日本史学習拾遺

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今年は漢字一文字で?2019

2019-12-30 14:42:24 | 日記
かなりご無沙汰していました。修学旅行が無事終わるか戦々恐々とした日々がこの2学期は多くを占めていました。無事でした。自分の勉強よりも、学校のことで時間が費やされ、やっと年末の休暇に入りました。

さて、何となく毎年恒例になりつつある「今年は漢字一文字で?」ですが、日本漢字能力検定協会が選んだものは「令」でした。

私自身の漢字一文字ですが、まず、2016 年は「博」、2017年は「始」、2018年は「朗」でした。
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2019年の私自身の一文字は何であったかと考えるに、また去年に続いて、このブログの内容に関係ないもので恐縮ですが、「改」かな、と浮かびました。
今年は京都の白峯神宮、晴明神社、当麻寺、安倍文殊院を巡る日帰り旅に始まって、5月には奈良大通信教育の同窓会の遠足で大神神社に正式参拝し、普通検索観音さん、どら焼きさん、そして瓊花さんにもお会いすることができました。あとは合宿や修学旅行くらいしか旅行らしいものはなかったのですが、でも奈良に2回行けたではないか、と思い返しました。もう1回くらい、正倉院展などに行って、見たかったですが。
来年も複数回行きたい、と願っています。

今年の一文字はどうして「改」なのか。他に、生徒と共に歩んだということで「共」とか、白内障の手術をして目が劇的に見えるようになり、世界が鮮やかに見えるようになったことから「見」とかその類も考えましたが、今年は、自分が希望する部活動の主顧問にやっとなることができ、自分なりに考えて、いろいろと部活動のあり方・やり方を改めたということがありました。そのように改めたことについても、生徒は真面目に取り組んでくれて、部活動を自分の意図のとおりにおおむね運営できたかなということで少しほっとしているところです。そういったことから、「改」としました。

授業時間数も私の場合非常に多く、また部活も主顧問になったことから時間が多くとられるようになり、学校にも遅くまでいる日が多い1年でした。それでも体調を崩すこともなく、元気に乗り切ることができました。これがもう1年同じように続くとなると厳しいですが、来年は少し変化があると思われます。

そんなわけで、こちらのブログの更新もなかなかできず、博物館学芸員資格課程の勉強もほとんど手つかずで終わってしまったことは残念です。来年は少しは巻き返したいと思います。



写真は、修学旅行で訪れた台湾の龍山寺です。ロンシャンスーといいます。
台湾は2回目でしたが、前回ここを訪れることができず、台湾の古い文化に触れるために、行きたいなと思っておりました。少しできた隙間の時間に、ちょっとだけ立ち寄ることができました。



境内には、多くの老若男女の歌うような祈りの声が大きく響き渡っていて、日本のお寺にはない雰囲気。台湾の人々の幅広く篤い信仰が寄せられていることが強く感じられ、深く感銘を受けました。


お菓子や果物など思い思いのお供え物もたくさん並べられていて、本当に素朴で温かい空気がありました。台湾の人々は、南国ということもあり、明るく朗らかな気質です。そういったものがこのお寺の雰囲気にもよく表れていました。日本だと、どんなお寺や宗教施設でも、やはりどうしても、堅苦しさとか、つんとすました感じなどが見られるものですが、多分国民性によるものです。日本人はあまり開放的ではなく、どこか他人を内に入れないような閉鎖的・排他的なところがあるように思います。例えば天理教の教会はオープンな明るさを少し感じましたが、それでもまだまだ台湾ほどではありません。



キリスト教でいったら聖書のような経典を配っている人がいました。歌集かな?それを見ながら多くの人が歌うように祈っていました。

台湾のことでガイドさんから聞いた話でいいなと思ったのは、台湾は外食文化が盛んで、朝ごはんは家で食べるなんて考えられない、必ず外で食べるし、夕ごはんもほとんど外食だとのこと。奥さんはほとんどごはんを作らないのだとか。たまに作ったものを食べたら毒殺されるとか冗談交じりにガイドさんが話していました。女性にとっては幸せな国だと。そうですねえ。ごはんを作らなくていいというのはいいですね。日本もそうなってくれないかな。そうやって外で食べても、おいしくてバラエティに富む食文化が発達していて、そして多分安くて、台湾は面白いしこれからが楽しみな国です。
今年はタピオカが流行りましたが、台湾の朝食文化などがもうちょっと日本に入ってきてくれたらいいかなと思いました。

そんなこんなで、令和元年ももう少しでおしまいです。今年もどうにかよい年でした。来年はさらによい年にしたいです。そうなるでしょう。健康あってのものかなとも思います。このブログを読んでくださっている皆さんも、健康に気をつけて、来年をよりよい年にしましょう。今年もお世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。