ぎりぎりでかな課題の古典臨書「高野切第三種・伝紀貫之筆」を
仕上げました。 あせることなく 落ち着いて集中力が継続して
書き終えたことにびっくりしています。
梅の花 見にこそ来つれ 鶯の ひとくひとくと厭ひしもをおる
(古今和歌集 巻19 雑体 1011)
私は梅の花をこそ見に来たので 他のものに用があるのではないのだが、
鶯が「ひとく ひとく(人が来る 人が来る)」と私を特に嫌うとは
どうしたことだろう。
古典臨書をはじめてみました。
作者の大意を学んで 生き物(鶯)が自分を見て 私を嫌っていると思ったのは
どうしてだろう? 「ひとく、ひとく」と鳴いたから ?
ゆったりとして空間があって
ちかくにうぐいすがいるなんて
現代ではめったにない 光景です。