みっちゃんのブログ

今日のありがとう

叱る。

2009-11-29 00:36:27 | 日記・エッセイ・コラム

夕方、お習字教室の生徒のお母さんから、電話がありました。

どんな電話?

私へのお詫びの電話でした。

「今日、娘がお迷惑をおかけしました。」

と話して、一年生のにちかちゃんに電話をかわりました。

お母さんにずいぶん叱られたのでしょう・・・

元気のない声で「先生、ごめんなさい。」

「いいよ。電話ありがとう。でもね、これからは、やっぱり一人で

お家まで帰るのは、やめようね。

にちかちゃんの家は遠いから、お迎えが来るまで待っててね。

わかった?」

「うん・・・」

そして、お母さんが「よく言い聞かせましたので、これからも

宜しくお願します。」という事でした。

お習字が終わって、お迎えを待ちきれなくて、ひとりで帰ると

言い出して、私が目を離したすきに本当に歩いて教室を

出て行ってしまったのでした。直にお迎えが来ましたので、

ことなきをえました。ちょっとしたひと騒動があったのでした。

この若いお母さんが、兄のひろとくんから、事の一部始終を聞いて

すぐに電話をかけてきて、にちかちゃんに「ごめんなさい。」を

言わせて、自分のしたことをきちんと謝らせたことに感心したのです。

 子育ては自分育てともいわれます。

お習字教室では、保護者とのやりとりもあり、学びの場でも

あります。


勇気を出して・・・

2009-11-27 23:17:29 | 日記・エッセイ・コラム

なかなか出来ないことを勇気を出して挑戦してみる。

私は、人から頼まれ事をされると、なかなか断りにくい性格のようです。

今日、妹から「姉ちゃんは、ひとがいいけん、なんでも引き受けて

忙しい、忙しいと言ってるけど、今回の件は、断りよ。

男の人とは、違うんやけん、家庭のこと、しっかりせんと・・・

たまには、妹の言う事も聞いてよ。」と言われて、

考えていましたが、勇気を出して、きっぱりとお断りしようと

決心しました。具体的な内容は、書き込みできませんが、

冷静に考えてみると、今の私には、無理な依頼です。

無理をすると、続きませんね。

たとえ、お道といえども、できないこともあるのです・・・


いっぷく亭にて・・

2009-11-26 18:55:25 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、ちょっとおよりんか「郡中いっぷく亭」のボランティアの日。

お向かいのたちばな医院が経営する老人保健施設に入所しておられる

お年寄りの方がお二人、車椅子でヘルパーさんに連れられて

来て下さいました。先週もお越し下さり、お茶を召し上がって帰られました。

同じようにお茶をお出しして

少しおしゃべりをして、その名のとおり、いっぷくしていただきました。

これが、本来のいっぷく亭の役割なのです。

このおばあちゃん、とっても喜んでくださり、施設では機嫌がよくなかったのに

ここに来て、会話も弾み、笑顔が見られ、帰り際に合掌してくださいました。

あのきれいな笑顔、心を写しだしているようでした。

こちらまで、こころが洗われた思いをしました。

ありがとう・・・おばあちゃん。

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ストレス社会

2009-11-25 11:05:52 | 日記・エッセイ・コラム

私たちは、毎日の生活の中で、知らぬ間にストレスを感じています。

先日、ある研修会でこんなことを学びました。

毎年、3万人以上の方が自殺で命を失っています。

なんて悲しいこと・・・と思いますね。

自殺をする人はうつ病になっていることが多いようです。

私もうつ病にならなくても、心がうつ状態になることがあります。

やる気がでない。・・・などですが、

誰かに話を聞いてもらうだけで、心が軽くなるものです。

その誰かが、配偶者、両親、兄妹、友人・・・などなど

やっぱり相手は人なのです。

高齢者のストレスは、配偶者の死が一番のストレスだといわれます。

年齢からくる様々な不安や心配ごと・・・

長寿社会の表と裏・・・

私は両親の看病、介護、母との別れを経験していく中で、

家族のあり方を模索しています。

父は、母を失ったストレスでうつ病になりました。

今は寝たきり状態で入院中です。話しかけても言葉は返りません。

隣のベットの人も同じような方です。

これが終末医療なのかと空しさを感じてしまいます。

かといって自宅で看病や介護を続けるのは困難です。

父に対して、もっと母の話をして、お互いに共有しておけば

よかったのにと後悔しています。