今は亡き姑、芳子さんが私に「自然にそうなったのよ。・・」
と諭してくれた。それは、私がこのお道の後継者となることに
対して、悩んでいた頃、話してくれた。
そんなことを思い出しながら、大晦日を過ごしている。
娘はいつのまにか母親の顔になり、「何か手伝おうか?」と
言ってくれる。彼女も大人になった。
私は、これからも自然体で周囲の人々を愛していきたい。
母として、亡き主人の妻として、一人の人間として、両親の娘として
そして、もしかしたら一人の女性として・・・
毎日の出会いの中で、いっぱい愛していきたい。
ちょっとおしゃべりな彼女、うるさーいと思うときもあるけれど
本当は優しい心の持ち主、少し頑固なおじいちゃん
本当は寂しがりやさんだよね。みんな大好きだよ。