みっちゃんのブログ

今日のありがとう

新茶の頃

2009-06-04 07:58:19 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日は、久しぶりの雨。

生き物たちが嬉しそうに息をしています。

あるお宅へ家祓いに伺いました。ご夫婦だけのお家庭です。

ご主人が旅行でお留守でした。奥様をこの時を待っておられたのです。

ゆっくり、おしゃべりがしたかったようです。

ご神前をリューアルなさって、嬉しそうなお顔が印象的でした。

丁重に厳粛におつとめの後、今年の新茶をいただきました。

3杯もいただいてしまいました。美味しかったのです。

お話はとめどなく、奥様がひとりで話されます。

いつも、私は聞き役に徹しています。それが性に合っていて楽です。

現在もさまざまな病気を抱えながら、またいろんなトラブルにもめげず、

解決のために奔走されて、一段落したところのようです。

「私は、教祖の神様におすがりしています。」と強く、はっきり言われます。

「それでも、愚痴もでます。」

困難は乗り越えてみると、人を強くしています。

一緒に話をしながら、涙したこともありました。

世の中、どうにもならないこともありますよね。

でも、あきらめないでいると、何とか道ができているのです。

目に見えない何かを信じていることほど、強いことはないと思います。

ひとそれぞれのおあてがいがあって、格差も感じたりします。

でも、そのとき、その場で神様の純なるお導きだと信じます。

お話しながら、いつもと違う何かを心に感じてしまいました。

強い何かです。道を求めるもの同志なんです。

このひとときを大事にしたいと心から切に祈りました。