日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

「神話伝承論」スクーリング その2

2016-06-26 21:14:23 | 大学通信 スクーリング
今日は、博物館学芸員資格課程の自主見学レポートのネタのために、博物館を一つ見学してきました。自分で3館選んで見学し、8月末までにレポートを提出しないと、秋の学内実習に参加できなくなります。今日行って来たのは、駒場東大前駅が最寄りの、日本民藝館です。今、「沖縄の工芸」展をやっています。8月21日までです。柳宗悦が創設した博物館です。障子を通して入ってくるやわらかな光のもと、ゆっくりと見学してきました。

さて、昨日の続きです。

『古事記』についてです。メモから拾います。
歴史的事実と物語が分けられる場合もあるが、それは近代的実証主義である。
近代的実証主義は150年の歴史しかない。
何でも実証でわかるかというとそんなことはない。物語と歴史は一体として伝えられる。
霊魂の存在を信じていたことは否定できない。
神武天皇がいたと8世紀の人が信じていたことは否定できない。
国家のアイデンティティである神話が顕彰された時代(明治大正昭和前期)と否定された時代(戦後)がある。
政治家が神話の話をしはじめたら日本は危ない。預金をスイスに移すべき
『古事記』は国家起源説明伝承。
『古事記』の序文の性格をみると、上表文の形をとっている。太安万侶が元明天皇に献上した書物である。
『古事記』の最初の読み手は天皇である。明らかに天皇に提出された上表文である。
歴史は勝者のもの。奈良大90年誌をつくるときも・・・に気を遣った。

内容について、ストップして、それ以外のことを書いておきますと、先輩のブログにもあったように、先生は、奈良のお菓子を受講生全員に配ってくださいます。初日が麦縄菓子、三日目がみむろという最中でした。麦縄菓子は三輪そうめんを揚げたお菓子ですが、硬くて、過去に受講生が歯を折ったこともあるそうなので気をつけて、とのことでした。おいしかったです。麦縄菓子は、近鉄奈良駅周辺などでは売っていないのでしょうか?手ごろな奈良みやげとして、結構いけると思うのですが。

お菓子は、お手伝いの学生さんたちが配って歩きます。先生のポケットマネーで用意しているようですが、お話を聴いていると、外国からお客様がいらっしゃると、盛大な歓待をされるようです。先生は、ご自分でもおいしいものを食べるのが好きだし、おもてなしをするのも大好きなんですね。そういう気持から、こうした通信教育部生にまで、お菓子をくださるようです。おもてなしをして、赤字になっても気にならないようで、太っ腹な先生なのだなという印象を持ちました。

お手伝いの学生さんがたくさんいて、一人一人ステージ上でユーモアを交えて紹介されました。先生の下、よく統率されていて、先生が板書をして一杯になると、学生さんがささっと出て来て黒板を消します。
スクーリングのあった2月頃は、学生のレポートを読んだり、来年度の授業の仕込みの時期なのだそうで、大学に泊まり込みでお仕事をされているとのこと。そのため、研究室で学生さんたちがごはんを作るそうです。ガバオライスとか・・・何日目だったか、先生が壇上から、ある学生さんに、今日のお昼は何?と尋ねると、確か「ビーフシチューです」とお答えがあったような。いいですねえ。まあ、そのお食事のことよりも、泊まり込みで来年度の授業の準備をされているということに、敬服しました。
最初の授業の時間が勝負、とか、大学の先生であってもそういう所を意識して、授業に力を入れていらっしゃるのだなと、勉強になりました。先生がご活躍されているのも、こういう努力が陰にあるのだなということがわかりました。私ももっともっと勉強しなければ・・・と痛感しました。

スクーリングでは、それぞれ、学部や院の学生さんが補助でついてくださっています。文化財歴史学科ですから、考古学系・歴史系の授業が多いので、その関係の学生さんがよく関わってくださっていましたが、他に、この国文学系の学生さんや、地理系の授業ではそれぞれの先生の研究室の学生さんが補助につきました。ちょっとずつ、その学生さんたちの雰囲気が違います(笑)。国文学は、結構質問などすればしっかりした受け答えができる学生さんが多かったですかね。

この授業は、トイレ休憩なしで、ノンストップで進みます。トイレに行きたい人は各自ご自由に、ということでした。授業中、大事な部分では、「私の方を見てください。」とうながしたり、「線を引いてください」とか、先生が読み上げることを書き取らせたり、結構指示が多いです。
三日目くらいだったか、私がうとうとしていたら、私を見て言ったのか、他の人もうとうとしていたのか、わかりませんが、はい、眠くなってきたから、肩をぐるぐる回しましょう、といったかどうかあまり覚えていませんが、そんなようなことを言って、眠くなる学生にも注意を払っていました。
学生が多くても、学生の反応などはよく見ながら講義されていたようです。
私自身の授業改善にも、とても参考になる点が数多くありました。

私は、高校生の頃から、よく授業中眠くなって寝てしまうことがあります。この通信教育部の学生の皆さんは、そういった居眠りなどほとんどせず、本当に熱心に受講しています。すばらしいです。バスの集合時間などにも遅刻しません。



写真は、このスクーリングで宿泊したスーパーホテルLohas・JR奈良駅前の室内の画像です。
この手前で土足は履き替えてくださいねというラインが引いてあります(笑)。右手に空気清浄機がありますが、これがとてもよかった。この前の日に、京都南部のホテルに泊まってから奈良に乗りこんだのですが、たまたま宿泊料金は同じで、こちらのスーパーホテルの方が格段によい所だらけでした。

京都のホテルも、安かったから許容範囲なのですが、空調がいまひとつで、乾燥がひどく、からっからでした。この冬、気管をやられたこともあり、乾燥は気になります。一方、スーパーホテルでは、チェックインでアメニティをぎょうさんいただき、温泉もあって、枕も選べ、室内も清潔でゆったりしていました。特に、空気清浄機がありがたかった。空気清浄機は、加湿器の役割も果たすんですね。快適な空間で過ごすことができました。家にもいつか、空気清浄機入れたいなと思いました。確かに効果があります。

スーパーホテルは、宿泊料金の変動が大きいようですので、安い時に当たると、とてもラッキーです。このJR奈良駅前のホテルには、一応「天然温泉」もあり、入った時には意外とお客も少なくて、それなりにゆったり温泉を楽しむことができました。フロントの方もよい感じでした。その他、別の記事でスクーリングの宿については書いてありますのでそちらを参照してください。

では今日はこのへんで。

2016年2月「神話伝承論」スクーリング その1

2016-06-25 21:35:22 | 大学通信 スクーリング
奈良大通信教育部スクーリング「神話伝承論」(2月12~14日)について、まだ整理していませんでした。4カ月以上経ってしまい、鮮度は落ちていますが自分のためにもまとめさせていただきます。

現在奈良大で一番テレビ等の露出が多いと思われる、上野誠先生の講義です。結論から言うと、自分自身も教員として、授業に臨む姿勢についていろいろと勉強になり、また、売れっ子であるその裏では、たいへん努力をされているのだなということが感じられました。
以下、授業の内容というよりは、自分のメモから、印象に残った部分をピックアップしていきます。

先生は、まず、広い講堂の端から順に歩いて、一人一人に挨拶をしていかれました。受講者は、バス3台にはなりましたから120~150人くらいいたのではないでしょうか。たいへん腰が低いです。
また、一番北から来た人、南から来た人、最年少、最高齢の人に、プレゼントが渡されました。これは、先輩のブログでそういうことをするというのを読んでいて知っていました。一番北は北海道、南は宮崎、年齢は、最年少は19歳、最高齢は79歳の方でした。結構立派なプレゼントでした。

この授業は、「神話伝承論ノート」というものを使って、『古事記』を学びます。先生のお言葉では、黄泉の国に行って戻ってくる、とのこと。毎日、午前と午後でレポートを提出し、それを先生が、昼休みにおにぎりをかじりながら読む、とのこと。これも事前にうかがっていたとおりでした。
レポートは、受講生の数が多いので、春夏秋冬生まれに分かれて教室の四隅で集め、また返却するという方法で、これもなかなか面白い方法だと思いました。

奈良大通信の、卒業率についてもお話しされました。今は何%くらいなのか聞き逃しましたが、3割くらいでしょうか。法政慶応は、10%いかないとのこと。70%に上げたいとのこと。自分の考えを打ち立てて卒業してほしい、とおっしゃっていました。昼休みには、国文科の方のものですが、卒論の実物を、参考にいくつか並べてくださって、執筆者の学生さんが何人か質問に答えていました。
ちょっとだけ見させていただきましたが、国文科の卒論は、私のような史学科のものとはまた異質な感じがしました。縦書きでした。
いずれにせよ、通信教育部生にできるだけ卒業してほしい、というお気持ちがあることが伝わって来ました。

誰が何のために神話を伝えたのか
神話の性格の根本はそこにある

序文があることによって神話の形成がわかる

と、私のメモにあります。「  」の部分には特に、私は黄色いマーカーを引いていますので、強調されたのだと思います。

『古事記』は何のために、ということについては、私も、大学時代の恩師、青木和夫先生が、ある説を語っておられて、特に反対の声もないようだから認められたようだ、と書き残されていることが頭にありました。
今、その本から引用してみます。

「・・・彼女は、天武天皇が稗田阿礼と二人で日本古来の歴史をずっと読んでいたことも知っていますから、それをそのままにしておかないで、書物にしたいと考えたのだと思います。では何のために書物にしようとしたのかというと、孫の首皇子(おびとのおうじ)、のちの聖武天皇に対する教育のためだったのです。文武天皇も早死にしてしまい、元明天皇の手元には孫の首皇子だけが残りました。やがてそれも10歳を越える、早く帝王教育を始めなければならない、日本の歴史を教えなければいけないという時期になった。そこで太安万侶に命じて『古事記』が書きあげられたのだろうと思うのです。」(青木和夫 池田修 牛島信明 養老孟司 木田元 辻井喬 『古典の扉 第1集』 p.29~30  中公クラシックス別巻  2005年)

まさに、この文章のタイトルは『古事記―誰が何のために』となっています。

上野先生が、青木先生の説をそのまま受け入れているのかよくわかりにくかったのですが、その付近のメモで小さく「元明が孫の首皇子のために 宮廷内の帝王教育」と書いてあるのですが、これは私が自分で書いたのか、先生がそういうことをおっしゃったのかもわからなくなってしまいました。

その先の授業内容も書きたいところですが、今日はこのへんでストップさせていただきます。おそらくまた明日。


写真は、一度行ってみたかった「ことのまあかり」さんでいただいたコーヒー。奈良にまつわる雑貨もいろいろ販売しています。
このコーヒーセットは確か「古墳時代中期」というような名前がついていて、スプーンはスコップ型、コーヒーカップも素焼き風でごつごつしていました。同じく土師器風のお皿には勾玉型のクッキー。おしゃれです。それにプラスして、「蘇」も注文しました。これは、飛鳥時代に食されたというチーズのようなものですね。味は、なんと表現したらいいのかわかりませんが、柔らかくて、キャラメルとも似たような感じでした。

この、遺跡発掘のスコップをかたどったスプーンは、このスクーリングの間に行った、平城京の資料館で売っていたので購入してきました。考古学をネタに商品を創造するのも楽しいですね。

子鹿に会いに(勉強をしに)奈良日帰り旅

2016-06-05 15:52:47 | 博物館学芸員関係
今日は、日帰りで奈良に来ております・・・と、昨日書き始めたのですが、全部書き終わらなかったので、翌日の今日、書き足してアップします。

博物館学芸員資格取得課程のノルマの講演会を聴きに来ました。6月土曜に3回行われる講演会に、1回は出席しないとダメですというノルマです。
後で行けなくなると危険なので、一番最初の回に出席することにしました。
講演会の後、感想レポートを1枚表裏に書いて提出しましたので、ノルマはクリアしたはずです。

今は私の好きな近鉄奈良駅近くのカフェ ロココでこれを書いています。
来るたびに違う種類のコーヒーを飲んでいますが、どれもおいしいです。他では飲めない味・香りです。新鮮な豆で、かつ、いれ方がうまいんでしょうね。焙煎技術で全国トップクラスのコーヒー店で、スペシャルティコーヒーを名乗ることができるお店です。

今回は日帰りなのでちょっと気楽な感じで、7時台の新幹線で出発、近鉄奈良に着いて、目的としていた鹿苑(ろくえん)で、今、出産のピークであるシカの赤ちゃんを見て、それから大学に向かいました。

奈良公園一帯では、子鹿誕生の季節で、母子鹿を保護している鹿苑の公開が、6月1日から始まり(30日まで)、このタイミングで奈良に行くのなら、見るシカない、と思って・・・

近鉄奈良駅からバスで、「春日大社表参道」バス停を降りて徒歩7分くらいで鹿苑に着きます。
11時から公開が始まります。ちょうど11時前くらいに着いたのですが、すでにかなりの長蛇の列。


鹿苑のメインのスペースは、きれいな芝生で遊んでいる鹿を上から見下ろす感じで、あまり近くから見えないのですが、それでも子鹿ちゃんのかわいらしさはわかりました。

大人のシカよりも、背中のこげ茶色と鹿の子模様の白さのコントラストがはっきりしています。いいカメラを持ってこなかったのを後悔しました。やっぱり子鹿ちゃんはフォトジェニックですね。

かわいい声で鳴いているのも聴けました。

下に降りてくると、別のスペースに、もう少し野生の感じで群れているシカさんたちがいて、どんぐりをあげることができましたので食べさせてきました。カリカリいい音を立てて食べていました。

おとなのシカさんが多い中、子鹿も一緒にいる所も見ましたが、設置してある物陰にひっそりとうずくまって休んでいる子鹿も多かったです。

チラシによると、子鹿は、生後2,3週間は、草むら付近で隠れて過ごす習性があるそうです。

去年の7月のスクーリングでは、東大寺南大門近くで親子のシカが散歩していて、お母さんのおっぱいを飲んでいるところも見られました。今頃から夏にかけては、シカの背中の鹿の子模様もきれいに見える季節です。
シカも人間も、子どもというものはかよわくてけなげな感じがあってかわいいですね。命の輝きを感じます。

そういうわけで、11時に来て、11時45分には近鉄奈良駅に戻らなければならなかったので、本当に短い滞在時間で、もしかしたら私が、いの一番に外に出てきたかもしれません。残念ですが、まあそれなりに見ることができました。

もう少し後の季節になって、子鹿たちが「公園デビュー」した頃に見るのもいいでしょうね。

私は、勉強の目的では次回は9月下旬まで奈良に来ることはありません。去年までと違って、7、8月にスクーリングがなくて少し物足りないですが、また9月下旬という未知の季節に奈良を訪れるのを楽しみにしたいと思います。その頃にはシカさんたちはどんな表情を見せてくれるでしょうか。

鹿苑の情報等はこちら
http://naradeer.com/events/

さて、奈良大での博物館学芸員資格課程の講演会は、13時から始まりました。通学部生も一緒に聴講する形になっていて、キャンパスはいまだかつてなく若者の姿・声でいっぱいでした。日本文化財科学会という学会?も開かれていて、関係者の方々も多く、また、就職関係の説明会も行われていました。


学芸員の講演会は、京都の博物館の学芸員の方による、昨年の「大関ヶ原展」にまつわる裏話を含めた、学芸員のお仕事について、お話をうかがいました。
この展覧会は、家康没後400年の昨年、江戸東京博物館と、京都文化博物館、福岡市博物館を巡回する形で開催されました。私は見ていませんが・・・昨年までは、あまり博物館に注目していませんでした。卒論などで忙しかったし・・・

詳細は省略しますが、印象に残った話の一つとして、東京(関東)では、家康(徳川)をフィーチャーした展覧会がよく開かれる、そしてお客さんもよく入る、ということを聞きました。一方で、(秀吉の)大阪では、東軍の家康をフィーチャーしたものなどとんでもない、という空気で、この企画に反旗を翻したとかで、「没後400年」をうたうのが難しかったそうです。やっぱり関西(大阪)はそういう感じなんですね。

実は、私の父方の先祖は、関ヶ原の戦いに、西軍側(石田三成方)で出たと父親から聞いていましたし、曾祖父の残した記録にも、
「祖先は、大坂勢に属し」
と書かれており、
「関ヶ原の合戦に敗れ、徳川勢の為、身のおきどころなく、つかれのがれて、Y町(新潟の現長岡の地)に来たり、○○寺にかくれ、僧侶となって身をかくして・・・」
とあります。これは叔父が、祖父の書き物をワープロ打ちしたものを私の父親に渡し、それを私が父親から預かったものです。

そういうわけで、私の先祖は「徳川勢の為」に「身のおきどころがな」かったらしく、そういう話を子供の頃から聞いていたこともあり、私は、家康は好きではなく、三成とか秀吉の方が好きでした。
関ヶ原の戦いについても、他人事ではなく、先祖も関わっていたという意識があり、かといって、詳しいことを調べたりということもしてきませんでした。なんとなく負け組なんだという意識はあります。私も、家康が好きな関東型の人間ではなく、関西的な意識の人間なのかなと思いました。

そんな関ヶ原の戦いに関する展覧会についてのお話でしたので、そこそこ興味深くきかせていただきました。

展覧会における学芸員としてのお仕事の中には、図録の原稿執筆や、音声ガイドのシナリオ書きなどもあったそうで、声優さんを音声ガイドに起用したら、かなりの人気になって、CDを出してくれという話にまでなったそうです。
今回聴いたお話は、展覧会の成功例で、学芸員さんも楽しそうにお話しされていました。

講演の後、感想レポートを提出するのですが、私は5月の時の経験も生かして、講演中、感想レポートの骨子として、箇条書きでポイントを並べておきました。そうしてメモから順番に拾ってレポートにしました。
20分くらいで裏表を書いて出てきましたが、提出箱が二つあって、通学部生の箱には何枚か入っていましたが、通信教育部生の箱には1枚も入っていなかったので、私が一番乗りだったのかな?まあ、早く引き上げて奈良観光なりおみやげ購入なりに時間を使いたかったので。

早く終わったけれども、バスの本数が少ないので、駅まで歩いて戻りました。20分以上歩くのですが、下りだし、6月の奈良の空気はさわやかで、風もほとんどなく、穏やかな静かな住宅地を、よい気持ちで歩いてきました。

今年度から学割が使えなくなったので、新幹線は、ネット予約で少しお得になる「エクスプレス予約」を利用しています。指定席の変更は、通常は1回までですが、これは何度もできます。1回あたりの乗車で1000円くらい?安くなり、ポイントがたまるとグリーン車に乗れます。
奈良(京都)までの往復は、それでも2万5千円くらいにはなりますが、リフレッシュや勉強のために、思い立ったらひとっ飛びで、1,2ヵ月に一度くらい、行きたいものです。
奈良の街は、観光地として、激混みでもなく、閑散としているでもなく、ほどよくぱらぱらなのが、私にとってはちょうどいいのかな、と思います。