来月は大祓大祭。 一年で一番暑く、一番忙しい時期。
私がこの教会所の責任者になってから、5年目の夏になった。
年々、参拝者数も減り続けている。最初の年(平成17年)は、お通夜みたいといわれるほど静かだった。信者さんは、昼間のうちに参拝をすませているので、夜、町内の人たちが参拝して下さるのだ。昔は、各や町内にお世話人がいて、ひな形や御札を配布して下さっていた。
黒住さんの夏祭りといえば、伊予市の三大祭りといわれるほど、人々が賑わったそうだ。数十年昔の話だけど・・・
そのお世話人がだんだんと減って、後をして下さる方もいないまま、放置されていた。
私たちは、ひな形を町内に配布することから始めた。灘町界隈で500世帯ぐらい?
チラシも作った。みなみ会や町内の方々も協力して下さるようになってきた。
こうしたらどうか、こんなのはどうかと言ってくださるようになった。
今年は、国鉄通りの回覧板に「黒住さんの夏祭りについて」案内して下さると
申し出て下さった。町内で盛り上げて下さろうと話し合いをしていただくことに
決まった。それも黒住さんからは言いにくいだろうからと、気遣いまでいただいて
2,3人の方が町内会長さんに一緒にお願いして下さった。
これも、いままでの歴史があるから、皆さんが認めて下さっているのだろうと思う。
昔の賑わいを取り戻すのは並大抵のことではない。
でも、年々親密なお付き合いになり、協力していただくことに嬉しくて、嬉しくて
涙が出そう・・・。本当に有り難い。頑張らねばと勇気が湧いてくる。