みっちゃんのブログ

今日のありがとう

立教二百年大祝祭奉祝祈りの集い

2013-04-29 12:42:19 | 日記・エッセイ・コラム

4月28日(日)晴天

黒住教松山大教会所では、ご本部より副教主黒住宗道様をお迎えして 教祖大祭に併せて「立教二百年大祝祭奉祝祈りの集い」を執行いたしました。

15の2教区の所長先生方は 全員で祭典奉仕などのおかげをいただきました。

いよいよ来年立教二百年大祝祭をお迎えする私たち道連れ一同は、そのことを

しっかり心におきまして、様々な祝賀行事に参拝・参加させていただいています。

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私は僭越ながら 本日の司会進行を承りました。 

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神事はとどこりなく進みます。 随行の黒住教天王中教会所所長の石原先生は

前講のお話の中でご自身のお父様からご教授いただいたご陽気修行や

黒住教のことをわかりやすくお説きくださいました。

信仰はさりげなく機会をとらえて子供や孫にしっかり伝えていく姿勢が大切であることなど、私もあたらめて 心にお誓いいたしました。

 

所長先生のお孫さん(3歳と0歳)の神文捧呈式もあり、 神様とのお約束が

できました。そのかわいい幼子の微笑ましい姿に思わず 会場から拍手が

おこって お道一家の繁栄を心よりお祈り申し上げました。

副教主様をお囲みしてのお直会懇談会も、おかげ話に花が咲いたようで

ありがたき・おもしろき・うれしきの三喜になりましたことご報告致します。

終日 お道のありがたさを堪能した一日となりました。

皆様 誠にありがとうございました。

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教会所内のさくらんぼがお日様に照らされて つややかでした。


50枚の雑巾

2013-04-28 08:30:06 | 日記・エッセイ・コラム

続き

毎日 毎日 彼女は1枚の雑巾を御供えくださいました。 それは 仕事の合間に

彼女がご自身で思いを込めて 縫ってくださって ・・・

そして とうとう50日の満願 雑巾は50枚になりました。

はじめて お目にかかったあの時 張り詰めていた表情が だんだんとほぐれて

おかげをいただいて 柔らかな穏やかな笑顔が見受けられるようになっておりました。

彼女がなぜ 日参していたのか? 

ここでは詳細は控えさせていただきます。

しかし お母様の御霊・魂をお慰めしていたということだけ お伝えします。

この世に思いを残して旅立たれると 遺族の悲しみは計り知れないことでしょう・・

拝んで 拝んで その思いをお鎮めさせていただくお手伝いをさせていただきましたこと 今でも感謝しております。

その後 彼女は時々お参りくださり 世間話をして帰られます。

お孫さんが誕生されて お幸せそうで何よりです。


一枚の雑巾

2013-04-21 08:03:10 | 日記・エッセイ・コラム

はじめて お会いするその方は 私と同世代の女性でした。

とにかく 中に招き入れて 毎日 お参りしてくださっていることを確認して

今日からは 私もご一緒させていただくこと 了解していただきました。

一本のお祓いをふたりでご神前に御供えして、彼女はお礼を言って帰ります。

何か ご事情があるはず・・・と思いましたが、あえてたずねることなく

その早朝のお祓いは続いていきました。

時には 後ろで嗚咽が聞こえる日もありましたが、 私は黙っていました。

「大丈夫ですか?」と肩に手を置くと 「大丈夫です。」と答えてくださるだけ・・・

50日間と心に決めて お参りしてくださることをお聞きしたのは、 ずっとあとのことでした。

新米所長へ神様からのおあてがい ご修行だと感じ入り 毎朝 彼女を待ち続けておりました。


1枚の雑巾

2013-04-17 07:51:26 | 日記・エッセイ・コラム

ある寒い朝のこと

私が教場に上がり、教会所の鍵を開けようとしました。ふと見ると まだ暗い中に

1枚の雑巾が しかも お賽銭箱の上に置かれていました。

こんなことは初めてのことでした。

(誰かが お参りしてくださって お賽銭のかわりに御供えくださってのだろう・・・)

その白い雑巾を御三宝に入れて、ご神前にお供えしました。

そして 翌日も同じことが続くのです。

5日目のことでした。どなたがおまいりくださったのだろう?

何時頃 ここを開けておけば いいだろうか?と考えて、

今までよりも 早起きして その方をお待ちしておりました。

丁度 私が黒住教郡中中教会所の所長を拝命して、一年が過ぎたころでした。