夫を凝らして問題を練り上げているからでしょうね。

「長崎」についても1問出ました。大問で出すほどではということだったのでしょうか。秀吉については全く出ず、空振りでした。申し訳ありません。

「平成」最後だったので、平成の時代を扱った問題が多く出たようですね。

教科書をくまなく読み込み、どこに何が書いてあるか、また、ある地域やテーマについて、時代を超えて縦横無尽に歴史が引っ張り出せるくらいにマスターすることが必要なのでしょう。
いずれにせよ、教科書が全体に頭に入っていればよいのですから、楽であるということもできます。難関私大ですと、教科書に書いていない知識まで問われることがありますので、また別の勉強をしなければなりません。

勤務校の生徒も、それぞれ納得の得点ではないかという印象です。
現役生はまだまだ伸びるので、これからです!応援しています。

先週末が3年生の最後の授業となりました。
2年間、めいっぱいの授業ができたように思います。
授業を楽しんでくれた生徒も多かったようで、私もうれしいです。

さて、1月5日の京都・奈良日帰り旅の中で訪れた、當麻寺。
ここの冬ぼたんを見たいとずっと思っていて、やっと今回実現しました。
冬ぼたんと寒ぼたんは違うらしいですね。

1株1株、本当に大切に育てられている箱入り娘のような、たたずまいでした。
もう季節は過ぎてしまい、間抜けではありますが、少し画像を。



この冬ぼたんが見られる奥院で拝観料を支払ったときに、蓮の実をいただきました。
それは、平成30年に奥院で実った513個の蓮の実で、平成31年の年始に浄土庭園に入山した先着513名がいただけるもので、
「御芽出多」お守りというようです。
「あなたの平成31年と新年号元年が記念すべき「御芽が多く出る」年になりますように。」
とホームページに書いてありました。


新年の願い・誓いというものもあったはずですが、すでに、日々の仕事でくたくたになって、フレッシュな気持ちが失われつつありますねえ・・・

改めて、ここに記事を書くことで、今年が「芽が出る」年にしたいということを確認したいと思います。
この蓮の実、育ててみようか、どうしようか、というところですね。