寒い一日でしたね。
今日 お葬儀の斎主をおつとめいたしました。
悲しいつらい祈り・・・
私って 思い出してしまうんですよね。 今日のような お葬儀は同じ2月に昇天した亡き主人のことを・・・
だから ご遺族の深い悲しみが自分のことと重なってしまいます。
最愛の人の突然の死って にわかに信じがたいし、夢をみているのかと
思ってしまいます。神様のいたずらって 思いたいくらい・・・
黒住教では 人の死は神として新たな出発 そしてご遺族の守りの神となってくださることだとお導きいたします。
残された人々は 神様となられる故人のために心をこめて お祈りいたします。
それは御霊さまへの最高のお供えです。
今日ははじめてお祓いを上げられる方々ばかりの家族葬でした。
それでも よく心を合わせてお祓いを上げてくださり、 背中でその真心を
受け止めながら 私も精いっぱいのおつとめをさせていただきました。
悲しい祈りは やがて穏やかな祈りとなって 心のこもったお葬儀でした。
私 この祈りを生業とさせていただいていることを自分自身の人生において
このうえない宝だと感謝いたします。
何事にもどなたにも祈りの心を忘れず 接していけますように・・・
心したいと思い直しました。