日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

白鳥に謝るおばさま(白河にて)

2015-04-11 17:19:54 | 旅行
もう春なんですけれども、前回の小峰城つながりで、お正月の話だからお蔵入りするしかないかと思っていた写真を、載せてしまおうかなと思います。
白鳥の写真なんですが、もう白鳥も北の方に帰っちゃったでしょうから全く旬を過ぎています。
お正月に実家に帰った時に撮った白鳥の画像です。

実家の福島県白河市には、冬になると白鳥がそれなりに飛来します。
場所は、年によって違うようなのですが、必ず来ていると思われるのは南湖です。南湖は、松平定信が作った日本最古の公園です。
私の実家の前を流れている阿武隈川にも来たり来なかったりします。

小峰城のお濠には、白鳥が来たのを見たことがなかったのですが、今年、お濠端を通りかかったら、いました!私は初めて見ましたが、母親に聞くと、今までも時々来ていたとのこと。

先日の記事で小峰城復興の様子を載せましたが、それを撮った後、自転車でお濠の方にまわって来た時の写真です。

自転車を止めて、白鳥を見ていたら、白鳥たちが、私がえさをくれると思ったのか、こちらに向かって並んで静かに進んで来ました。いやー目ざといなあ、パンでも持ってくればよかったな、と思いながら、見ていました。



近くまで来て、待っていても私が何もくれないのがわかったのか、Uターンして戻って行きました。ごめんね~と私。





私も自転車に乗ってさらにお濠をまわっていこうとしたら、白鳥たちがバサバサと一斉に飛び立ちました。その先には、えさをやりに来たおばさまの姿が。





ああこういうスポンサーがいるんだなあ、よかった、と思って、少しまた自転車を止めてえさやりを見ていたら、食パン1枚をそのまま投げたりしていて、その食パンのカドが、白鳥の頭に直撃して(笑)、おばさまが「あゴメン。」と謝っていました。このおばさまの、「あ ご免。」の言い方が、地元っぽくて、あたたかくて、いいなあと思って、紹介したいなと思いながら、今日まで来てしまったのです。

白鳥も、エサを確保するのに夢中だから、食パンが頭に当たったってなんともなかったでしょう。

飛び立つ白鳥のバックに、修復工事中の小峰城が写っています。
中学校時代はこの風景を横に見て、通学していました。
今は、桜がきれいに咲いている頃だと思います。

今日の東京と同じような寒々しい写真でした。この時は粉雪もはらはら降っていました。
先日紹介しましたように、19日からお城の見学も再開されるようですので、興味がある方は、行ってみてください。日本百名城の一つです。三重櫓は、国内でも珍しく、鉄筋などではなくすべて木造で忠実に復元してあります。
東京から新幹線は1時間半くらいの乗車で着きますので、日帰りも可能です。

今日も短く失礼します。

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