みっちゃんのブログ

今日のありがとう

三年日記

2010-08-28 10:10:58 | 日記・エッセイ・コラム

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三年日記・・・2009.2010.2011 の三年日記

このページの7月13日。

2009、が上段、2010が中段、2011が下段。

これは、先日8月15日に昇天された方の日記です。

奥様が見せて下さいました。

とても90歳とは思えないしっかりした達筆な文字です。

今年3月、大腸がんが見つかり、肝臓に転移して末期がんでした。

でも6月までは自宅でいつものとおり、元気で暮らしておられました。

6月18日に入院、

この日記の7月13日 最後の行、「今日も一日ありがとうございました」と

書いておられます。 

ご自身が一人っ子だったから、子どもは多いほうがいいと、五人の子供さんを

授かりました。娘4人、息子一人・・・

入院中は皆が毎日ローテーションを組んで、看病してくれたことを喜んで

おられたそうです。 

ありがとうの文字が随所に見られて、家族を思いやる故人のお心が伝わってきました。

「もう一度、内子に小田川に帰りたい。」と願っておられたとか。

願いは叶うことなく、神様になってしまいました。

 日記は8月2日まで書かれていました。

痛みもなく(我慢していたかもしれない)、最後の3日間意識がなくなったそうです。

愛する家族の方々に見守られての最期だったそうです。

 とても感動的なお話を聴かせていただきました。

次回に続きます。


奈々ちゃん

2010-08-27 11:19:33 | 日記・エッセイ・コラム

 奈々ちゃんは小学一年生。今年の春からお姉さんと一緒にお習字教室に

通い始めて、5ヶ月目、只今7級。

先日の事、夏休みの宿題を書き上げて、お母さんに見せたところ、

名前がひょろひょろしてるよ。もう一度書き直してみたらと言われて

再度宿題「まめ」に取り組んだ。

 まだ一年生の子が小筆で名前を書くことは、なかなか難しい。字の大きさ、形、

字の太さ、紙面への配置など、しっかりそばについて指導。何度も何度も練習したね。

でもなかなか奈々ちゃんが気に入る作品ができない。書くこと一時間、周りの生徒たちも、もちろん私もびっくり。もう一枚、もう一枚と頑張る姿に感動・・・

おまけに8月の課題「うみ」も仕上げた。その間、外ではお母さんが車で奈々ちゃんのお迎えにきていた。

お母さんは、教室の奈々ちゃんの様子をのぞく事もなく、終わるまでじっと待っておられた。私なら、ちょっと心配でどんな様子が気になり、教室の扉をあけていたかも

しれないのにと、お母さんにも感心した。

 こんな経験をして、またひとつステップアップしていく奈々ちゃん。

これからも楽しみながら、お習字を好きになっていて欲しい。

また、子どもたちから教えられた一日だった。

 


めったにないこと

2010-08-26 00:21:02 | 日記・エッセイ・コラム

 この猛暑の続くお盆にお葬儀の斎主をつとめさせて頂きました。

一件は家族葬、もう一件は子ども五人、孫12人、曾孫12人の親族だけでも

100人は参列されたであろう故人の功績が輝かしい告別式でした。

 私がお葬儀の斎主をつとめるということは、めったにないことです。

慣れていませんので、とても緊張します。それでも、続けて2度おつとめさせていただき、有難く思っています。

 告別詞をあげるとき、故人の写真を見つめながら、語りかけるようにしていますと

体の中に暖かいぬくもりを感じました。御霊様が感応してくださったのかしらと

嬉しい気持ちになりました。最後まで無事におつとめができましたので

ほっとしました。まだまだ、自分の時と思いが重なってしまうのでいけませんね。

 


じいちゃん、食べてね。

2010-08-16 13:18:38 | 日記・エッセイ・コラム

 帰省中の孫(4歳)に、夕食のおかずが出来上がると、「愛ちゃん、じいちゃんに

お供えして」と小皿を渡します。すると、愛ちゃんは自分で小皿に色々盛り合わせて

祖霊舎の前にお供えしてくれます。「じいちゃん、食べてね。」と言って、手を合わせています。亡き主人がとても喜んでいます。

愛ちゃんも「じいちゃんが喜ぶから、あげるの。」と言って、いろんなものをお供えしてくれます。花火もお菓子もおもちゃも・・・

 ところが、弟の(1歳の)コウスケくんが、お供えしている小皿を取ってしまいました。

中身がそこらに散乱してしまい、愛ちゃんが後始末をして、弟を叱っています。

「じいちゃん、ごめんね。コウスケがぐちゃぐちゃにしちゃって・・・」

 幼い頃から、御霊さまにお供えするということが自然にできて嬉しく思います。

まだ、残りの花火があるので、あなたと楽しみましょう。


バッタも熱中症?

2010-08-16 12:59:41 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝、ご神前に上がると、何やら緑色のものが落ちている。

榊の葉かな?と思って近づくと、バッタが横たわっているではありませんか。

どこから迷い込んだか、わかりませんが、このバッタ もう息絶えていたんです。

かわいそうに・・・ ここにも熱中症のせいだろうか?

 一緒に朝拝をすませて、庭の草むらに返してあげました。

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