私ぐらいの年齢になると
叱られることも少なくなり
これでいいのかなあ?
と思ったりする。
亡き夫に叱られていたことを懐かしく思う。
叱られたときは「なんでよ。」と腹が立ったけど
後で考えてみると 夫の言葉は 案外 的を得ていて
私の短所をよく知ってくれていた。
もう夫のように叱ってくれる人はなく
他人のアドバイスはオブラートに包まれている。
はっきり言われた方がいい時もある。
自分自身を顧みることができる。
宗忠様の御教えに
「何事も御ひかえめになされ候方 一大事と存じ奉り候。 万事進むときは、
はなはだ危うきものなり。 何事も身をつつしむときは少しも苦になることなし。
おごるときは必ず必ず難きたること疑いなし。 ただ天命に打ち任せ有難き一ぺんに
なされ候わばあしきときなし。」 と御導き下さっています。
私は元来おとなしく内向的で、積極的な行動は勇気が入りますが
反面調子に乗りやすいところがあります。
心したい御教えです。
もうすぐ 松山商業高校第71回卒業生還暦同窓会があります。
何十年ぶりの再会をとても楽しみにしています。