日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

冬来たりなば春遠からじ・・・入試を乗り越えて、「御芽出多」の年に。

2019-02-02 15:37:45 | 受験
やや日が経ってしまいましたが、センター試験お疲れさまでした。

とりあえず、前回の記事の予想と照らし合わせると、天皇の代替わりにちなむ問題は出ました。上皇についても出ました。元号に絡めた大問の形でした。

センター試験は、問題文を読むと、勉強になりますね。ある元号が定められてもそれを認めない人々がいたり、ある地方だけで使われていた元号があったり(私元号)ということがわかります。出題者もいろいろと工夫を凝らして問題を練り上げているからでしょうね。

「長崎」についても1問出ました。大問で出すほどではということだったのでしょうか。秀吉については全く出ず、空振りでした。申し訳ありません。

「平成」最後だったので、平成の時代を扱った問題が多く出たようですね。

教科書をくまなく読み込み、どこに何が書いてあるか、また、ある地域やテーマについて、時代を超えて縦横無尽に歴史が引っ張り出せるくらいにマスターすることが必要なのでしょう。
いずれにせよ、教科書が全体に頭に入っていればよいのですから、楽であるということもできます。難関私大ですと、教科書に書いていない知識まで問われることがありますので、また別の勉強をしなければなりません。

勤務校の生徒も、それぞれ納得の得点ではないかという印象です。
現役生はまだまだ伸びるので、これからです!応援しています。

先週末が3年生の最後の授業となりました。
2年間、めいっぱいの授業ができたように思います。
授業を楽しんでくれた生徒も多かったようで、私もうれしいです。

さて、1月5日の京都・奈良日帰り旅の中で訪れた、當麻寺。
ここの冬ぼたんを見たいとずっと思っていて、やっと今回実現しました。
冬ぼたんと寒ぼたんは違うらしいですね。

1株1株、本当に大切に育てられている箱入り娘のような、たたずまいでした。
もう季節は過ぎてしまい、間抜けではありますが、少し画像を。



この冬ぼたんが見られる奥院で拝観料を支払ったときに、蓮の実をいただきました。
それは、平成30年に奥院で実った513個の蓮の実で、平成31年の年始に浄土庭園に入山した先着513名がいただけるもので、
「御芽出多」お守りというようです。
「あなたの平成31年と新年号元年が記念すべき「御芽が多く出る」年になりますように。」
とホームページに書いてありました。


新年の願い・誓いというものもあったはずですが、すでに、日々の仕事でくたくたになって、フレッシュな気持ちが失われつつありますねえ・・・

改めて、ここに記事を書くことで、今年が「芽が出る」年にしたいということを確認したいと思います。
この蓮の実、育ててみようか、どうしようか、というところですね。

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