日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

桜が満開

2013-03-29 04:00:19 | 日記
だいぶ時間が経ち過ぎてしまいました。その間に、受験も終了し、そして、卒業式も終わり、今やもうほとんどの人が新しい生活への準備で忙しい日々ですね。

卒業旅行で京都に行ったというIさんが、
「二条城めっちゃよかった!」
他にも清水寺や嵐山に行ったそうですが。
私「日本史を思い出してくれるとうれしいね。」
I「日本史好きになった!」
なかなか、高校生に仏像の話をしても、関心を持ってくれないのですが、もう少し大人になったら、皆さん仏像のよさもわかってくれるでしょう・・・そう期待したいです。
京都だけじゃなくて、奈良も行ってくださいね。私は奈良の方が好きです。

ここに記事をアップするのがしばらく途絶えて、申し訳なかったです。
卒業式に向けてのさまざまな準備に心をとられ、生徒の皆さんが巣立って行った後は、抜け殻のようになり・・・という感じで。

私も、4月から新しい学校に移ることになりました。定時制高校です。今度の学校では、日本史、世界史、地理を教えなければならないということで、どうなることやら。
今、学校の桜は満開です。入学式の頃には散ってしまっているでしょう。人気(ひとけ)の少ない学校で、見る人も少ない中、桜が精一杯咲いています。
生徒の皆さんが卒業して、がらんとした教室の窓から、桜を撮ってみました。




学校を移る前に、この学校の桜を見ることができて、私は本当によかったと思います。
私がこの学校に来た5年前の4月1日にも、桜は咲いていました。その年も開花が早かったのかな?
社会科の準備室の窓から、桜が見えて、本当にいい職場に来たな・・・としみじみ思ったものです。
これは今年の桜です。



この学校に着任した最初の時も、最後の時も、桜が迎え、見送ってくれることになりました。
今は5年間にたまりにたまった荷物の整理で日々苦闘しています。3月31日日曜日まで学校に来て、なんとかして、片付けを終えたいと思います。
教員になって初めての学校として、皆さんと過ごした思い出を大切にしながら、私もこの学校を巣立ちたいと思います。
桜にちなむ歌を思い出したので、紹介します。下の歌は、親鸞のものだそうです。

『明日ありと 想うこころの 仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは』

とりあえず、数日はまだ、桜も大丈夫でしょう。